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「少女の頭部」は、ニューヨークのメトロポリタン美術館にあります。「窓辺でリュートを弾く女性」・「眠る女」そして、「少女の頭部」とメトロポリタン美術館が3作品続きました。全くの偶然ですが、・・・。そのホームページも見てみましたが、メトロポリタン美術館の「水差しを持つ女」は見ることができましたが、「眠る女」は、見つかりませんでした。
この絵は、構図としては「真珠の耳飾りの少女」と似ています。肖像画的要素が高いですが、実に愛嬌がある顔(牧瀬里穂に似てる?)になっていると思います。手前の下辺の肌色の部分は、少女の右腕らしいです(⇒フェルメール・少女の頭部・98ページ)。少し変ですね?
色々な事を考えながら、「少女の頭部」をCatch eyeしてみましょう。
この絵は、これで素適な絵だと思いますが、やはり「真珠の耳飾りの少女」には、かなわないと思います。
次は、いよいよ最後になります。最後は最もフェルメールらしい作品「天秤を持つ女」について述べてみようと思います。
(2002年7月10日作成 9月12日加筆)
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