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2008年01月23日

ウイキペディア

確かに便利であるが、「XXについて述べなさい」というと、こちらが用意したpptのスライドとか教科書とかを無視して 、「Wikipedia へまっしぐら」でそれを写すのが居る。 なんせ全員ノートPCをネットにつないだ状態で授業をやってるから、「これは便利」と思うのだろう。

対抗策として、出題したこちらも一応見ておくように心がけるようになった。 そして、ここはいいけどここはダメ、というようにしている。 教科書も高いのだから、できるだけ活用させないといけないし、多くの学生さんはそうしてくれてる(と思っている)。 「教科書を汚す」ようにしないと意味がない。

じつは英語教育には、本家アメリカのWikipediaは悪くない、と思っている。 しかし、この場合も日本のWikipediaに「そのままの訳」がないことを確かめてる。 もし、機械翻訳されたら「そのまずさ」を指摘する以外はないし、これはWikipediaでなくても起こること。 来年度から始まる「情報英語」でも同じことが起こるだろう。

「IT時代の教育」は、教員もいろいろ考えないといけない、のである。

投稿者 tadashi : 2008年01月23日 01:30

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