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2010年06月17日
賭博にも不況の影
今や「サンダル履き」が正確だけど、下駄履きで行ける日本のパチンコ屋、庶民の娯楽として定着している、 しかし、数年まえから不況の影響からか、CMの数がぐんと増えた。 パチンコ屋も栄枯盛衰の時代、賀茂自動車学校(西条)のまえの昔のアイドルは更地になっている。
パチンコ業界がなくなると、雇用に悪影響が出るし、警察官の再就職先も減る。 不正行為でモメたとき出てくる従業員は、もと警官と思うべし。 20年以上もまえの話だけど、大学院主任にあたってたばかりに金沢の警察署まで行った。 パチンコ屋でつかまった中国の留学生の首実検のためである。 向こうからは見えないマジックガラスのこっち側から、取調室を眺める役目だった。 しかし、取り調べ調書はお粗末で、紙数ばかり消費して中身はほとんどなし。 警察官のレベルの低さをあらわしていた。
福山の草競馬も、市議会が廃止を決めたが、関係者は「続行」の動きをみせている。 年間赤字1億は自分たちの収入を減らしてでも、と云ってるが、累積赤字は20億。 続行しても好転の兆しはないが、関係者850人の就職先探しは大変。 でも、公営でなく、自営で存続できないものは仕方ないだろう。 福山市民ではないが、そうでなくても住民税は高いのだから。
いずれにせよ、赤字の出る公営賭博をやめるべきである。
投稿者 tadashi : 2010年06月17日 01:11