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2011年05月24日

過去に戻すのは至難の業

イスラエルが、自国の平和と安全のためと云って領土を拡張し続けてるので、パレスチナとの和平は行き詰まっている。 オバマは、中東和平のために「1967年の国境線を守るべき」と、イスラエル首相ネタニエフに譲歩を迫った。 しかし、予想通り受け入れられなかった。

中東の場合、アメリカはどうしてもイスラエル寄りな面がある。 だから、歴代の大統領はこういう話をしたことがない。 オバマは、公平な立場でみれば当然のことを云っただけだが、これを受け入れないだけの武力がイスラエルにはある。

領土問題の解決は難しい。 話合いで解決できるようなものではない。 アジアに話を置き替えれば、中国の進出がそれに当たる。 いったんイスラエルのように領土拡張をしてしまうと、十分それを維持する武力を備えつつあるので、元に戻すのは至難の業である。

投稿者 tadashi : 2011年05月24日 10:24

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