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2011年03月05日
デフレなのに下がらないものは
「大学の授業料」である。 昔の感覚でいえば、国立大は初任給の半額10万円が妥当な線だけど、せめて30万から40万程度まで下げる努力をしないいけない。 国立大で授業料収入の占める割合は20%程度だから、企業努力で改善可能だろう。 法人化してから、各大学で授業料を設定できる。 こういう名乗りを上げる大学があればいいのだが。
私大の場合、国からの助成が20%ほどだから、8割は授業料に依存する。 もし、国立が40万なら80万ほどになる。 文系ならこれでいいが、理系はやや苦しいので100万くらい。 これでも現状より2割か3割減になり、親は助かるだろう。 「子供手当」なんかより、よっぽどマシなはず。
もちろん、こういう合理化でつぶれる私大が増えるが、それが正常な姿。 とにかく、今の日本の大学数は異常。 授業料の上限をつくって、大学数を整理したほうがいい。
投稿者 tadashi : 2011年03月05日 08:47