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2006年12月17日
肩肘張らなくても
「新教育基本法」なるものが成立寸前であるが、盛り上がりは乏しい。 つまり、「教育」というと熱心になる連中は「水を得た魚」のようにはしゃぐが、国民の多くは無関心とまではいわないが、「仕方ない」というところか。
教育の話になると大学でも同じ。 「教育は重要」という主張には反論できない。 ただ、ほとんどは教育テクニックの話になり、「誰々は教えるのが上手い」というのが関の山。 それなら、先生はアナウンサー教育講座とか吉本のお笑い養成講座を受ければいい。
もともと「教育」についての議論は好きではない。 何故なら、ここまで「自分の教えられること」を聴きたいという人に「できるだけのことをする」という姿勢でやってきた。 聴きたくない人に教える必要はない、というスタンスでもある。 このため「対話」は欠かせない。 「何が聴きたいの?」というところから始まるからである。
できるだけ多くの人に対応できるようにアンテナは広く張っているつもり。 もし、その日に対応できなくても、1日あれば次の日にはなんとかできる。 無理なことには「できません」ということもあるが。 「教育」とは、そんなに肩肘張る話でなくて、「聴きたい人」に「教えてあげられることを伝えるだけ」と思っている。
年が明けたら、「基本情報技術者セミナー」をやろう、というのもそういうこと。
投稿者 tadashi : 2006年12月17日 06:19