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2010年04月09日
今思えばウソみたい
本やら書類やら勤務先ではドンドン捨てたけど、家ではまだその整理が続いている。 時間のかかる理由は、捨てるまえに見るからで、見るとつい読んでしまうから。 昨日の夕方も、KDD研究所のI さんのインターネット誕生時代(1985年)の記事を読んでしまった。 I さん自身はよく知らないが、記事には知ってる人が沢山出てくるし、つい当時を思い出してしまった。
回線はKDDを使わないとアメリカとは通信できないし、KDDはそれを商売にしてる会社だから、大学の先生だからといってタダで使わせるわけにはいかない。 このへんのいきさつは、一番の当事者が苦労したことがよくわかる。 広大時代でも、最初はそれなりにちょっとしたことがあったからである。
先端的に世界につながってる大学に接続させてもらわないと、ネット接続(Bit Net)ができない。 一番近かったのは京大だけど、そこまでは専用回線代が200万円/年だったか必要。 1研究室では大変なので、いくつかの研究室で出し合って60万円くらいの負担でつないだ。 カナダ帰りのY先生の強いプッシュがあった、と記憶している。
こんなことをしてると、身辺整理はいつ終わるかわからない。
投稿者 tadashi : 2010年04月09日 00:12