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2012年03月03日

入試制度の改革が必要 〜日本の未来のために〜

秋入学もさることながら、入試制度がこのままでは日本の未来は暗い。 持論はなんども書いてるように「入試廃止」であるが、高校卒業後の「検定試験」は必要。 無償化したからには「それなりの代償も必要」と実施時に書いた。 検定さえ通れば全員とにかく大学へ入れればいい。 クイズ番組みたいなセンター試験も資格試験なら許容できる。 競争試験に使うのは愚の骨頂である。

大学入学後の2年間はカレッジ並みとして、ここで半分ぐらいに絞られる。 大学に不適な人は1年終了とか2年終了でお終いにしていただく。 このカレッジは旧制高校のイメージに近い。 どうせ高校を無償化したのだから、中高一貫の5年制でいい。 そうすればカレッジ終了は今の大学1年終了と同じ年齢になる。 カレッジは地元で十分で、このあと専門は各地でホントに適したところへ行けばいい。 卒業時にはカレッジ入学時の1/3ぐらいになるだろう。

もちろん大学数も多すぎるから統合が必要で、世界レベルで通用する大学以外は不要である。 そして、もっと重要なことは大学の学費は、無償あるいは昔並みに安くしないといけない。 これからの日本では、親が援助できない学生の増えるのは目に見えている。 親の経済力と無関係に「優勝な人材」を育てないと日本の未来は暗い。

「入試制度の改革が必要」としたが「大学制度の改革が必要」なのである。

投稿者 tadashi : 2012年03月03日 06:04

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