あとがき

-- 母子オアフはたっくさん歩いた!--

いま思えば、オアフ滞在中本当に沢山歩いた気がします。今でも話に出てきますが、「あの時は暑くて喉からからで死にそうだった」なんて子供たちは言ってます。バスに乗ってワイケレへ行った時も、帰りのバスを待つ時間の長いこと!思わず「歩く?」なんて無謀な考えが脳裏を横切ることさえありました。でも、そんな中子供たちも私も確実に地理に詳しくなりました。今まで、レンタばかりのハワイでしたので、車のありがたみをしみじみと感じました。トロリー券があるものの・・・「待っていられない性格」が母子共々あるので・・(笑)それはそれで又楽しい思い出です。

-- 色々な人々--
日本人観光客のことが色々と話題に上る、ハワイですが、子供たちは滞在中「ホント、日本人ってやだなぁ〜」と度々もらしたことがありました。そのつど私は「私たちも日本人なんだよ〜、日本人、アメリカ人、ヨーロッパの人、同じアジアの人達、みーんな良い人だって悪い人だって、横柄な人だって、沢山いる。自分が日本人だから目につくだけ。私たちが見習わなければならない日本人の人達も沢山いるよ」とちょっとたしなめ・・。

-- 子供たちにとってのハワイ--
何度となく、子連れで行っているハワイ。でも、私にはいつも漠然と「本当にこの子たちはハワイに来たいのか?」そんな疑問もありました。親が行くから仕方なく付いてきているのか?そんな風に考えたこともあります。一度「ねぇ。毎年貴重な夏休みをハワイ旅行で費やすでしょ?それってあなたたちにとって迷惑なことかな?」と聞いた事があります。3人同様みんな「ぜーんぜん!だってハワイ大好きだもん」と即返事がかえってきました。何をしたいって訳でもなく、ただ「ハワイに行きたい」思いは子供たちの中にもちゃんとあったようで安心しました。今年、長男と次男はほぼ1人でファーストフードやフードコートなどでオーダーが出来るようになりました。娘は「おもちゃおもちゃ」と言わなくなり、帰国してから渡す友人へのお土産に頭を悩ませつつリストを作っていました。行きたい所をはっきりと意思表示できる、ある程度はちょっとガイド誌を見る、フリーペーパーで情報を見つける。そんな事も出来るようになりました。年齢的にはアタリマエのことかもしれませんが、外国でとなると・・どうでしょう?自分が子供の頃のことを考えると、そこまで積極的になれるかどうか疑問です。
これまでのハワイ旅行で、確実に彼らは外人慣れし、英語慣れし(話さないけどね)、飛行機慣れしました。その場面場面で、ふさわしい振る舞いを教えてきたつもりではありますが、結果が出るのはまだまだ先のようです。ただ、私たち親と共にこれまでハワイでの時間を共存したいと思ってくれた子供たちに、今年はなんだか感謝でした。

--やっぱり、まだまだハワイに通いつづけたい--
今年は母子がちょっと長い滞在で、ダンナ様にはちょっと悪かった・・。でも、彼はハワイ島で又今年も爆発的にレンタカーを走破してくれました。新しい景色、目を見張る景観、同じ様な場所でもやはり新鮮な思いで数々の場所を訪れました。
でも、まだまだです。まだまだ見たい、行きたい所は沢山あります。来年からは子連れといくかどうかわかりませんし、子供たちには「ラスト」と宣告してあります。これからは夫婦でまだ行った事のない島々を是非見てみたいと思ってます。マウイにもそろそろ行きたくなってきました。当分はハワイ諸島を年に一度行けたら幸せかな〜と思ってます。

全く幸せなことだと思ってます。ハワイで出会った人々に感謝、旅行をアシストしてくれた関係者の方々に感謝、ワンを長期に預かってくれた義父母にはスペシャル サンクス!大感謝です。そう、ダンナ様にもスペシャルサンクス!

最後まで、つたない旅行記をお読みいただいて、ありがとうございました。私たち家族の旅行はちょっと風変わりで型破りで、あまり参考にならないかもしれませんが、何かのお役にたてたならば嬉しいです。