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神戸市立博物館(⇒神戸市立博物館ホームページ)に、『絵画芸術』を観にホームページの師匠と行ってきました。9月5日のことです。東京都美術館よりはるかに近くで観ることができ、警備員の方と師匠と私の三人だけになれる時間もあり、とても幸せでした。2階の特別室に展示されていました。9時30分の開館とともに入り、出たのが11時30過ぎで、そのほとんどの時間を『絵画芸術』の前で過しました。そして、3回目にしてやっとこの作品の表面だけでなく本当の凄さがわかってきました。
絵画芸術(画家のアトリエ) |
隣に師匠がいらっしゃったので、話ながら絵を細部に見ることができました。
今回見たことでの感想を列挙します。
(1)実にピントがあっているところとそうでないところが微妙にそれらしく、それらしく描かれていることピンボケはピンボケらしく、それが素晴らしい。二人の意見では、一番ピントがあっているのは画家の背中の襞ではないか?
(2)質感が素晴らしい。紙は紙らしく、布は布らしく描かれている。
(3)この地図は、微妙な皺といい、フェルメール作品の中でも、一番になるものであろう。
(4)机の上に何気なく置かれたピンクの紙が、フェルメール作品らしい、太さがにじみでている。
(5)イーゼルの左前足は描かれているのかもしれない(⇒絵画芸術来日!&感想(3))
などです。
もう一度、10月11日に見に行こうかと思っています。最終日ですので、混むかもしれませんが・・・。
(2004年9月30日作成)
10月10日再度訪問しました。次へをクリックしてお進みください。