峠歩き案内

 

案 内

 ・ 道の駅に車を停めて10分の余裕がありましたら、杉の沢から国境矢立杉跡をお訪ね下さい。駐車場の端から距離320m、登り5分、下り3分で行けます。


 ・ 古街道登り口から茶屋峠と矢立杉経由湯ノ沢へ。湯ノ沢から旧街道(明治新道)を赤湯沢への巡回路は約4kmあります。


 ・ 矢立遊歩道が縦横にありますので、時間と脚力に合わせて峠の歴史と風景を探訪ください。

 

 

道の駅矢立峠(矢立ハイツ)
手前の道路は国道7号

 

 

道の駅近くの大館市の遊歩道案内板

内容が古く間違っていますので注意して下さい。

 

 

伊能忠敬記念標

古街道ルートにある伊能忠敬測量隊記念標と矢立風景林案内板(記念標は、北羽歴研名で鷲谷会長の建柱、風景林案内板は森林管理署の設置)

 


東側から西側を見る。矢立杉(株)は広場の中央にある。これは古図のとおり。矢立杉の右側が津軽領青森県、左手が秋田領秋田県の嶺道の方向。

 

 
   矢立杉跡

陸奥国津軽と出羽国秋田の国境を示す矢立杉の古株が残る。


宝暦10年に植継された二代目矢立杉は、戦後の乱伐期に伐採され切株のみ残る。樹齢185年以上200年に近いと推定される。三代目植継で史跡を守るのが今後の課題である。
「出羽こえししるしをここにみちのおく太しくたちし杉の一本」 船遊亭扇橋

 

 

新道入口案内板

旧街道(明治新道)赤湯沢の案内板。赤湯沢には、巾3.5m長さ25mの木橋がかけられていたが、今はない。
登り下りの階段がつけられている。

明治天皇行幸碑周辺

明治天皇行幸碑跡、説明板あり。
北歴研設置の案内板もあり、左奥が津軽側への道。
イサベラバード記念標もある。この写真は、平成12年整備作業中のもの。

湯ノ沢口案内板

津軽湯ノ沢口の歴史の道案内板(碇ケ関村の設置)。秋田側については県境いのみ記す。

湯の沢口

出羽国秋田へ向う道筋。100m行き、古街道と旧街道(明治新道)に分かれる。この場所は、藩政期の峠下番所(上番所)跡である。


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