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2007年01月18日

KJセミナーといえば

能力開発(大げさにいえば創造性開発)の方法として有名なのはKJ法で、KJはKawakita Jirouさんの頭文字である。 じつを云えば、なんでこんな方法を珍重がるのか、昔から理解に苦しんでいる。 70年ごろ、「キャンプを張ってこれをやってると、はじめはボンヤリしていたことが、夜が白む頃にはハッキりしてくる」なんていう体験談も読んだことがある。 

ブレーンストーミングの好きな人にはいい、が個人的には全然興味がない。 こんなことをしないと「物事を整理できない人」とつきあうのは疲れるからである。 文系と理系の違い、みたいなものであるが、「やりたいことが沢山ある」ので、ヒマな人とつきあってはいられないのである。

ブレーンストーミングの好きな人が中間管理職だった場合、部下の中には辟易とするのも居るだろう。
自分が働く代わりに「人を働かせたい」という連中が多いからである。

今回大学で始める「基本情報セミナー」を、頭文字で略したら「KJセミナー」になった。 
「昔からあるKJセミナーとは違うよ」と念を押しているのである。

投稿者 tadashi : 2007年01月18日 07:31

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