2007年01月08日
納豆
大学生になって(本当に)初めて食べたのが「納豆」である。 朝食に納豆が出たときに、「これが納豆か!」と、まぁ素直に受け入れることはでき、好きになった。 じつは、野口英雄が子供の頃に朝「納豆売りのバイトをした」という話を読んだときも、「甘納豆を朝売るのは???」と思っていたからである。
あの頃はまだ神戸では、というより関西では、納豆は普及していなかった。 今では、関西でもふつうに食べるようになっているが。 広島は昔から食べているのか、1970年に来たときすでに、ごく普通にスーパーで売っていた。
「食の均一化」という現象はすざましい。 これは日本国内だけでなく、世界レベルである。 中華料理は昔からそうであるが、日本料理も「すし」を始め、どこでも食べられるようにはなった。 ただし、本当に日本人に向いてるかどうか、は別問題。 怪しげな日本食もあるので、要注意ではある。
「納豆」は朝食用だから、欧米で朝納豆を食べようとなるとホテルのレストランになるが、日本食の朝食のあるホテル、となるとかなり限られる。 フランクフルト空港のシェラトンの朝食で、一度日本食レストランに入ったことがあるが、「納豆」は出てこなかった。
どうしても食べたいときは、日本の食材を売っている店へ行けばいい。 旅行の場合、時間に制約があるから、そこまではしないが。
投稿者 tadashi : 2007年01月08日 04:11