発責 大館市東台6-5-83 鷲谷豊  

  北羽歴史研究会 会報  NO.193 2007(H19)年.10月1日

 

10月18日、古文書学習会を開催します、ご参加ください。

 

下記により今年度第3回古文書学習会を開催します。

         記

日時・・10月18日(木)13:10〜1530   場所・・大館市中央公民館

講師・・千葉克一氏

 

テキスト1、関東より参候御系図写・佐竹系図

          

テキスト2、御系図并御附人等之儀に付覚・羽生新七

                                                                   以上

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■ 9月6日実地研修会を終える。

      研究発表会の予定、11月18日(日)

会員各位より発表を募ります。申し出でください。 テーマは各自由、

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■ 催事情報 1、秋田県公文書館・歴史講座

 ・10月12日(金)13:30〜15:00      (往復葉書申込10月4日まで、定員40名)

テーマ・天保の大飢饉と北浦一揆 講師・茶谷十六(民俗芸術研究所理事長)

 ・11月16日(金)13:30〜15:00  (往復葉書申込10/18〜11/8まで、定員40名)

テーマ・奥羽列藩同盟から離脱した秋田藩 講師柴田次雄(秋田大学史学会会員)

2、秋田県公文書館・古文書解読専修講座

  ・11月13日(火)10:00〜15:00    (往復葉書申込10/15〜11/5   定員40名)

■ 安藤昌益全国フエステイバルin千住  於東京都足立区北千住・東京芸術センター

 10月13日(土) 13:00 フオーラム全体会・基調報告「安藤昌益の医学」石渡博明、

特別報告「安藤昌益の平和思想」村瀬裕也、「安藤昌益の飢餓観」菊地勇夫。司会矢内信吾。

 10月14日(日)9:30〜12:00 分科会・1)千住の安藤昌益、2)八戸の安藤昌益 

3)大館の安藤昌益(鷲谷豊担当) 4)医者安藤昌益、5)思想家安藤昌益。 各報告。

  13:00 演劇・ひとり芝居・出立つ日・柾谷伸夫、 14:00 講談・安藤昌益発見伝・宝井琴桜、

  10月13日11:00〜 14日15:00  資料展示・書籍販売。 注、大館郷土博物館の貸出有

 ・主催・安藤昌益と千住宿の関係を調べる会・安藤昌益の会 後援・足立区・同教育委員会他

 

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■ 第44回実地研修会を終える・9月6日

折から南からの台風が近づいており、津軽地方は雨の確率60%の予報もあって天候が心配さ

れたのですが、無事に終えることができました。参加は16名。 予定通り出発して、青森

icを降り、国道バイパスから古羽州街道跡に出る、新城城跡がある。橘次氏・安東氏・新城

孫二郎などが城主であった。津軽新城というのはJR駅名、古街道は踏切を渡る、左手に金

峰神社がある。古街道は現在県道234号、北上して油川に着く。ここは左り松前街道・右青

森方面奥州路への分岐点である。

三叉路近くに「羽州街道松前街道合流之地」の碑と説明板が建てられていた。三叉路正面か

ら街道碑まで広い屋敷は「喜久泉」という老舗の酒屋さんである。屋敷右の入口から奥の方

は近代建築の工場倉庫だが、街道に面した建物は雪よけのガンギもそのまま古い重厚な造り

を残している。これは奇特だ珍しい文化財ものと見物におよぶ。土間・座敷広く、やはり豪

商の店と感心。現在事務所は建物内の右一角を使用していた。突然予告なしでの訪問だったが

、偉い人の指示で妙齢の女性が案内してくれる。時間もこれあり酒蔵までは、とてもと早々に

切り上げたが、テッシュのお土産を頂いたり結構でした。終わってバスを港へ。油川漁港の波

止場から、はるか青森方面八甲田の山々を眺める。吉田松陰が二矢村(現磯山集落)から青

森へ船で行ったとき「はるかに青森の神田嶽を望み」と記しており、その故事を想い起すこ

とができた。松前街道から新バイパスにでて中世油川城の台地を遠望して、内真部館と尻八

館は、あの辺の山のあたりと省略、蓬田八幡宮(蓬田城址)へ向う。赤い鳥居の八幡宮、城

郭堀跡の一部は今も歴然。蟹田の港へ、フエリーの出航をみたいと思ったが出た後だった。

展望塔へ登る。観爛山公園(蝦夷館)からも陸奥湾を見晴るかす。平舘、ここからは津軽国

定公園の海岸、街道松並木から海浜歩道へとジックリ歩く。東風なので小さいながら三角波

が寄せている。この情緒はいかがでしたかな。津軽藩砲台跡も灯台も傍の海辺公園で昼食と

する。オートビレッチの食堂利用はお二人さん。コロコロ川過ぎて高野崎の展望広場で北海

道との海峡を眺める。波のない静かな海、北海道は見えなかったが、西の彼方に竜飛崎・帯

島が見えていた。菅江真澄や吉田松陰の紀行の袰月・大泊、今別を経て厩石義経公園へ、算

用師をへて竜飛港へ、階段国道を少し歩いてみる。竜飛崎山上から、ひたひたと陽に輝き悠

々たる日本海を見る。略…帰途あじさい道路よりまた海峡を見……以下略。

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     矢立峠歴史の道

秋の刈払い9月26日に出動。夏に不十分の明治新道を重点、古街道も要所を刈る。

津軽側明治新道はすでに幅広く刈払い気持の良い道になっていた。謝々。明治新道

は秋の散策お勧めコースです。古街道の矢立杉跡も、どうぞよろしく。Wa

 

 

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