ホームフェルメールと巨匠たちルーペンス(1)>(2)

ルーベンス(2)

 私が、ルーペンスが素晴らしいと思ったのは、この絵を本で見た時でした。何気ない表情の絵ですが、喜怒哀楽を見事に描写しています。彼らが今どのように考えているかを、絵を通じて、伝わってきます。これって、凄〜いことだと思います。


 あの時代ですので、差別とかもあったと思います。でも、きっと人間として、愛を持って描いていると思います。そういう意味でも、ルーペンスは立派な人物であったと思います。


 この絵は、ブリュッセルの王立美術館にあります(私は、今回の旅で、アムステルダムに戻ったため、観る機会を放棄したことになります。残念です。いつか、トライしてみたいです)。大きさは、縦51cm×66cmで、1620年頃に、キャンバスと板に描かれてます。

黒人の頭部習作

 
 次のページでは、ルーペンスの自画像について掲載したいと思います。


(2002年9月17日作成)


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