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納涼ビール電車
長崎の夏の風物詩となったビール電車。
運行期間:7月6日〜8月11日(2001年)
日曜、祭日、8月9日は運休
運行時間:17:40 浦上車庫発(回送)
18:30 正覚寺下発
(→蛍茶屋→浦上車庫
→正覚寺下)
料 金:2,500円/人
備 考:車両は207を改造。
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走る日本一古い電車168 1911(明治44)年5月、川崎造船所兵庫工場で落成。同年6月九州電気軌道株式会社1形式として、開通より八幡-小倉-門司間に就役。1954(昭和29)年3月から福岡市内を走っていたものを、1959(昭和34)年に長崎電気軌道が譲り受けたもの。車体は木造で、扉は手動です。内部は赤いビロードの座席で豪華です。福岡では郊外線を走っていたので他の車両より車輪が大きい。台車はアメリカ製のブリル27GE-1、モーターもアメリカGE社製で50PSを2台、現在も当時のものを使用しています。 |
花電車 1911(明治44)年製造。車体は深川製作所または日本車輌の製造といわれている。台車は米国JGブリル社製。昭和53年3月に西日本鉄道株式会社より譲り受けた2軸電動貨車(4輪単車)。集電装置は、当初1本柱の上に台座を設けパンタグラフを乗せていたが、横揺れが激しかったので、これを鉄骨の櫓の上にZパンタグラフを据え付けた形とした。写真は2000(平成12)年2月、長崎ランタンフェスティバル(長崎燈會)のPRに走ったときのものです。 |
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601号車(元熊本市電171号) 昭和28年3月製造。車体は新木南(しんきなみ)車両、台車は住友金属製。熊本市交通局で発注された車両であるが、2両だけが折戸で両端ドアで、車両の長さが11mで、12m〜12.8mある他の車両に比べて小さかったために退役となったものを昭和44年8月、譲り受けた。車両価格390万円。 |
1051号車 1952(昭和27)年、新潟鉄工所で製造。仙台市初のボギー車80形として登場した。1976(昭和51)年3月末、仙台市交通局軌道線の全廃と同時に長崎電気軌道が車体のみ譲り受け、西日本鉄道北九州線の車両より台車のみを譲り受けて結合、10月より営業運転された。車両価格688万円。1050形の名称は、仙台市電になぞらえて1000番台とし、昭和51年に運転開始されたので1050台とされた。 |
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701号車 車体はナニワ工機(現アルナ工機)製。台車は日本車輌製。東京都交通局2000型(杉並線用)として新造(軌間1,067mmゲージ)された。昭和38年12月、杉並線廃止後1,372mmゲージに変更、都心に進出したが路線の大幅縮小にともない退役。昭和44年7月に6両を長崎電気軌道が譲り受け、九州車両で台車を1,435mmゲージに合うように変更改造。全国現役路面電車の中で車体幅が2,153mmと、最も狭いのが特徴。車両価格580万円。 |
1800形車
1700形に比べて車体長が440mm長く、車体幅は50mm広い。床とステップの段差も、従来より100mm低い。上部は屋根上機器を半分覆い、下部は台車以外の機器をスカートで覆っている。
制御装置が従来の直接抵抗制御から間接自動抵抗制御方式に変わり、発進がスムーズになった。コントローラーは2000形と同じ前後操作型のハンドル。
2000年12月11日から習熟運転を始め、20日から営業運転。
右は1801号、左は1802号。
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3001号車 長崎電気軌道(株)最初の超低床式3車体連接路面電車。車体はアルナ工機、制御装置は東洋電機製造、台車は住友金属、ブレーキ系統はナブコと純国産で客室部分が100%低床化された電車。駆動装置に直角カルダンユニバーサル継手が使用されている。2004年 3月 1日営業運転開始。 |
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