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■ 規 格 ■ |
フォーラム |
DVD-Video |
映像用。映像信号圧縮方式としてMPEG2を採用し、ディジタルサラウンド方式としてDolby Digital(AC-3),5.1チャンネル・デジタルサラウンドを採用し、高画質と臨場感あふれる音声を実現。最低3ケ国語の吹き替えと4ケ国語の字幕に対応可能。
5.1チャンネル・デジタル・サラウンドとは、前方2チャンネル、後方2チャンネル、セリフ用センター・チャンネルとすサブウーファ0.1を加えたもの。 ディスクは直径約12cmで、片面一層(4.7GB),片面二層(8.5GB),両面一層(9.4GB),両面二層(17GB)などがある。片面一層で約133分の映画の収録が可能。 |
DVD-Audio |
音楽用。CDと同じ、量子化ビット数16ビット、サンプリング周波数44.1kHz(キロヘルツ),2チャンネルで4.7GBのDVDに記録すると約444分(7時間24分)の音楽が収録可能。 | |
DVD-ROM |
再生専用。 | |
DVD-R |
1回だけ記録(ライトワンス)することが可能。記録するには、専用のDVDライターと呼ばれる機器およびソフトウェアが必要。
容量は片面で3.95GB,両面で7.9GB。 |
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DVD-RAM |
何度も書き換え可能。相変化記録方式という方式を採用。容量は片面で2.6GB,両面で5.2GB。
グルーブ(メディアの凹部)とランド(メディアの凸部)に記録。回転制御方式はZCLV(Zone Constant Linear Verocity)を採用。 |
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DVD-RAM2.0 |
物理トラック幅を従来の0.74μmから0.59μmに狭め、容量を従来の片面で2.6GBから4.7GBに引き上げた。
データ転送速度が従来の約11Mbpsから約22Mbpsに。また約1.5GBの容量を持つ8cmメディアを制定。 |
メーカ |
DVD-RW |
パイオニアが提案。書き込み構造はDVD−Rと同一で相変化材料で反射率を引き上げて書き換え可能にしたもの。容量は片面4.7GB。DVD−ROMとの互換性を高めるためにグルーブ(メディアの凹部)にのみ記録。
回転制御方式はCLV(Constant Linear Verocity)を採用。 データの書き換え保証回数が約1000回と少なめ。 |
DVD+RW |
ソニーがオランダのフィリップス、米国HPと共同で欧州の規格審査機関(ECMA)に提案。
容量は片面3.0GB。DVD−ROMとの互換性を高めるためにグルーブ(メディアの凹部)にのみ記録。 回転制御方式はCAV(Constant Angular Verocity)を採用。 |
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DVD+R |
DVD+RW陣営によるDVD+RW規格のライトアットワンス版。DVD+RWに比べてDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブなどとの互換性が向上。 | |
独自サービス |
DIVX |
Digital Video Expressの略。米国大手家電量販店サーキットシティなどが考案したサービス。DVD-Videoソフトが約4〜5ドル程度で購入でき、購入直後の2日間程度は何回でも見られるが、それを過ぎると視聴料金が発生するしくみ。買い取りも可能。
DIVXのディスクは通常のDVDプレーヤでは再生できない。逆にDIVXプレーヤで通常のDVDは再生可能。 |
ディジタル |
Dolby digital |
ドルビー研究所のデジタル音声圧縮技術「AC-3」によるディスクリート5.1チャンネル・サラウンド音響システム。フロント3ch、サラウンド2ch、サブウーハー0.1chで計5.1chとなる。ほとんどすべての映画タイトルで採用されているものの,ソフトにより使用するチャンネル数は異なり、 全部が5.1chではない。 |
DTS |
1993年1月に創立されたDTS社が提唱。Digital
Theater Systemの略。デジタル音声の圧縮の比率,方式がAC-3と異なり,非常に高い転送レートを採用、それが高音質に結びついている。専用デコーダを積んだ製品としてはヤマハのAVアンプ「DSP-A1」、DVDプレーヤ「DSP-S975」などがある。SONY,KenwoodなどからもDTS対応製品が出始めている。 http://www.dtstech.co.jp/ |
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THX |
ルーカスフィルム社が提唱。DSPを使った音場プログラムの一つです。DSPはサラウンド音声に様々な残響音や反射音を加え,広がり感を得ることで,より高い臨場感を再現する。 |
著作権 |
5C方式 |
ソニー,松下,日立,東芝,インテルの5社が共同開発した方式。 |
XCA方式 |
トムソンがゼニスとともに提案している方式。 |