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2010年12月30日
1980年ごろ〜その2〜
並列プロセッサAKOVSTで、まずは並列描画の実験をしていた。 当たり前のことだけど、「きれいに分割されたタスクならスピードは4倍になる」というような実験で、今ではマルチコア・プロセッサのやってること。 もちろん、アセンブラ全盛(?)の時代である。 そしてアカデミアの人間としては、国際j会議と学会論文誌というお決まりのパターンをとった。
1980年の発表ということは、1979年の学生さんの仕事が中心で、計算機研としては2期生ということになる。 (院生を別にすれば) Iida, Ito, Ozaki, Chiba, Katayama, Matsumoto の6人。 Ozakiさんはコメントを送ってくれた人。 美祢出身の Ito さんが云っていた、「自分以外はみんな無線研」。 無線研に占拠された研究室だった。
インターフェースに書いたEuroGraphicsの紹介記事(最初のページのみ);
やがて、AKOVST程度のグラフィクスでは勝負できなくなった。 グラフィカのような専業メーカーにお任せし、別の道に進んだため、これ以降グラフィクス関連に国際会議には出ていない。
投稿者 tadashi : 2010年12月30日 18:54