現存12天守閣


写真1
写真:島根県松江市殿町 松江城 天守閣
松江城は堀尾吉晴が慶長十六年(1611年)に
築城したのが始まりです。

現存する天守閣は築城当時に築かれたもの
です。

千鳥破風の屋根が千鳥が羽根を広げたように
見えることから「千鳥城」とも言われています。

※国の重要文化財に指定されています。


備中松山城は秋庭三郎重信が延応二年(1240
年)に砦を築いたのがその始まりです。

現存する天守閣は水谷勝宗によって天正三年
(1683年)に築かれたものです。

天守の標高が430mで「日本で一番高い天守
閣」です。

※国の重要文化財に指定されています。
写真2
写真:岡山県高梁市 備中松山城 天守閣


写真3
写真:香川県丸亀市 丸亀城 天守閣
丸亀城は生駒親正が慶長七年(1602年)に築城
したのが始まりです。

現存する天守閣は京極高知によって万治三年
(1660年)に再建されたものです。

扇の勾配とよばれる美しい曲線で積み上げられ
た石垣が現存しています。

※国の重要文化財に指定されています。


伊予松山城は「賎ヶ岳七本槍」のひとりである
加藤嘉明が、慶長七年(1602年)に築城した
のが始まりです。

築城当時の天守閣は五層構造(1645年に三層
に修築)でしたが、落雷により焼失。

現存する天守閣は松平勝善によって安政元年
(1854年)に築かれたものです。

※国の重要文化財に指定されています。
写真4
写真:愛媛県松山市 伊予松山城 天守閣


写真5
写真:愛媛県宇和島市 宇和島城 天守閣
宇和島城は橘遠保が天慶四年(941年)に砦を
築いたのがその始まりといわれています。

現存する天守閣は藤堂高虎によって慶長六年
(1601年)に築かれ、伊達宗利によって寛文
十一年(1671年)に修築されたものです。

均整のとれた美しい姿から鶴島城とも言われて
います。

※国の重要文化財に指定されています。


高知城は山内一豊が慶長八年(1603年)に
築城したのが始まりです。

築城当時の天守閣は享保十二年(1727年)に
城下町の大火で焼失。

現存する天守閣は山内豊敷によって寛延元年
(1748年) に築かれたものです。

※国の重要文化財に指定されています。
写真6
写真:高知県高知市 高知城 天守閣


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