2010年07月30日
「こより」は風で飛んでしまう
こより(紙縒り)と云っても、若い人に通用するかどうか? 紙を縒って(撚って?)ひも状にしたもので、和紙を綴るのに使う。 今では、七夕飾りの短冊を竹につるすのに使われる程度でないかと思うが、この日本文化の名残りみたいな「こより」を依然使用しているのが、広島工大である。
試験期間に行われる試験には統一用紙があって、これがB4の縦長。 一番上に「こより」を通す穴が2つ開いている。 集めた解答用紙に、短い「こより」を通して担当者に渡す仕組みになっている。
試験監督のとき、たくさん用紙があると、つい「こより」のことは後回しになる。 そして試験終了後、綴じようと「こより」を探すとなかったりする。 初めに封筒に入ってたのは確かめてるから周りを探すが、見つからないこともあった。 エアコンの風で飛ばされ、そのあと蹴飛ばされてどこかに行ってしまったのだろう。
今回は一週早く授業が終了したので、統一試験の枠外で期末試験を実施できた。 「こより」のお世話にならずにすんだのは、「なにより」であった。
投稿者 tadashi : 2010年07月30日 07:50