「The Only Exception」、前回の更新で第10話まで到達したのを機に、各検索サイトの登録を更新してきました。おかげさまでたくさんのお客様にご来訪いただき、感謝でございます。拍手やコメントくださった方、プチ質問にご回答くださった方には更に感謝です(^-^)。最後までの展開はまとまったものの、これからそれを人様に見せられる文章に仕上げていかないとなりませんので（苦笑）引き続き応援してくださるとうれしいです。
まとめ読み派の方もいらっしゃると思い、更新お知らせの記事ではあまり内容に詳しく触れないようにしているのですが、連載も二ヶ月を過ぎ、語りたいこともたまってきたので、これから少々「The Only Exception」創作に絡むこぼれ話的なものをつらつら書かせていただきます。第10話までのネタバレも含みますので、読んでもいいよという方のみ、どうぞ続きをご覧ください。
さてこの「The Only Exception」、今となっては忘却の彼方ですが、ネタ帳を見るといちばん最初の設定は「年上イケメンフェロモンショコラティエ×年下萌え系天然会社員」だったようです。その後いじりまわした結果、気がついたら毎度おなじみの年下攻めになっていました。たぶん最初はいつもと毛色の違った物を書こうとしたんでしょうね。無茶しやがって……。
また、おかげさまで鳴神・由井に続いて「気になる人」との反応をいただいているエルネスト・デュシャンにつきましては、最初はただの有名なおじさんパティシエで由井と感動の再会をするだけのはずだったのに、ちょっとキャラをふくらませようといじったところ、デザートワゴンとともに現れる変人天才パティシエになってしまいました。いっつも常識のない振る舞いをして皆を困らせては加々美ディレクトールに叱られる32歳です。
あと、チョコレートに関する薀蓄がこれまでもこれからもいろいろと出てきますけれども、これらは虚実入り混じっておりますのでどうぞ話半分に聞いておいてください。なお、ご存知の方はすぐわかったと思いますが、チョコレートの祭典「ガラ・デュ・ショコラ」は伊勢丹百貨店の「サロン・デュ・ショコラ」がモデルです。今後またちょっと話に絡んでくる予定です。
最後に、タイトル「The Only Exception」は「唯一の例外」という意味です。ちょっと前にラジオでよくかかっていたParamore（パラモア）というバンドの曲のタイトルからいただきました。曲自体は女声のバラードで「恋なんてとてもできないと思ってたけどあなただけは例外」みたいな感じで、拙作のイメージとは全然違います。その違いっぷりの激しさはＵＡの曲からタイトルをもらった「甘い運命」と同じくらいかと思われます。でも少なくともタイトルと内容は合っている分「甘い運命」よりはましでしょう。
ここまで読んでいただいてどうもありがとうございました！ ではでは、今後も「The Only Exception」におつきあいください。この記事や作品に関して感想などありましたら、お気軽に一言お寄せくださいね。