2000年6月の日記
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いよいよ6月2日から工場に転勤。片道2時間ちょっともあるので平日は死んでるかも・・・(--;;
6月のレッスンは12日と26日です。



2000年6月2日(金)

今日から新しい職場に転勤しました。
と言っても勤務地が変わっただけで、上司も同僚も同じ、仕事内容も今までと同じです。
今日は午前中に机の配置や共用ファイルの整理をし、午後からは個人の荷物の整理をしようと思ってたら、製造ラインで組み立てる予定だった部品に不具合が発生し、急遽手直しにかり出されてしまいました。
月曜日もまだまだ事務所や机の整理に時間を取られそう。
しかし同じ会社とは言え事業所が違うと、電話機の使い方やお昼のお弁当の申し込み方法、掃除の仕方、文房具の請求方法、休憩時間の習慣などなどいろいろ違うことが多く、当分はカルチャーショックを受けそうです。(^^;;



2000年6月3日(土)

今日は二日酔いの連れを引きずって、南京町(神戸の中華街)に行ってきました。
1日中今にも降りそうな曇り空だったのですが、結局雨も降らず適度に涼しくてよかったです。
南京町ではフカヒレラーメン(半分)、ザーサイラーメン(半分)、餃子、中華ちまき、ソーセージ(半分)、キムチチヂミ(半分)を食べ歩き、雑貨屋に寄ってチャイナドレスを見てあるきました。
さすが中華街、京都で買うと1〜2万円もするチャイナドレスが、数千円から1万円程度であるんですねー。デザインや材質も豊富。
欲しくなったらここに買いにこよっと。(^^)
さて、せっかく南京町に遠征したので、国際楽器さんにも寄ってきました。
国際楽器さんは南京町よりも一筋北の、元町一番街という通りにあります。
ここで前から気になっていた二胡のソフトケースを見、思案のあげく購入しましたー。(^^)
ついでに二胡の日本語教本も買いましたー。(^^)
(この2つに関しては後日使用レポートを書こうと思います。)
また、ついでに二胡の松脂について聞いてみたのですが、中国製の松脂は仕入れてないし、二胡のおまけでついてくるやつは質がいまいちなので、お客さんにはバイオリン用のを勧めているとのこと。
もしかしたら「阿炳」があるかなーと思ってたんですけど・・・^^;



2000年6月4日(日)

昨日連れと神戸の南京町(中華街)に遊びに行ったのですが、いろいろ屋台で食べ歩いたので途中で腹ごなしにメリケンパークに散歩に行きました。
メリケンとはアメリカがなまったもので、むかし神戸の国際港(メリケン波止場)があったところ(たぶん)です。
(小麦粉のことをメリケン粉というのは関西の方言なんでしょうか?標準語なんでしょうか?)
そこでぶらぶら歩いていると、なにやら楽器の演奏をする音が聞こえてきました。
「キャンディ・キャンディ」を知ってる私にはピンと来たのですが、あれは紛れもなくバグパイプの音色。
近づいてみると、メリケンパークの公園の真ん中でバグパイプを演奏している男性がいました。
日本人ファミリーで、お父さんがバグパイプ、小学校低学年くらいの男の子が小太鼓を演奏し、お母さんはベンチで見守っていました。
お父さんのバグパイプの腕前はかなりのもの。指使いがとても鮮やか。
バグパイプを知らない連れはとてもとても珍しがっていました。
すぐそばのベンチに座ってしばらく聴き入っていた私たち。
バグパイプの生演奏なんてそうそう体験できるものではないですよねぇ?
とてもいいものを聴かせてもらってラッキーな休日でした。(^^)

*  *  *

明日は実家に帰るため日記はお休みです。



2000年6月6日(火)

今週は実家に帰っていたので、妹に頼んで撮っててもらってた5/28の「題名のない音楽会21」を見ました。
楊興新さんがゲスト出演されてた番組です。
番組のメインはソプラノ歌手のシャーロット・デ・ロスチャイルドさんが歌う日本の叙情歌でしたが、楊さんは「荒城の月」と、あと1曲演奏していました。
それで楊さんの右手の動きがアップで写っていたのですが、あれっ?と思ってしまいました。
弓の持ち方が私のと違ったからです。
最近私は演奏の途中に右手の指が弓から滑ったり、竹が指に食い込んでひどく痛くなったりしていたのですが、どうやらまた知らず知らずのうちに弓の持ち方に我流のクセがついてしまっていたのですね。
今度先生に正しい弓の持ち方を聞いてみようっと。
次回のレッスンは6/12(月)です。



2000年6月7日(水)

二胡を弾かれるみなさんは、爪(特に弦を押さえる左手)はどうされてますか?
私は深爪なので多少伸びていても指の長さを越えてしまうことはあまりないのですが、でもあんまり伸びると先生に運指を見てもらうとき恥ずかしいので適度に切っています。
ピアノを弾く連れは、ピアノを弾くときに爪が長いのは厳禁と言っていましたが、二胡も爪がジャマをして弦が押さえにくくなるなんて論外なので、やっぱり日頃から爪を伸ばさないように心がけるべきなのでしょうね。
ところで私は指も短いのですが爪もほんとうに小さくて、人差し指、中指、薬指の爪のかたちはほぼ正方形に近く、親指に至っては横の長さが縦の長さの1.5倍くらいあります。
占いによるとこの爪の形をしている人は「ねばり強い性格」らしいのですが、私の場合はどちらかというと「執念深い性格」のようです。(^^;;



2000年6月8日(木)

先生からメールが来ました。
7月に行われる老人介護施設慰問演奏会(5/22の日記参照)の合同練習の連絡です。
6/16(金)6時半から。
むむむ、平日かぁ・・・会社休まない限りムリだろうなぁ・・・
で、京子さんにも連絡して欲しいと書かれていたので、さっき電話してみました。
京子さんはちょっと演奏会参加を迷ってるみたいで・・・
すごく二胡を弾くのが好きな人なんだけど、やはり人前での演奏というのと、合奏なので他のみんなに迷惑をかけてしまうと大変、って思ってるよう。
でもまぁ16日の練習に参加して全体の様子を見てから決めるって言ってましたが。
私も16日参加したいよー(T-T)



2000年6月9日(金)

先日神戸の国際楽器さんに行ってきたのですが(6/3の日記参照)、そこで見たことのない二胡の日本語教本を見つけたので買ってきました。
ドレミ楽譜出版という出版社が出している「日本人のための二胡教則本」、著者:武楽群、本体価格2000円。
「2000年3月30日発行」となっていたので、まだ発売されたばかりのようです。
表紙では着物を着た日本人女性が二胡を抱えています。
着物と二胡と言うことで日中文化の融合を計ってみたのでしょうか?
教本の中身はすべて日本語、解説も日本語、楽譜も日本の楽曲中心。
印刷の文字がとても大きくて読みやすく、初心者の方にはいいと思います。
ただ本来中国単語であるはずの二胡の部位名称や運指記号の名称などが日本風名称に置き換えて書かれているため、この教本で二胡の練習を始めた方が将来中国の教本を入手されたとき、ちょっととまどってしまうかもしれません。(例えば「千斤」は「上駒」、「琴杆」が「棹」、というように表記されている。)
なお練習曲は「浜千鳥」や「バラが咲いた」等の叙情歌や、「川の流れのように」「昴」「分かれても好きな人」等の歌謡曲等、とても親しみやすいです。
もちろん二胡の名曲である「良宵」「賽馬」「二泉映月」等も収録されています。



2000年6月10日(土)

サイト開設3ヶ月目を迎えました。
でもって今日未明カウンターが2000を刻みました。(^^)
いつも見に来てくださいます皆さん、いつもいつもご贔屓ありがとうございます。
今日初めて見に来てくださった皆さん、ぜひブックマーク(お気に入り)に登録し、また遊びに来てください。(^^)
ところでロボット系検索エンジンにはいくつか登録していただいたのですが、Yahoo!Japanにはなかなか登録してもらえません。
登録申し込み方法になんかコツかなんかあるのでしょうか?(^^;;



2000年6月11日(日)

今日は琵琶湖へ遊びに行ってきました。
曇っていたので大丈夫と思っていたら結構日焼けしてしまいました。(^^;;
さて、明日は2週間ぶりのレッスンの日です。
明日は先日買った合皮製のソフトケースで教室に行こうと思います。
これは神戸の国際楽器さんで買ったもので(6/3の日記参照)、結構しっかりしたつくり、大きなポケット、多少濡れてもさっと拭き取れる、という点が気に入って購入しました。
雨に濡れても大丈夫。これで梅雨の季節も安心。(^^)
ただ、側面のファスナー部が琴杆の先から始まって琴筒部分の下から10センチあたりのところで終わっているので、琴筒部分が開かず、二胡を出し入れする際ちょっと手間取るのが残念なのですが。



2000年6月12日(月)

教室26日目。
新しく買った合皮製のソフトケースを初めて持ち歩く。
まぁまぁいい感じなんだけど、外に付いてるポケットのファスナーが、下から上に向かって付いてるのが気になる。
上から下に開けるのが良かったなぁ。
だって持ち歩いてるときに財布出そうとしてポケットのファスナー開けたら、中身がこぼれそうになるじゃない。(^^;;
それはさておき。
今日は京子さん、滋子さんと3人で、まずは老人介護施設慰問コンサートのプログラム曲の練習。
「夏は来ぬ」「出船」「ゴンドラの歌」など。
二重奏では私は下のパートを弾いたのだけど、演奏が終わってから隣の滋子さんがとつぜん私に「ごめんねー」と言うからびっくり。
「へ??」と聞き直したら、途中で間違ってしまってそれでごめんなさい、だって。
間違ってたなんて全然気づかなかった・・・っていうより人の演奏聞いてる余裕なんて全くなかった・・・(笑)
ちなみに滋子さんはこの慰問コンサートには仕事の都合で欠席なのだとか。ちょっと残念そう。
慰問コンサートの練習の後はG調の民歌を練習しました。
私たちの先生は民歌の由来や曲に込められた意味、どこの地方の曲でメロディにどんな特徴があるのか丁寧に解説してくれるので嬉しいです。
今日は9月までの練習スケジュール表が配られました。
7月はこれまで通り第2・第4月曜日なんだけど、8月からは第1・第3月曜になって、98年秋コースのクラスと合併するんだそう。(σ(^^ )は99年春コース)
半年早く入門した人たちについていけるのかな・・・
それから、7/29にまた合同練習があるそうです。
5月の合同練習は教室に通う全生徒(先生が個人的に教えている生徒さんは除く)を3つのグループに分けて行ったのだけど、7月は2つのグループに分けて行うんだとか。
7/29の17時〜18時半のグループはD調第一把位中心の練習、18時半〜20時のグループはG調第二把位までの練習。
ようするに初心者は17時、上級者は18時半に集まれ、と。^^; 
私は会社の時間的都合があるので18時半のグループに申し込みをする。
上級者ばかり集まるのでついていけないかもしれないけど、まぁそれもいい勉強になるでしょう。(^^;;

*  *  *

明日は実家に帰るため日記はお休みです。



2000年6月14日(水)

はっきり数えたわけではありませんが、昨年末のおさらい会や合同練習の出席者を見る限り、私の先生の生徒は女性が圧倒的に多いようです。
私が前に通っていた教室でも、女性の方が多かったように思います。
でも、私が検索した限りでは、プロ以外で二胡関係の個人サイトをお持ちの方は、男性が多いような気がします。(しかもかなり情熱を持って二胡に取り組んでおられる人ばかりのような。)
中国では二胡は昔は男性の楽器と聞いたこともあるのですが、現在の二胡人口における男女比ってのは、実際のところどうなっているのでしょうね?



2000年6月15日(木)

掲示板でハードケースとソフトケースの話題が出ていますが。
教室で二胡を購入し、それでグループレッスンを受けると、みんな同じ二胡、同じケースだということはありませんか?
二胡は自分の傍らから離すことがあまりないので、みんなお揃いでもそんなに気にならないのですが、ケースは大人数のレッスンだとどれが自分のだか分からなくなってしまうことがたまにあります。(^^;;
それで目印のために自分のケースにキーホルダーかなにかを付けてる方も多いと思うのですが、私が二胡一式を買ったのは4年近く前で、世間はJリーグ開幕で沸き返っていた年でした。
それで私のハードケースには当時Jリーガーファッションとしてとても流行ったプロミスリング(ミサンガとも言ったっけ?)が固く結ばれています。連れがカナダ旅行したときのおみやげの品なんですが。
プロミスリングって、切れる瞬間に願いが叶うって言われてませんでした?
あいにく私の二胡ケースに結ばれているリングはまだまだ当分切れそうにないのですが(笑)



2000年6月16日(金)

そう、今日は7/9老人介護施設慰問演奏会(5/22の日記参照)の合同練習の日。
昼から会社休んで行ってきました。うはは。^^;
でも行ってみてびっくり。
私と京子さん以外は98年秋以前入門の方々ばかりぢゃないですかー!
なんで99年組の私たちがこんなところに紛れ込んでいるのだろう、って感じ。
先生にハメられたか?(笑)
まぁそれはとりあえずおいといて。
今日集まったのは13名。
今日欠席の人たちもいるだろうから、当日はもうちょっと増えるのでしょうか。
20人近くになるのかなぁ? 分からんけど。
今日は先生は通常レッスンのクラスがあるので別室でレッスン。
それでこの演奏会の企画者であるリーダーさん(先生の一番弟子の方)の仕切りで練習が始まりました。
今日は主にメドレー曲の練習がメイン。
メドレー曲は
  うみ(海は広いな大きいな♪)
  蛍来い(ほ、ほ、ほたるこい♪)
  星の世界(輝く夜空の星の世界よ♪)
  七夕(笹の葉さらさら♪)
以上4曲が間奏を挟んで一気に演奏されます。
「うみ」は2部合奏、「蛍来い」は3部輪唱、「星の世界」は3部合奏、「七夕」は2部合奏。
渡された楽譜には、「蛍来い」は3人だけの輪唱で他のメンバーは休み、「星の世界」は蛍メンバー以外の全員で演奏、かわりに蛍メンバーは休み、となっていました。
で、「うみ」の練習が終わったところで、リーダーさんが爆弾発言。
「蛍は演奏する人決まってるんでしたっけ。えーっと、1番目のパートが○○さんと京子さん、2番目のパートが○○さんとkanaさん、3番目のパートが○○さんと○○さんでしたね♪」
をーい!!! 誰が決めたんやーーーー!!!!
「え、だって先生がそう言ってましたよ?」
あたしは聞いてへんってばーーー!!!(^^;;;;;;;;
もちろん横で京子さんも呆然状態。
「でもまぁそれでいきましょう(^^)」
・・・・・・・。
やっぱり先生にハメられたか??(^^;;
断っておきますが、本当に私は下手なのです。
少なくとも今日集まった生徒さんの中では入門が一番遅いし。
なのに独奏に近いパートなんか受け持って大丈夫なわけないでしょうが。(^^;;
と焦りまくって練習していると、通常レッスンが終わった先生が様子をのぞきに来ました。
それで練習成果を見せるためにみんなでメドレーを演奏することに。
演奏が終わって先生が一言。「蛍がドキドキしますねぇ(^^;;」
だからほら、言わんこっちゃないってば。(^^;;
帰り際、私と京子さんとで先生に詰め寄ってみました。
私らが蛍やるなんて先生言ってませんでしたやん〜〜!って。
「あら、そう? 言ってなかった? でもきっと大丈夫だって(^^)」←満面の笑み
うーむ・・・。
とにもかくにも今のままではヤバイ(蛍も、蛍以外の曲も)ということで、もう1回合同練習することになりました。
6/29(木)18時半から。
なんとか仕事を早めに切り上げて参加しないと。



2000年6月17日(土)

掲示板で楊興新さんのコンサートについての話が出てますが。
楊さんの子供時代のエピソードに、二胡にご飯粒で紙を貼り付けて弦の指位置を覚えたというのがあったと思います。
私も換把ではいまだに苦労していて、昔は油性マジックで弦に印を入れたろかーと思ったこともあるのですが(笑)
先日のレッスンで先生が偶然このことについて言われました。
「換把で苦労してる生徒さんのなかには、琴杆に目印をつけてる人もいてはるのですが、二胡の弦は巻き方や季節によって伸びたり縮んだりするので、印つけてもムダですよー(^^)」
なるほどね、やっぱり体で覚えないとダメってことか。(^^;;



2000年6月18日(日)

今日の「世界ウルルン滞在記」(TBS系22時〜)は、中国雲南省イ族の農村生活でした。
イ族ってどんな漢字書くのか知らないのですが、雲南省のイ族と言えば民族音楽のCDも出てますよね。
テレビでも紹介してましたが、本当に歌が好きな民族なんだそうです。
以前私の先生に見せていただいた中国民族音楽のビデオでも、山岳地帯に住む少数民族の音楽として紹介されていたように覚えてます。
イ族というのはその昔漢民族に追われて険しい山中に集落を築いたんですねぇ。
本当に中国は多民族国家なんだなというのを改めて感じました。
1時間釘付けで見ていたのですが、大家族の生活、地域共同体での助け合いが、古き良き時代の日本という感じがしました。



2000年6月19日(月)

週末、連れが遊びに来たので出かけようとしたら財布がない。
「どこっ?!どこっ?!」と焦って部屋中探し回っていると、連れが冷静に一言。
「二胡のケースに財布入れてるって、最近日記に書いてへんかったっけ?」(6/12の日記参照)
・・・そーでした、ソフトケースのポケットでした。(^^;;

*  *  *

明日は実家に帰るため日記はお休みです。



2000年6月22日(木)

2日ぶりの日記です。(^^;;
先週末京都の民族楽器店に行ってきたのですが、日本語の二胡教本がありました。
正式タイトルや出版社名は覚えてないのですが、著者は張暁輝さんという人。
税抜き価格1600円で、B5サイズの旧版とA4サイズの新版がありました。
旧版と新版の内容はほぼ同じですが、新版の方がきれいに清書してある、といった感じでした。
曲は中国民歌が中心だったと思います。
はっきり覚えてないのですが、旧版は中国曲の曲名が原名で載っていたのに、新版は日本語に直された曲名で載っていたように思います。
手ごろな価格だし、日本語による解説だし、弓の持ち方等が写真で解説してあったので「欲しいなぁ」と思ったのですが、この間も日本語教本を買ったばかりで教本コレクターになっても仕方ないので見送りました。
もしどこかで見かけて買った方がいらしたら感想をお聞かせ下さい。(^^;;



2000年6月24日(土)

掲示板で、二胡のお値段についての話題が出てましたが。
日本で手に入れる場合、だいたい私の知る限りで初心者用二胡というのは4万円から6万円台だと思うのですが、高級な二胡というのはどれくらいのお値段が付くものなんでしょう?
もちろん日本で買う場合は輸入代行業者に支払われる手数料がずいぶん加算されているわけですが。
私の二胡は4年ほど前に購入したのですが、ハードカバー・換弦・長馬付きで35000円でした。
その店にはそれより安い30000円というのもあったのですが、店の主人が言うには、品物の質は変わらないがそっちには少し手を加えた修理跡があるから安くしているのだということでした。
修理跡と言っても素人目には分からないし私としてはどっちでもよかったのですが、最終的には先生が2つを実際に弾いてみて、音色が華やかだという方に決めました。
木と蛇皮という自然素材を使った手作りの楽器だから、同じように作ってあっても、実際に弾き比べるとそれぞれの音色の個性が微妙にでるそうです。
明るく華やいだ音色であったり、哀愁をおびた寂しげな音色だったり。
また、弾き込んであるか新品であるかででも音質が変わってくるそうです。
ちなみに芸能人にさまざまな問題を出してテストし、一流芸能人かそうでないか格付けするバラエティ番組がありますが、昨年の秋頃だったか、音感チェックのテストに二胡が使用されたことがありました。
(番組では「中国胡弓」と紹介されていて、「二胡」という名称は出なかった。)
出題された問題は、同じ演奏者(プロの女性奏者)が奏でる入門用約6万円の二胡と、最高級800万円(!)の二胡の音色を聴き比べる、というもの。
しかし私には2つの差違がいまいち分かりませんでした。
だってうちのテレビは画面6インチ(8センチX10.5センチ)のポータブルテレビ、もちろんステレオじゃなくモノラル音源なんですもの。
・・・とまぁ、テレビのせいにしておきます(^^;;;;;;;;;



2000年6月25日(日)

今日は京都・法然院での「楊興新・美術音楽3人展」に行ってきました。
私は13時前に現着したのですが、ちょうど楊興新さんと、名古屋や北海道から来た二胡演奏家の方々が順番に演奏されている最中で、そうっと会場になっている部屋に入りました。
部屋にはいると楊さんの近くに楊さんと目鼻立ちのよく似た男性が二人座っており、このお二人が楊さんのお兄さんたちだとすぐ分かりました。(特に下のお兄さんは楊さんにそっくりです。)
上のお兄さんは中国画家、下のお兄さんは現代画家で、部屋にはお兄さんたちの画と、あと楊さん自身の書、それに自画像が展示されていました。
楊さんはコンサートではよく中国風の衣装(白いのや黒いの)を着ていますが、今日はラフな感じで普通のシャツにパンツという組み合わせでした。
本当に気軽な内輪の会と行った感じで、リクエストに応えて即興で演奏したり、大事な二胡も気軽に貸したりしていました。
それに、なんといっても伴奏のない、マイクやスピーカーを通さない生演奏は、聴き応えありました。(どっちかというと私は無伴奏の方が好きなので。)
しかも1.5メートルという超至近距離。カメラを持っていかなかったことが非常に悔やまれます。(^^;;
16時前に法然院を出た後は、このサイトを見てメール下さった方と京都駅前でお茶しました。
結構話が弾んで長時間おしゃべりしてしまいましたが。
初オフになるのかなぁ。緊張しましたが、楽しくてよかった。(^^)
ところで名古屋から来ていた二胡教室のグループのみなさんが、楊さんの二胡を借りて試し弾きをされていたのですが、みなさんとてもお上手で羨ましく思いました。
こういう会のあるたびに、「もっと私も練習しよう」と思う反面、「私が練習してもどうせあんなふうにはなれない」という投げやりな気持ちも出てきて、最近は考え込むことが多いです。
さーて、明日は2週間ぶりのレッスンの日だ!



2000年6月26日(月)

教室27日目。
開始時間が来るまで廊下で京子さん、滋子さんとしゃべる。
毎度のことながら会話が弾んで、定刻を過ぎて先生に呼ばれるまで話し込んでしまった・・・(^^;;
京子さんから30日に大谷大学で行われる賈鵬芳さんのコンサート、滋子さんから滋賀県で上映されるモンゴル遊牧民のドキュメンタリー映画に誘われる。
30日は職場の親睦会があるのでパス。でもドキュメンタリー映画の方は行きたいなぁ。上演時間7時間もあるそうだけど。(^^;;
今日のレッスンはG調の換把練習。
私は「蘇州夜曲」とか「金蛇狂舞」とかの曲ですでにやっているのだけど、京子さん滋子さんがまだなのでもう一回復習することに。
今日の練習曲は「孟美女」「康定情歌」「知床旅情」「金蛇狂舞」など。
転勤してからほとんど練習してなかったのでG調の指使いがやばい。
気を抜くとD調で弾いてたりするもんなぁ。(^^;;
「知床旅情」をみんなで弾くときに、先生がいきなりなが〜〜〜い笛を取りだして吹き始めた。
洞簫という笛で、上海で習ってきたんだそうです。
ということで、先生のその洞簫のお師匠さまが上海から来日して京都で演奏されることになったというので、その案内をもらう。
お師匠さまは陸春齢先生とおっしゃり、私の先生の所属(?)する「京都江南絲竹会」で特別ゲストとして演奏されるらしい。
「京都江南絲竹会」は琵琶、二胡、揚琴、笙、鑼鼓、三弦、笛子、洞簫等で構成されるアンサンブルの会なんだそうです。
演奏会は9/10(日)京都コンサートホール(小)にて。
問い合わせ先は「京都江南絲竹会」(075-352-1356)だそうです。
興味のある方はどうぞ。



2000年6月27日(火)

「京都江南絲竹会」の案内ページを作りました。
ブラウザによっては文字の段落が崩れたりするかもしれませんが、その場合はフォントを小さめに調節して下さい。(^^;;
創立10周年記念演奏会のチケットの発売は来月からだそうですが、興味ある方は会までお問い合わせください。
明日、「四季 遊牧−ツェルゲルの人々−」に申し込もうと思っています。
申し込み制なので興味のある方はお早い目に主催者までお問い合わせ下さい。



2000年6月28日(水)

連れから電話。
「あんな〜、『にこにこ』って言うからには、カウンター2525番って記念番号やんなぁ?(^^)」
・・・・・・・・・・。
うーん、言われてみれば確かに・・・。
ということでお心当たりの方はぜひ掲示板で申告して下さい(笑)
明日は18時半から老人介護施設慰問演奏会の合同練習があります。
私の職場は時差出勤制という、早く出勤すると早く帰れる制度になっているので、明日はがんばって1時間早く出社して1時間早く帰ろう。
(朝6時に家をでないといけないけど。(^^;;)



2000年6月29日(木)

今日は老人介護施設慰問演奏会(5/22及び6/16の日記参照)に向けて、2回目の合同練習の日でした。
今日の参加者は前回より少なくて、10人ちょっとかな。
本番は15人くらいになるんでしょうか?
二部合奏で私は下のパートを弾くのだけれど、今日は下のパートは4人ほどしか参加してなくて、合奏でもなんとなく心細い感じがしました。
今日の練習の重点はメロディに強弱を付けること。
上のパートと下のパートと、それぞれ聞かせどころを強調して弾くようにと言われました。
私は最近練習をほとんどしてなかったので、今日はちょっと投げやり、と言うか、気合いを全然入れずに弾いてました。
でもそれが良かったのかな、いつものように弦がぎしぎし言うこともなく、軽い感じで弾くことが出来ました。
ほたるの輪唱もなかなかいい感じでこなすことができたし。
今まで気合いを入れすぎて、力みすぎていたのでしょうか?
この自然な感覚がずっと続けばいいのだけど・・・(^^;;
次回、というか最後の合同練習は7/6、本番(老人介護施設訪問)は7/9です。

*  *  *

明日は実家に帰るので日記はお休みです。


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