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ヘラルト・テル・ボルフ(3)

 アムステルダム国立美術館のヘラルト・テル・ボルフのこの絵『ヘレナ・ファン・デル・スハルケ』を観た時は、カワイイと思いました。


 この絵を、テル・ボルフが描いた時は、彼女はまだ2歳でした。それでも、ドレスを着て、バックを小脇にかかえた姿が愛くるしいです。つぶらな瞳で、じっと、画家を見つめているみたいです。

ヘレナ・ファン・デル・スハルケ

 
 この絵は、1648年頃に、板に描かれていて、大きさは縦34.0cm×横28.5cmです。フェルメールは、あまり子供を描いていないので、比較にならないかもしれません。


 次のページでは、テル・ボルフが描いた、『意味ありげな会話』について述べます。私が思うには、フェルメールの『取り持ち女』に影響を及ぼしたのではないかと考えてます。


(2002年9月20日作成)


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