『父さん、ごめん。』私は、嘘をついて、父親に代診を頼み『窓辺に手紙を読む女性』に3月8日に会いに行きました。体調がすぐれず、人間ドックに入るという名目でした。『本当にすみません。』でも、人間ドックに入っても、体調は良くならないだろうけど、『窓辺に手紙を読む女性』に会えば絶対体調は良くなるという確証はありました。そうまでして行く自分が不思議でした。
割とすいてました。運よく手に入れたチケットで入館しました。特別展の前にチケットにチェックが入りました。[00001 17 3・8]でした。ていうことは、一番?でも機械が二台あったから、よくわかりません。
他の作品には目もくれずに、『窓辺に手紙を読む女性』のところに行きました。部屋が何箇所にかわかれていて確か3つ目でした。気をつけて欲しいのは、その部屋を出ると、棟が離れるため、戻れない環境です。ですから、納得が行くまで『窓辺に手紙を読む女性』を観てから退出しなければなりません。私は午後から広島で診察があったので、美術館には90分もいなかったと思います。そのうち、60分近くは『窓辺に手紙を読む女性』の前にいました。
以前にプラド美術館で観た時とは違うものを感じました。(⇒『フェルメール展』の感想(3の2))女性は手紙を読んで喜んでいるように思えました。作品の中で明るいところは、女性のところから拡がっている気がしました。
ただ、この作品には、『真珠の耳飾りの少女』と同じく、引き込まれるものがあります。この作品を一番好きな作品にあげる人が多いのはそのためだと思います。ソビエト(ロシア)がドレスデンにこの作品を返すことを拒んだのは、そういう面があると思います。
私自身が『窓辺に手紙を読む女性』に2年ぶりに会ったこと、その嬉しさが手紙を読んでいる女性が喜んでいるように、思えたのかもしれません。会期は長いので、また行きたいと思います。
仕事が忙しく、中々Upできませんでした。あっという間に1週間が過ぎました。元気になりました。
二回目行きました。良かったら見てください!(⇒初日に行きました!)
(2005年3月15日作成・29日加筆)
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