ホーム>フェルメール作品を観る巡礼の旅>アイルランド・ナショナルギャラリー
アイルランド・ナショナル・ギャラリーは、ダブリンの中心街にあります。当日は、午前中にロンドンの美術館を徘徊してお昼から、ブリテッシュ・エアーラインで、ヒースロ空港から向かいました。日帰りすることを伝えると、ヒースロ・イクスプレスの往復切符が大変安くなりました。ブリテッシュ・エアーラインで、アイルランドへ行きたいと伝えると、「アーリンガル」へ行くように言われました。四葉のクローバーのようなマークが、「アーリンガル」で、アイルランドに行く飛行機みたいです。飛行機の出発時間は遅れ、やっと乗れた飛行機の座席は最後尾の席でした。そこには、かなり年配のご夫婦がいらっしゃって、お爺さんの方は点滴をされて、機上されてました。そして、娘さんとお孫さんがしっかりついてられました。機内で娘さんと話ししたこともあり、そのことが、凄く印象に残っています。
空港についてから、タクシーでナショナル・ギャラリーに向かったのですが、持参した本ではだいたい20ユーロ前後と書いてあったのですが、35ユーロと言われて、完全にぼられた気がしました。帰りは、バスで空港にもどりました。そのためか、アイルランド全体の印象もあまり良くないです。
1.カーテンの色はモスグリーンで色自体は奇麗でした。ただ少し単調な気がしました。 2.画中画は、結構描きこまれていました。「天秤を持つ女」に匹敵するものでした。 3.窓は丁寧に描かれてます。 4.召使いは、スキッパで、あまり性格は良さそうでは、ありませんでした。 5.エプロンの前で組まれた手は、妖怪のように恐ろしかったです。 ○。女主人は明らかに怒っているように観えました。 6.タズベリーは、割と簡素に描かれてました。 7.イスも細かく描かれているというより、「信仰の寓意」のように、簡素に描かれてました。 9.手紙をはずしたものが、意味ありげに描かれてました。 10.市松模様は奇麗でした。 |
|
ナショナル・ギャラリーの表側の写真です。建物は、大きく奇麗でした。レストランも良かったです。沢山食べました。 | |
これは、駅の写真です。中々素敵な駅でした。 |
人て結構観た時の精神状態にも左右されるのかもしれませんが、2003年夏の旅行で、一番観たかった作品の一つだった、「手紙を書く女主人と召使い」は、今まで想像したより良いか、想像に違わない作品が多かったフェルメール作品の中で、始めて期待よりたいしたことなかった作品でした。
アイルランドナショナルギャラリーでは、プラド美術館で一度観た作品ですが、ハプリエル・メツーの2作品(⇒『フェルメール展』の感想(その他の作品5))の方が、良い作品のように見えました。部屋の対極にありました。
アイルランド・ナショナルギャラリーは、写真・ビデオ撮影禁止です。イギリスもそうです。島国根性は、日本を含めてだいたい同じです。国立西洋美術館は、写真可みたいです。