ホームフェルメール作品を観る巡礼の旅フェルメールの旅2003(オランダ編)アムステルダム国立美術館(2)

アムステルダム国立美術館(2)

 アムステルダム国立美術館は、やはり圧倒される建物ですが、ここ1年にルーブル美術館・メトロポリタン美術館などを観て来たので、少し慣れて来ました。昨年のものは、アムステルダム国立美術館に掲載してあります。

写 真 コ メ ン ト
 正面の写真です。向って、左にも、右にも入り口がありました。大きな建物です。
 この写真は、21日にアムステルダムに行った時のものです。


 町を歩くだけでも、結構楽しめます。写真は、楽しそうに歩く娘です。
 翌日、アーケードを抜けてみました。抜けたところは、噴水もある公園で大変奇麗でした。振り向いて、写真を撮りました。


 『牛乳を注ぐ女』の写真が拡大されて、ありました。感動ものです。

 

 昨年と同じく、二階の221Aの部屋に四つの作品はありました。昨年観れなかったヤコブ・ファン・ライスタールの「ヴェイク・ペイ・デュールステーデの風車」も観ることが、できました。やはり、大作でした。


 ビデオ・写真撮影は、フラッシュをたかなければ、問題ないので行いました。

写 真 コメント
 
 さすがに、3回目になると、心安らかに、観ることができました。今年の3月に、マドリードで、この絵に約束したことを守ることができました(⇒『フェルメール展』の感想(4))。


 作品の持つ静けさは、時間を止めてしまいます。一瞬を捉えたものなのに不思議です。

 女性が着る青衣は、少しくすんで見えるのですが、椅子のブルーは美しく、なにより全体をつつむ、ブルーの薄い、淡い感じが奇麗で、たまりません。

 やっぱり、この絵は凄いです。新しい発見としては、上から2番目の窓は割れていて、そこからの光の入り方が違うということに気づいたことです。


 この作品を、スコープを使って拡大してみても、ほとんど完璧です。足元のタイルまで、みだれがありません。そして、実に繊細で、緻密です。眩暈がしました。

 小さな人物が、繊細で生きているみたいです。スコープを使うと、動き出すような気すらしました。空も奇麗で、こういう絵を一度描いてみたい、と身近に感じました。

 アムステルダム国立美術館は3回目ですが、やっぱり良い絵が沢山あっていいです。レンブラントの息子を描いた、下記作品も大好きです。愛を感じます。




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