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合奏の絵の一つのポイントは、楽器でしょう。多分、男性が奏でるのではないかと思われる楽器として、机の上のシターンと、机の傍のヴィオラ・ダ・ガンバがあります。
何故そう思うかというと、男性のイスの左側に立てかけるように置かれた棒状のもの(ハープシコートを弾く女性の白いスカートの前)は、ヴィオラ・ダ・ガンバを弾くために使うものではないかと考えたからです。私の全くの憶測ですが、・・・。実際は、この男性が足が悪く(目が悪く)、杖かもしれませんが、・・・。
色々考えると、本当に気になることが沢山あります。ですから、この作品が、盗難にあったまま(⇒ガードナー美術館事件)のため、観れないのは本当に残念です。
名画に教わる名画の見かた・57ページでは、リュートは性欲をあらわすものとされています。
(2002年10月9日作成)