オアフ滞在 5 <7/30>

本日の予定・・
*2度目の正直!ミズーリへ行く。
*ワイキキ界隈をちょっと探索

-- バスでミズーリへ --
またもや朝遅し!まったくもってプンプンの母。
朝食を食べて、The Busの停留所へ向かう。昨日ワイケレへ行ったばかりなので、道順は同じ、停車場所も覚えていたのでそれほどの不安もなく乗車。案の定、「アリゾナメモリアル〜」とドライバーさんがちゃんとアナウンス、降りる人も欧米人の方日本人の方そこそこ多くて、団体のようにアリゾナメモリアルの方へ向かう。
戦艦ミズーリ博物館へ行くには、潜水艦バウフィン博物館のチケット売り場でチケットを購入する。色々メニューがあるので、ミズーリだけ見たい場合は、「ジャスト!ミズーリ」と言う。そこで支払をし、レシートを駐車場横にトロリー乗り場の人に見せて乗車、フォードアイランドへの専用シャトルでミズーリへ向かうことになる。

去年のテロ以来手荷物の持込が非常に制限されたという事で、これら3つの博物館へはバッグ類は一切持って入る事が出来なくなったという事を事前に知っていた。ロッカーがあるとか無いとか?
実際、アリゾナ記念館とボウフィン博物館の間に、手荷物預りの場所がある。急な対応だったのか?コンテナのような物の前に受け付けがあり、荷物1個につき$2を払うと預かってくれる。私たちは長男のバックパックに手荷物を入れひとまとめにし預けた。持っている物はクレジットカードと10ドル程度の札、小銭、カメラだけ。カード関係はポケットにそのまま入れ、カメラもそのまま手にもつ。ビデオも同じでバックに入れては持ち込めないので、はだかのまま手に持って行きましょう!ストラップがあれば便利かもね。

シャトルに乗り込みミズーリへ。途中、橋のところで検問アリ。この時「カメラ及びビデオ撮影は禁止」、警備している方々の写真等は絶対撮らないようにしてください。ビデオも作動させていると怒られます。ご注意ください。検問所を過ぎるとビデオ&カメラはOK!

ほどなくフォートアイランド上陸、ミズーリが目の前に。入り口でも又レシートチェックされますので、レシートは最後まで捨てないでね。
ミズーリに乗船、前に来た時に機械が故障していて作れなかった、ドッグタグを最初に購入するべく、売店の方へ向かう。係りの人に色々と話をしていると、日本語ガイドの人がヘルプに来てくれた。手順とか書き方をとても丁寧に教えてくれて、本来のドッグタグの書き方や本当の戦場でのドッグタグの使われ方、ここにあるドッグタグを作る機械が第二次世界大戦の頃から使用されている機械だという事など、沢山のことを教えていただいた。ミズーリに関しても、見所、歴史的な事実等など、本当に沢山ためになるお話をして頂いて、とても感激だった。

艦内のいたるところにスタンプあり、記念に押していきましょ♪ 家族分作りました!ドッグタグ


その話の中で、とても印象深かったことを1つ。
戦争が激化していた当時、日本軍の神風特攻隊の攻撃を少なからずもミズーリは受けていて、1945年4月11日午後2時43分沖縄海戦にて上空から一機の特攻機がミズーリめがけて突撃。右舷艦尾付近に激突。その衝撃でミズーリには今もその当時の「へこみ」が残っている。戦艦上の案内では「kamikaze Attack Site」とかかれている場所だ。突撃した特攻隊員のご遺体が上半身だけ甲板にあったそうだ・・。そのご遺体について、当時のキャプテンが「同じ、国の為に闘った軍人として、きちんと水葬をしてあげよう」と提案したという。周囲の猛反対を押し切って部下たちに指示したという事だ。そんなキャプテンの想いが伝わったのか?水葬される前の晩、アメリカ軍の兵士たちが徹夜で日本国旗を製作し、ご遺体に掛けてあげたという。甲板上で行われる儀式ゆえ、表面はアメリカ国旗が棺に掛けられていたが、その下はちゃんと日本の国旗につつまれたご遺体があったという。ガイドにも載っていない、そんな話を聞いて私も子供たちもとてもフクザツな思いでミズーリの見学を始めた。

kamikaze Attack Site
わずかにわかるこのヘコミは50年以上も前の物語を悲しく物語っているようだった。

ミズーリの内部を今年はムービーで納めてきた。前回とはまた違った思いで色々と見て回れたような気がする。「ここに来る日本人の方はやっぱり少ないですよ」と日本人ガイドの方はおっしゃってた。でも、アリゾナやミズーリを是非見て欲しい。50年以上前の悲しい歴史と国の為に亡くなった日本人やアメリカ人の兵士たちの事をちょっとでも考えて欲しい。私は、今の平和は彼らの犠牲の上にあるような気がしてならなかった。今は退役した戦艦ミズーリ、この艦は湾岸戦争おも経験している。

-- エキスプレスバス乗車・・急がば回れを実感(涙)--
ミズーリ見学も終わり、預けた荷物をもらってTheBusの停留所へ向かいバスを待つ。暑い、暑い!本当に暑い日だった。一刻も早く「涼しいバス」に乗りたかった。「エキスプレス」と書いたバスが来たので、とりあえず乗車。たしかこれは「急行バス」のはず・・。確かに早い!ワイキキ方面に向かっているような雰囲気・・・。ダウンタウンにも寄らずに行くので、「こりゃ早い!ラッキー」と思っていたら、アラモアナSC近くの停留所を通過、「次に降りたら良いかも?」とおもっていたら、そこも通過・・「うそ〜」という言葉も空しく、なんだかワイキキが遠のいていく〜(涙)。結局下車したのは、先日イエローで遠回りさせられたキングStのあたり・・。「あ〜あ」と思いつつ、歩く。途中のどが渇いてたまらなかったので、モミティーとジュースを飲む。地図をみつつ「どこだぁ〜」と言いながら、やっとみおぼえのあるカパフル通りにたどり着く。ここからだと道もわかるので、トロリーが通ればラッキー、通らなければアンラッキー(号泣)・・。案の定トロリーは来ない!仕方なくジャックインザボックスで腹ごしらえして、てくてく歩く、ワイキキ目指しててくてく歩く。やっとのことでアロハラニ到着。1時間ほど歩いたことになる・・。
本日予定していた、アーミー博物館は明日にする事にして、シャワーを浴びてすっきりして、JCBプラザへ行く事にした。

-- JCBプラザでタクシー手配--
ダンナ様と合流する8/3朝のホノルル空港までのタクシー手配をしなければならない。ココナッツパークでそっけない対応をされて、JCBはどうだろ?とちょっと不安になりつつもドアをあける。JCBの係りの人は直ぐに「こちらへどうぞ、お伺いします」と席に案内してくれて、私たちの要望を聞いてくれた。タクシーに関してもその場でドライバーさんに確認をとってくれて、待ち合わせの場所等もきちんと確認してくれた。予約票にはドライバーさんの電話番号も書いてあり安心だ。スクラッチカードを家族分いただき、参加賞の(~_~;)ウェットティシュを頂く。ネットを使用しようとおもいきやJCBカードのスキャンが上手くいかず、他のJCBカードも持参していなかったので、仕方なく退却!噂には聞いていたけれど、対応も凄く良くウェイクボードのオプショナルツアーについても色々聞いたが、資料を色々と調べてくれて見積もりを出してくれた。さすが!とっても好印象です!


--ロイアルハワイアンSC探索 アイランドスノー--
先日行ったアイランドスノーは、ロイアルハワイアンSCにもある。ココにはスノーボード関係のグッズもある。ということで当然行く事になる。スタッフはアラモアナSCと同じくとってもフレンドリーで、アイランドスノーのTシャツを着ていた次男に笑顔で「グッドTシャツ」という。「ココで買ったの?アラモアナ?」ときかれ、「アラモアナなの」の言葉にちょっと苦笑いだった。ココは少しスノボーが充実、板もビンディングもバートンがちょっと安かった。常夏ハワイでスノボ板をお買い上げ〜の若者もいた。スノボ板を背負うバックパックを見ていると、スタッフが話し掛けてきて、「どこから?」と聞かれ「北海道」というと、彼はニセコに行った事があると言う。もちろんスノボーだ。そこで話が弾んで(おぼつかない英語だけど)「札幌ならどこで滑るの?」とか色々聞かれる。私は「この子たち三人はみんなスノボーをやるのよ、冬になると週1回くらいナイターにみんなで行くの」と言うと「ナイター!すっごく寒いでしょ?」とびっくりしていた。「ママもスノボ」と聞かれたが「私はスキーオンリー」と答える。彼は「チェンジしなよ、スノボーに!」と笑顔。う〜ん、お尻を強打してから、「私には向かない!」とスキーオンリーの私にはムリな提案です、ハイ。
次男と娘のヒーリーズにもスタッフは興味深々。「日本でハヤッテルの?」と聞かれる。「まぁまぁ」と答えると、「どこで買ったの?」母「バイクファクトリー!」店員さん「やっぱり!」って感じ。「次男のは$100もした」との言葉に「ワァオ〜凄く高〜い、それもママが買ってあげたの?」母「日本じゃもっと高いしね・・」。そうなんですよ、あちらの感覚ではきっと$100もする物を子供に与えるって事がきっと凄い事なんだろうなぁ〜。
悩んでいたスノボー用バックパックを長男が決断し、購入。$60なり。陽気なスタッフと笑顔でバイバイし、店を出る。う〜んココはいいね!

夜、夕食後にランドリーをしなきゃ!
ついでに子供たちのプールに付き合う。ランドリーに洗濯物を入れセット、プールサイドに戻り母は監視。その時、BBQグリルの使い方がわからないと住人の方らしき人に話し掛けられる。「う〜んこれはこうしてあーして」ボッ!めでたく点火。火加減の調整を教えてあげると「サンキュー」と笑顔。無事お肉を焼き終わった彼女は笑顔でまた「サンキュー」と言い去っていった。
今日はミズーリといい、アイランドスノーといい、随分現地の方と話した気がする。沢山の出会いがあり、感動し感激し感謝しなんだか心が豊かになったような気がした。