きれいな思い出
(2)
(まじ話です。ノンフィクションですが、登場人物は全て仮名です。)
18歳 4月21日
高校へOBとして行った。
応援団の方を見た後、生徒会室へ寄った。
卒業式の日に話し掛けてくれた女の子が、
それだけ聞くのがやっとという感じで、
”来年は大学どこ受けるんですか?”
”これからも来てくれるんですか?”
聞いてきた。
まだ、俺のファンがいるんだ・・・と思うとうれしかった。
18歳 5月1日
高校の定期戦を見に行った。
観にいったというより、応援しに行ったようなもんか。
この間の女の子の名前がわかった。
ゆみだそうだ。
同じくOBの元生徒会長が
あの子は俺のファンだと言い出したので、
それから、なんやかやと冷やかされた(^_^;)
彼女は野球場では顔真っ赤にして、頭下げてあいさつしてたし、
生徒会室に入って来た時も顔真っ赤にして、顔そむけてた。
生徒会役員の女の子がしきりに
”かわいいでしょう?”
と言っていた。
ただ、素直じゃあないかもね。
元会長が、
”背も似合いじゃん”
というと、
”いえ。これからまだまだ伸びますから”
”○○日が誕生日なんです”
と言うので、
”じゃあ、プレゼント持ってくるよ”
と言ったら、
”いえ。いいです。休みますから”
聞いてもいないのに教えたくせに(^_^;)
18歳 5月??日
高校へ行き、ゆみへプレゼントを渡した。
”学年は2つだけど、実質1年くらいしか違わないね。俺たち”
”私、本当は18歳なんです”
”なんで?”
”私前に交通事故に遭ってそれで1年遅れたんです”
”ほんと?”
”うそです”
( ̄□ ̄;)!!
どうしよ・・・ わけわかんねえぞ。こいつ(^_^;)
ゆみが帰ってから、ゆみが転校するという噂を聞いた。
18歳 5月25日
高校へ行って、ゆみに転校の件を聞いた。
”そういう噂が流れたんですけど、行かない事になったんです”
帰り際に、ゆみは言った。
”兄として、ばかな妹を見守って下さい”
(^_^;) 恋人には・・・・ なれないのかなあ。
18歳 6月29日
今日は学校へ行かないつもりだったが、行ってしまった。
副会長の鈴木(♂)が手紙をよこした。
”ゆみさんが今日来るかもしれないって待ってましたよ
2−5にいるから行ってやったら?”
2−5へ行くと部活の練習中。
しかも・・・・・・
去年、1週間くらいでふっちゃった子(えみ)がいるじゃん(^_^;)
いくらなんでも、その子の前でゆみには話し掛けられない。
帰る間際に鈴木が、
”先輩、行ったんですか?”
”行かないよ”
”どうして?待ってたんですよ”
だから、いけなかったんだってば(^_^;)
何も知らんのか。こいつは。
まあ、行けなかった原因の子も、今生徒会室にいる事だし、
と思って2−5に行ってみたら、もういなかった(^_^;)
きれいな思い出(3)へ
戻る