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2010年06月16日
ヤミにもぐると危険
酒は飲めないから、「禁酒法」が出来ても全然かまわないが、アル・カポネの例からわかるように、ヤミが支配しマフィアが増長する。 そういう意味で、好ましくないことも「ある程度なら合法」とせざるを得ない。 しかし、その適度の基準が国によって違うから、大麻の問題も生じる。 国による基準の違いは、拳銃所持でも同様である。
賭博の問題も同様で、欧米では地域を限定するが、カジノは公然の賭博場として認められている。 日本では、パチンコ屋が(ほんの一部であるが)カジノの役目をはたしている。 スポーツ賭博としては、競馬、競輪、サッカー(toto)があるが、たしかに野球にはない。
うちから空港に向かう途中にも馬券売り場が出来て、それなりに繁盛してるみたい。 「人間はアホな動物である」という前提なら、ある程度は仕方がないが、戦後のドサクサから誕生した「パチンコがすべての元凶」みたいな気がする。 つまり、コンビニみたいにアチコチにあり簡便すぎるし、朝9時から開店待ちで並ぶ光景は異常である。 欧米では下駄履きでは、カジノへ行けない。
賭博に行くには「正々堂々」という雰囲気の国なら、琴光喜もアホなことはしなかったのではないか。
投稿者 tadashi : 2010年06月16日 15:14