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2011年08月23日
壇ノ浦へ 〜奢る平家は久しからず〜
リビアのカダフィ大佐、福原の都から「一の谷」、屋島を経て壇ノ浦で滅んだ平家を連想してしまう。 カダフィがトリポリから脱出できるかどうか。 長年カダフィの周りで甘い汁を吸ってきた連中も多い。 それが証拠に政権崩壊までけっこう月日がかかったし、まだ最終決着まで少し時間がかかりそう。
「一の谷」は須磨(神戸市)のすぐ西にあり、子供のころの遊び場の一つだけれど、すぐ背後には山が迫っている。 源氏は、鵯越から7つの山を越えて、一の谷へ背後から迫った。 崖のように急な斜面なので、二の足を踏んだ武将が多かった。 しかし、源義経は鹿が降りていくのを見て、「鹿も4つ足、馬も4つ足」といって崖を懸け降り、平家の陣を背後から襲った。 まぁ、義経の伝説だから、つくり話かも知れない。 今回のトリポリの攻防から、子供のころ聴いた話を思い出してしまった。
リビアの事情を中国TVは特派員が伝えている。 中国と違い、日本はアフリカを重視しているとは云えない。 民間にすべてを任していると、リビアの油田は中国にとられてしまうだろう。 しょうもない「D級グルメコンテスト」をしている間にも、世界は流動している。
誰が首相になっても、当分は期待ができない国である。
投稿者 tadashi : 2011年08月23日 07:11