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2011年09月11日

10年まえの9・11のこと

2001年は7月半ばから8月初めまでは、フロリダでの国際会議を中心にアメリカにいた。 西海岸からはシカゴ経由で往復した。 ニューヨークへ寄ることも考えたが、都合のよいフライトがなかった。  United Airlineはニューヨークからオーランドへ飛ばしていなかったし、US Airは好きではなかった。

ちょうど9・11前後はH先生(当時北陸先端大)に院の集中講義をお願いしていた。 H先生には大学会館に泊まってもらっていたが、「TVで大変なものを見た」旨翌日の講義で早速話していた。

9・11のいろいろなドキュメントをNHK(BS)で見た。 しかし、飛行機の衝突に対し、「崩れおちるようなビルを設計していたのはミス」という論調がないのはおかしい。 あの日TVを見ていた人は、衝突した階より下は大丈夫、と思ったはず。 「防災」という観点からは、高層ビルは「欠陥ビル」というべきだろう。 そのほかの高層ビルも同じようで、防災はムリ。 「予知」しか倒壊を防ぐ方法がないみたい。 だから、アメリカはピリピリしている。 防災の観点からは、もっと丈夫なビルをつくる必要があるはず。

ロバート・ゲラー先生はアメリカへ戻って、もっと「予知より防災の持論」を展開しないといけない。

投稿者 tadashi : 2011年09月11日 02:41

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