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2009年03月27日

鞍部点

3次元曲線の馬の鞍(くら)の形状をしたところのテッペンを鞍部点という。 ゲームの理論では2者がせめぎ合う頂点部分で、ここを越えると一方の勝利になる。 官僚支配を打破するには、この鞍部点を越えないといけない。 国レベルでは、いくら民主党が勝っても、至難の技であると思う。

卑近な例では、現大学は非常に官僚的で、いまや国立大よりも官僚的な面がある。 いろんな批判があって、それなりに国立大も改善されてるから、「えっ、今ごろなんで?」ということもある。 最近もある先生が科目履修生のことで嘆いておられた。

じつは、昨日、「えっ、なんで?」と云ってしまった。 4月から新講義棟がフル稼働するため、現駐車場が廃止される。 非常に便利な場所にあるので残念ではあるが、それはそれで仕方がない。 ところが駐車場の移動で、「通勤届けの変更書類を書け」と云うのである。 南から入るのが、東から入るだけの変更である。 再度理由を聞くと、通勤路が変わるからとか距離が変わるから、と云う。 こっちが変更を望んだわけではないのに。

まぁ、担当者をせめるのも酷な面があるので、部屋に戻ってGoogle Mapで距離を見積もったが、せいぜい100mぐらいの差。 58Kmの通勤距離から見ると誤差範囲。 道路は選択肢が1つ増えるが、しゃくなので前の通りにした。 学長すら時に「なんで?」と云うこともあるくらい事務機構は古い面がある。

まぁ、鞍部点を壊すのは無理としても、出来るだけ低くしないといけない、

投稿者 tadashi : 2009年03月27日 05:39

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