写真が多すぎたので分割しました。前の記事から続きです。
ハロウィンの思い出3.トリック・オア・トリート
今年は「教会の秋祭り」と「ショッピングモールのイベント」と「ご近所めぐり」3つのトリック・オア・トリートに参加しました。
教会の秋祭り:
教会の秋祭りはハロウィンのお祝いではありません。ハロウィンはケルトの流れをくむ異教のお祭りですので、キリスト教の教会で祝うことはなく、厳格な教派では子供たちをトリック・オア・トリートに行かせることもしないそうです。
寛容な教派の教会では、ハロウィンの代替イベントとして秋祭りを行います。規模は大小さまざまですが、どこでも必ずやるのが「トランク・オア・トリート」です。これはトランクを開けて飾り付けをした車を駐車場に並べ、仮装した子供たちがそれぞれの車をめぐってお菓子をもらい歩くというもので、トリック・オア・トリートをもじってそう呼ばれています。
こんな感じ。
ショッピングモールのイベント:
街中にある大きめのショッピングモールでは夕方5時から一時間、各店舗でお菓子を用意し、仮装した子供たちがもらい歩くというイベントをやっていました。
宝石店でも
最近銀座に進出したという衣料品店「Abercrombie & Fitch(アバクロ)」でも
お菓子を配っていましたよ。
関係ないですがアバクロの紙袋は軽く罰ゲームだと思います。(この画像の後ろに写っているような半裸の殿方の写真がでかでかとプリントされている)
ご近所めぐり:
日が沈んでから一時間ほど、娘を連れてご近所をめぐりました。
今回娘は魔女のコスチュームを着て参戦しておりましたが、とあるお家で出てきたおばさまに
「あら、あなたは怖い魔女(scary witch)なのね」
と言われたので
「いえ、あんまり怖くない魔女(not so scary witch)です」
と返したら爆笑されました。やった! 英語でウケた! I made it!
我々がご近所をめぐっている間、家人はお菓子を配るために留守番をしていました。今年はジャック・オ・ランタンの効果か次々と子供たちがやって来て休む暇もなかったそうです。
たしかに、玄関のライトを点けているのがお菓子を用意している合図という暗黙の了解はあるものの、訪ねる側としてはやはり、何も飾っていない家よりはかぼちゃのある家の方が安心してドアチャイムを押せるのでした。かぼちゃ重要。
最近は物騒になってご近所めぐりをしない地域も多いらしいですが、おじいちゃんやおばあちゃんが子供たちの訪問を楽しみに待っているような姿を見ると、この習慣が続くといいなあと思います。