2000年7月の日記
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梅雨明けが待ち遠しいですね。
7月のレッスンは7/1の日記通りです。



2000年7月1日(土)

7月に入りましたねぇ。
祇園祭りも例年通りに開幕したようで。
(祇園祭のクライマックスは14〜16日の宵山と17日の山鉾巡行ですが、祭りの行事は7/1〜31まで行われます。)
さて、今月は二胡関係の行事が多くて、
  6日に老人介護施設慰問演奏会の合同練習、
  9日は老人介護施設慰問演奏会本番、
  10日はレッスン28日目、
  11日は先生のライブ、
  24日はレッスン29日目、
  29日は教室全体の合同レッスン、
  31日はレッスン30日目(8月振り替え分)、
です。
転勤してからは、レッスンに通うのに早出出勤を利用するため、朝6時前に家をでなければなりません。(早く出勤すると早く退社できる制度がある。)
今月は体力が続くかな・・・(^^;;



2000年7月2日(日)

掲示板でバイオリン用アジャスターの話が出ていましたが。
アジャスターというのは弦に取り付ける小さな金具で、金具についたネジを回せばラクに調弦できるというスグレモノの部品だそうです。
で、そのバイオリンのアジャスターが二胡でも使えると聞いたので、今日繁華街に探しに出かけました。
最初に行ったのは総合楽器店の支店で、ここではバイオリンを扱ってはいるものの店員さんに「アジャスター下さい」と言っても話が通じず(アジャスターってなんですか?と逆に聞かれる始末^^;)、やむなく少し遠出してその楽器店の本店に行きました。
本店のクラシック楽器のフロアに行って「バイオリンのアジャスター下さい」と店員さんに言ってみたところ、
「どの弦に付けるのですか?(^^?」
えーっと、バイオリンに付けるわけじゃないのでどの弦って言われても・・・。弦に直接付けるやつがいいんですが・・・。
「ならこのタイプでしょうか?」
そう言って、店員さんがカウンターからアジャスターの一種を取り出しました。
カウンターをのぞいたところ、数種類のアジャスターらしき金具があり、どうやらアジャスターにもいろいろ種類がある様子。購入を考えてる方は気を付けて下さいね。
それで店員さんが取りだしたアジャスターがこのページで見かけたのと同じタイプだったので、「あ、これです!」というと、親切にバイオリンの弦を取りだしてきて、取り付け方法を分かりやすく実演してくれました。
最後に店員さんに「なんの楽器に付けられるのですか?」と質問されたので、
「中国胡弓です〜。バイオリンのアジャスタが胡弓にも使えるって聞いたもので。」
と説明しておきました。(^^;;
ちなみにお値段は1個200円。
2個購入して家に帰り、早速二胡の内弦外弦に付けてみたのですが、うーん、とりあえずこんな感じでいいのかな? まだよく分かんないや。(^^;;
ということで、使用レポートは何回かレッスンで使ってから書きますね。



2000年7月3日(月)

昨日二胡の内弦外弦に調弦用アジャスターをつけてみたのですが、取り付ける際に弦を弛めたので、知らない内に琴馬(琴皮の上で弦を支える駒)の位置がずれてしまってました。
と言うわけで今日も弦を弛め、琴馬の位置を整えて再度調弦。(昨日一生懸命調弦したのにぃ(^^;;)
ところで私は長いこと琴馬は琴皮にピンか何かで止めてあるものとばかり思ってました。
実は皮の上に置いてあるだけと知ったのはつい最近。
結構簡単な構造だったのですね。自作の手作り琴馬が流行ってるのも納得です。



2000年7月4日(火)

前回(6/26)のレッスンで教室仲間に誘われたドキュメンタリー映画「四季 遊牧−ツェルゲルの人々−」。
滋賀県での上映会に申し込んでいたのですが、今日入場券が届きました。
ちらしが同封してあったので紹介します。
「四季 遊牧−ツェルゲルの人々−」
三部作 全6巻(7時間40分)
第1部「厳冬に耐える−再生への模索−」1992秋〜冬
第2部「春を待つ、そして夏−試行を重ねる−」1993早春〜夏
第3部「忍び寄る秋−歓喜、そして思索−」1993盛夏〜晩秋

企画・製作:Nomad(滋賀県立大学人間文化学部小貫雅男研究室気付)
監督・撮影:小貫雅男(滋賀県立大学人間文化学部教授)
編集:伊藤恵子(滋賀県立大学非常勤講師)

1992年の秋から1年間、5名からなるゴビ・プロジェクト調査隊は、モンゴル・アルタイ山中のツェルゲル村に住み込みました。この作品は、このとき撮影した記録映像をもとに制作したものです。四季折々の自然とそこに生きる遊牧民の生活を、映像と音楽と語りの絶妙なハーモニーによって、独自の世界に謳いあげています。

8/12(土)ピアザ淡海・ホール 077-527-3311
9/10(日)森ノ宮ピロティホール 06-6944-1151
11/3(金)世田谷区民会館・ホール 03-5432-2837
会費2000円(パンフレット2冊付き)
ちらしで山田洋二監督も絶賛しています。
申し込み制ですので、興味ある方は Nomad(522-8533彦根市八坂町2500 滋賀県立大学人間文化学部小貫雅男研究室気付 0749-28-8501)にお問い合わせ下さい。



2000年7月5日(水)

気が付けば転勤して一月経ってました。
やはり往復5時間弱はキツいです。(^^;;
でも頑張って歩いたら足に筋肉が付くかな?
椅子に座って二胡を演奏するときに、左腿の二胡を安定させるため左足をちょっとつま先立てる方も多いと思いますが、私は左足を怪我して以来筋肉が弱いのか、つま先立てると足がぶるぶる震えてしまうのです。
右腿の上に左腿を組んで演奏するスタイルもあるようですが、弾きやすいんでしょうか?



2000年7月6日(木)

今日は18時半から7/9老人介護施設慰問演奏会に向けての最後の合同練習でした。
今日は最後と言うことで全員参加。
参加者は全部で13人、そのうち下のパートは6人だそうです。
ちなみに本番の老人介護施設では100人を越える人たちが聞きに来られるとか。
100人もの人たちが並んで座ってるのを見たら、むちゃむちゃ緊張して血圧上がりそう。(^^;;
さて今日の練習ですが、まずプログラムの曲を最初から最後までさらっとおさらいし、次に入場とお辞儀(メンバー紹介のときに一人ずつ立ってするお辞儀)のリハーサルをすることになりました。
それでリーダーさんが紹介の順序を考えていると、教室に先生が進入。
先生は別室で通常レッスンをされてたのですが、気になってのぞきに来られたみたいです。^^;
先生の後ろにはレッスン中の生徒さんと思われる人が2人。
木曜コースということは99年秋生でしょうか。
それでこの3人を観客に見立てて、入場からアンコールに至るまでの通しリハを行うことになりました。
たった3人でも見てる人がいるというのは緊張するものです。
いや、見知らぬ人100人が見てるよりも、先生が見てるほうがずっとずっと緊張するかもしれない。(^^;;
先生は前回の合同練習のときには来られてなかったので、今日の演奏を聴き、ものすごく上達したと喜んで下さいました。
最後に先生から一言。「音が外れたとか間違えたとかは関係ありません、大切なのは自分の心にあるものを相手に伝えられるかどうかです。」
ということで日曜の本番はがんばってきます。
そうそう、今日は初めて二胡に調弦用アジャスター(7/2の日記参照)をつけて弾いてみたのですが、なんか開放弦(弦に指をおかずに弾くこと)で弾くときに、外弦の音がとてもかたく聴こえるような気がするのですが、思い過ごしでしょうか?
「ほたる」ではD調5の音(外弦開放弦で「ソ」の音)をたくさん使うので、とても気になったのですが・・・
本番までにもう一度調弦してみよう。



2000年7月7日(金)

さ〜さ〜の〜は〜さ〜らさら〜♪
ということで、「たなばた」なら夜遅く弾いても今日は怒られないだろうと勝手に判断して、調弦のために「たなばた」を弾いてみました。
調弦用アジャスターをつけるとどうも音がかたくなる(キンキンと耳に響く)ような感じがして、アジャスターを外して弾いてみたり、また付けて弾いてみたり・・・
う〜ん、気のせいなんかなぁ。今日は結論が出ず。
まだ先生にはアジャスターをつけたことを言ってないので、今度のレッスンで相談してみようかな。
今日は帰りにコンビニに寄って、あさっての老人介護施設慰問演奏会の楽譜を拡大コピーしてきました。
ステージが狭いのと数が足らないのとで、譜面台が2人に1台しか割り当てられないそうなのです。
二胡は演奏するのに左右に幅が必要なので、2人に1台だったらかなり遠目になるし、だからせめて楽譜を大きくしようと思って。



2000年7月8日(土)

今日は明日の老人介護施設慰問演奏会のために、譜面台を買いに行きました。
まぁ前々から欲しかったので、いい機会だったと言うか。
5つほど種類があったのですが、展示品を触ってみて組み立てやすそうな3200円のを買いました。
展示品の中で一番安かったのは2800円。でも展示品の譜面をおく部分を閉じたり開いたりしるうちに、ちゃんと開かなくなってしまったんですよね。(^^;;
あーだこーだ必死になっていじりまわしたら元に戻りましたけど。
これまで音楽教室で譜面台を扱ったことはあったのですが、折り畳みは簡単なのに、折り畳んだ状態から開く(組み立てる)のは、なんであんなに難しいのでしょう?



2000年7月9日(日)

今日は老人介護施設慰問演奏会の日。
(5/22、6/8,6/16、6/29,7/6の日記参照)
13時前に施設の最寄り駅に集合し、介護施設のマイクロバスに乗り込んでみんなで施設にむかいました。
今日の参加者は演奏者13人+ビデオ撮影係1人。
ビデオ係というのはリーダーさんの友達の人で、専門学校で映像関係の勉強をされてるのだとか。
6/29と7/6の合同練習でも撮影に来られてて、練習から本番に至るまでの撮影テープの編集が終わればみんなに映像を披露してくれるそうです。
ビデオを見るのは楽しみな反面、ちょっと怖い気もしますが。(^^;;
13時過ぎに施設に到着して控え室に荷物をおいた後、すぐに会場に入って音あわせが始まりました。
本番は14時からだったので、リーダーさんがピアノの音に合わせて一人一人丁寧に調弦チェック。
私は調弦用アジャスター(7/2の日記参照)のおかげで簡単に音あわせできました。
アジャスターって、ほんと便利ですよ〜。もう手放せないかも。(^^;;
13時半くらいにいったん控え室に戻り、14時前まで休憩することになりました。
二胡の音は出せないので、みんなで楽譜のチェックをしたり雑談したり。
控え室はちょうどよい狭さで、メンバーの親密感が高まってよかったと思います。
同じ教室に通っているとはいえ、レッスン日や時間が違うとそんなに親しく話せる機会ってなかなかなかったし、合同練習も練習に精一杯で雑談する余裕なんてなかったし。
14時前に会場入り口にスタンバイし、司会の女性職員さんの案内で部屋に入って演奏が始まりました。
観客は100人くらい? 施設に入所してる人、デイケアを受けるために通ってきている人、その付き添いの家族の人、施設の介護職員さん、リハビリの先生など。
演奏曲は「夏は来ぬ」「茶摘み」「夏メドレー(うみ〜ほたる来い〜星の世界〜七夕)」「出船」「ゴンドラの歌」「八月桂花遍地開」「浜辺の歌」以上7曲。
ステージは横長に2列に椅子が並んでて、私は後列でした。
だからあんまり観客席のほうを見渡すことは出来なかったのですが、前の方に座っていた車椅子の男性の人が、目を閉じて曲に頭を揺らせながら聴き入っていたのが印象的でした。
後列だったので気づかなかったのですが、「茶摘み」「七夕」「浜辺の歌」は、客席のお年寄りの人たちが口ずさんでおられたようです。
14時半に演奏は終了して控え室に戻りました。
会場では引き続きお年寄りの方々のカラオケ大会が始まったようでした。
控え室では職員さんにお茶とお菓子を出してもらって、みんなでしばらく雑談していました。
そこで分かったことなのですが、実はその介護施設の職員さんの1人が私たちの先生の生徒さんで、その縁で一度先生が施設で演奏会を開き、そこから今度は生徒が慰問演奏する、という話になったそうです。
ひょっとしたら先生の演奏と私たちの演奏を聴き比べられてたのかなぁ・・・(^^;;
みんなで雑談しながら感想や反省を言い合っていると、2人いるリーダーさんのうちの一人が感極まって泣き出されてしまいました。
レベルがバラバラな生徒たちをまとめ上げていくのは大変だったんでしょうね。
もう一人のリーダーさんはこの夏から北京の音楽学院に2年間二胡留学されるそうです。
最後に今さらながらみんなで自己紹介をしました。
主婦の人、学校職員の人、民間企業に勤めている人、パートタイマーの人、声楽の先生など、年齢もバラバラで二胡を始めたきっかけも人様々で、でもこうやってみんな集まって合奏できたというのはすばらしいことだと思います。
終わりに今後またこういう機会があればぜひ集まりましょう、と約束して分かれました。
みんなで感想を寄せ合って記念文集を作る話もあったし、記録ビデオの上映会もあるし、まだまだ楽しみは続きます。



2000年7月10日(月)

教室27日目。
今日は京子さんが仕事の都合で休み。私と滋子さんと2人だけのレッスンとなる。
滋子さんはここ最近ずっと教室の備品二胡でレッスンを受けてたのだけど、今日は久々にmy二胡持参。
今日のレッスンは7/29の合同練習に向けて、課題曲の「金蛇狂舞」「花好月圓」を練習することになった。
まず「金蛇」を個人練習してるとき、滋子さんが先生に二胡の音が出ないと相談する。
「梅雨ですからねー、楽器の機嫌が悪くなるんですよねー。」
と言いながら先生は滋子さんの二胡を点検していたのだけど、長いこと弾いてなかったので弓に松脂がこびりつき、弓の毛が固まってしまって、それで弦をこすっても大きな音がでないことが判明。
長いこと弾かないと楽器の音が出なくなる、って本当だったのねー。(^^;;
続いて「金蛇」を3人で合奏。二胡、太鼓、小銅鑼の3つのパートに分かれて合奏しました。
次に「花好月圓」のレッスン。
私はこの曲の楽譜を3月の終わりにもらってて、それで自分でちょっと練習していたので、楽譜の解釈を数カ所先生に正してもらっただけで、ぼちぼちとゆっくりながら弾くことが出来ました。
滋子さんはこの曲は今日が全くの初見だったので、かなり悪戦苦闘してたみたい。
思うように弾けずちょっと落ち込み気味になってたので先生と私で慰める。
初見だったんだもん、弾けなくて当たり前じゃん。初見でいきなり弾きだされたら私の方が困るってば。(^^;;
この「花好月圓」はG調第3把位の曲なので、高音はかなり苦しいです。
楽器を弾き込めば音が出るようになるそうだけど。
さーて、明日は先生のライブだ!

*  *  *

今日でサイト開設4ヶ月目を迎えました。これからもよろしくお願いします。(^o^)/



2000年7月11日(火)

今日は先生のライブの日。 これまでもライブされたらしいのだが、私は今日が初めて。
京都市内のライブハウスでジャズピアニストの方と共演されました。
以下プログラム。
「りんご追分」昭和の歌姫美空ひばりさんの名曲。
「悲歌」劉天華作曲
「無題」<蓮が咲くとき>をイメージして作られたオリジナル曲
「Aparecida」ブラジルのボーカリスト Ivan Linsの曲
「Summertime」G.Gershwinのオペラ「ポーギー&ベス」より
「ワジグウリー」中国西域の少数民族ウィグル族の民歌
「Someday, Somewhere」再見をイメージしたオリジナル曲
「Gypsy Inspire」流浪の民の旅をイメージしたオリジナル曲
「A Flower is not a flower」アンコール曲
注:曲の説明は私の解釈なのでちょっと違うかもしれません。
先生は普段黒を基調にした服が多くて、去年の忘年演奏会でもだぶっとした黒の中国服だったのだけど、今日は龍をあしらった真っ赤なチャイナドレスでした。
客席は100人くらい? 知人関係、教室関係者も多くて和気藹々とした感じでした。
ライブの感想は・・・ファンモード入ってるため公正に書けないので省略します。すいません(^^;;
そうそう、「Summertime」のときにちょっとしたハプニングがありました。
曲が始まった直後、一瞬二胡が甲高い音をだし、あれっと思ったのですが、どうやら弦が一本切れてしまった様子。
曲のあと、次の曲に入る前の合間にはさみで切れた弦の処理をされてましたっけ。

*  *  *

明日は実家に帰るので日記はお休みです。



2000年7月13日(木)

梅雨明け宣言はまだですかね...
最近二胡関係の集まりが多かったのですが、この季節、みんなで集まると「二胡の音が悪い!」という話題に集中します。
上海製の二胡はまだ若干マシのようですが、北京製のは特に暑さと湿気に弱いようで。
私も調弦用アジャスターを付けてから開放弦の音が悪くなったと思っていたのですが、他にも(なにもしてないのに)開放弦の音が悪くなったという人がいて、「ああ、梅雨のせいだったのか」と納得しました。
他にも、調弦してもすぐに狂ってしまうと嘆く人や、音が響かないと困ってる人、カビが生えないか心配と言う人、みなさんいろいろ悩んでいるようです。
宮尾登美子さんのエッセイに「三味線はよく晴れた冬の朝に一番いい音を響かせる」というような一文がありましたが、二胡にも当てはまるのでしょうか?
だとしたら今はその対極の気候になりますね。^^;



2000年7月14日(金)

京都では、今日から祇園祭の宵山が始まりました。
私は今年も出かける予定はありませんが、会社の帰り道、華やかな浴衣姿の女性たちと何度もすれ違いました。
正確には14日の今日は宵々々山、15日は宵々山、16日が宵山で、17日はいよいよ山鉾巡行です。
鉾町に近い老舗の会社だと、7/17は「祇園祭休暇」と名付けて会社を休みにするところもあります。
毎年梅雨の名残でお天気が不安定なことが多いのですが、今年は4日間とも無事に終えられるでしょうか。



2000年7月15日(土)

ここ最近合同練習が多く、それで毎週音をよく出して弾きこんでたせいか、先日のレッスンで先生に
「二胡の音が出るようになってきましたね。」
と言われました。
買ってから4年たってようやく音がでるようになる、ってのも情けない話ですが...
たいていの弦楽器は、弾きこんでいくごとに音がよく出るようになっていくみたいですね。
特に二胡は引き込まない限り蛇皮もよく共鳴してくれないようです。
逆に金管楽器はある程度新しいのがいいと聞いたことがありますが。



2000年7月16日(日)

今日、ケータイ電話を買い換えました。
今まで使ってたのはもう3年以上も前の機種で、メール機能はおろか、電話帳もカタカナ入力しかできず、着信メロディも数曲しかないやつ。
電話自体も厚く重く、充電器もごつい。
先々月に妹が新機種に買い換えたときに見せてもらったのですが、最新機種のその機能の豊富さ、充電器のサイズ、電話機のスマートな形を見て、時代の進歩をつくづく感じたものです。
ということで本日めでたく私も新機種購入。o(^^ )oo( ^^)o
しばらくは分厚い説明書と首っ引きになりそうですが。
ところで最近の機種は、自分で着信メロディを打ち込むことができるんですね。
先日たまたま教室仲間の着信メロディを聞かせてもらったのですが、それがなんと「紫竹調」でした。
他人と同じ着信メロディがイヤで、「紫竹調」なら他の人とかぶらないだろうと思って設定したんだそうです。
ケータイの電子音で聴く中国民族音楽ってなんか不思議な気がしますけど...^^;



2000年7月17日(月)

「二胡メーリングリスト」があるよ、と教えてもらいました。
メーリングリスト(ML)というのはメール交換グループのことで、MLの代表アドレスにメールを送ると、そのメールがMLに登録している会員全員に配信されるというシステムです。
配信されたメールに返信すると、その返信メールも全員に配信されます。
いろんな人と同時にメール交換できるので、会員同士気軽に情報交換したり雑談したりできます。
登録は無料ですので、興味ある方は上記サイトをのぞいてみて下さい。



2000年7月20日(木)

前回の日記の日付を間違えていた上、実家に帰っていたので2日連続更新できませんでした〜^^;
今日は海の日。
祝日ということで京都市内のホテルで父の同窓会があり、市内の地理が分からない父のために一緒にホテルまで行ってきました。
そのホテルというのが、昨年私たちの二胡教室で忘年演奏会をやったところ。
ホテルの豪華料理を楽しみながらの親睦会風おさらい会でした。(大過去の日記12/19分参照)
ちなみに次回のおさらい会は来年1/27になったそうです。
前回のおさらい会が年末で、師走の忙しさから参加できない生徒さんも多かったので、年明けならば前回より参加者が増えるかもしれません。
またホテルでやるかどうかは未定ですが。



2000年7月21日(金)

今日は繁華街に出ていく用事があったので、ついでに本屋さんに寄ってきました。
(σ(^^ )本屋さん巡り、好きです。)
まずは地域情報誌でイベント情報をチェック。
京都江南絲竹会創立10周年記念演奏会「中国伝統音楽の愉しみ」のチケットも既に発売されてました。
興味のある方はこちらのサイトでチケット入手方法を確認して下さいね〜
それから、何気なく寄ったクラシック関係の書籍コーナーで、バイオリンについてのQ&Aブックというのを見つけ、ぱらぱらと立ち読みしてきました。
二胡とバイオリンって構造が似ているので、なにか参考にできるかなぁと思って。
まずアジャスターについて。
私の二胡にバイオリンの調弦用アジャスターを付けた話は7/2の日記で書きましたが、この本によるとバイオリンのアジャスターには3種類あり、そのうち二胡にも取り付けられるのは「分数楽器用アジャスター」なんだそうです。
分数楽器というのは小さいサイズのバイオリン(3/4サイズとか)を指すんだとか。
これからアジャスターの購入を考えておられる人は種類に気を付けて下さいね。
それから、消音材について。
消音材を付けたまま弾いていると、やがて楽器の音が出なくなってしまうかも?ということも以前書いたのですが(5/24の日記参照)、これについては
「消音材が楽器になんらかの影響を及ぼすことはありうるだろうが、必ずしも悪影響とは限らないし、そのような科学データもない。
むしろ、消音材を付けずに家で騒音苦情を恐れながらビクビクして弾くよりも、消音材を付けて思い切り練習する方が結果的に良いのではないか?」
と書いてありました。なるほど。
最後に、練習後は弦を弛めておくほうがいいのかどうかについて。
これについては、週に一度は弾くのなら弦は弛めずそのままにしておく方がいいと書いてありました。
理由は、弦を頻繁に弛めたり張ったりする方が楽器には良くないからだそうです。
(ただ、二胡に関しては琴皮を守るためにも、長馬はいつもはめておいたほうがいいと思いますが。)
そしてもし一月以上弾かないのであれば半音程度弛め、半年くらい弾かないのであれば駒(二胡の場合琴馬?)が倒れない程度に弦を弛めておいた方がいいそうです。
長距離輸送する場合も少し弛めておいたほうがいいそうです。
本に書いてあるからそれが必ずしも正しいというわけではありませんし、ましてバイオリンについて書かれたことがそっくり二胡に当てはまるとも限りませんが、少しは参考にできるでしょうか?
しかし「初心者用なら弓とケース付きで50万円くらいが妥当でしょう♪」というバイオリンって、私にはとうてい手が出せないっす(^^;;



2000年7月22日(土)

7/29合同練習が近いので、課題曲の「金蛇狂舞」「花好月圓」を練習する。
「金蛇」で換把(第二把位→第一把位)がなかなかうまくいかないので、換把地点を変更してみることに。
換えた方がやりやすいなー。慣れるのに少し時間はかかりそうだけど。



2000年7月23日(日)

思いかけず、昨夜先生から電話。
前々からちょっとお願い事とかしていたのでその件だったのだけど、しばらく話すうちに、今の私の練習量ではとうてい足りない、ということに。^^;
うーん、転勤してから通勤が大変ってことを言い訳にしてほとんど自主レッスンしてなかったんだけど、ちょっとヤバイなぁ。
でも帰宅時間が遅いから、マンションじゃ練習できないなぁ。
どこか近所に安い貸しスタジオがあればいいんだけど・・・
さーて、明日は2週間ぶりのレッスンです。



2000年7月24日(月)

教室29日目。
いつものごとく早出出勤し、定時1時間前に会社を飛び出して教室に向かう。
今日は京子さん、滋子さんも出席。
レッスンが始まる前にまず、先生から合同レッスンについて説明があった。
これまでは不定期だった合同練習を月1回程度の定期開催とし、中国音楽を楽しむための会として活動していきたいとのこと。
サークル(同好会)のような感じなのかなぁ?
難度や練習曲の種類によって3つのグループを作り、それぞれにパートリーダーをおいて練習を行う、また先日の慰問演奏会のようなボランティア活動も取り入れる。
もちろん参加は強制ではないし、また音楽教室の生徒でなくても中国音楽に興味があれば参加してもいいとのこと。
とりあえず今週の土曜日が合同練習なので、そのときにもう少し具体的な話があるかもしれません。
ということでまぁ本日ですが、G調第二把位の練習ということで「金蛇狂舞」の合奏をメインに行いました。
二胡で数回練習したあと太鼓、小銅鑼を交えて合奏。先生は今日は小三弦で合奏に参加。
太鼓のパートが曲全体のテンポを決めることになるので、太鼓をたたく人によって曲が早くなったりゆっくりになったり。
性格がでるのかなぁ。(^^;;
ちなみに私はゆっくりたたいたつもりでしたが、あとでみんなに「早〜い!」と言われました。
でも、ずっとリズム系の鳴り物は苦手だと思っていたのですが、今日は太鼓も小銅鑼もちょっと上達してたように思います。
やっぱり慣れなんでしょうかね?
最後に軽く「快楽的新年」の練習をして今日のレッスンは終了。
帰り支度をしながらみんなに「中国琵琶・ニ胡と京劇のつどい」(10/21豊中市立アクア文化ホール)を誘ってみたところ、滋子さんは仕事があるのでパス、京子さんが行きたいと言うことだったので一緒に行くことになりました。
チケット発売日は8/1。忘れないようにしなきゃ。



2000年7月25日(火)

今日は22時まで残業・・・
それもずーっと肉体労働だったので疲れ果ててます。(;_;)
事実上今日の日記はお休みと言うことで勘弁して下さい・・・(弱音)



2000年7月26日(水)

「金蛇狂舞」の太鼓のパートがよくわからないので(途中で2拍子→3拍子→2拍子って変わったりするし、休符も多いし)、音符記号を打ち込めばパソコンでメロディを演奏してくれるソフトをダウンロードし、太鼓のパートを打ち込んでみました。
結果は・・・とりあえず楽譜通りに音が鳴ることは鳴った。
でもなんかぼわ〜んとした変な音だし、音量を最大にしてもか弱い音しかでないのが大きな不満。
DTMなんて興味なかった(これからも興味は持たないと思うけど)から、こういう方面をパソコンでやるのって、どうしたらいいのか全く分からない。
まぁ一応成功なんだし、肩がこらないうちに止めとこうっと。

*  *  *

明日は実家に帰るので日記はお休みです。



2000年7月28日(金)

私のクラスは生徒3人のグループレッスンなのですが、そのうち1人が先々日のレッスンを仕事の都合で休んだので、それでみんなの進度を合わせるために生徒だけ集まって自主レッスンすることにしました。
音楽教室の防音室を借り、明日16時から17時まで練習です。
主な練習曲は「金蛇狂舞」「花好月圓」になると思いますが、効率的な自主レッスンのコツってあるのでしょうか?



2000年7月29日(土)

今日は合同レッスンの日。
生徒数が多いのでレッスンは第一部(17時〜18時半)と第二部(18時半〜20時)の2回に分けて行われます。
私は第二部のレッスンに参加申し込みしていたのですが、合同レッスン前に教室仲間と自主練習することになっていたので、今日は16時に音楽教室に到着しました。
16時から17時まで教室の練習室をレンタル。
ところが滋子さんから交通事情で遅くなるという連絡が入り、そこで京子さんと2人だけで練習を始めることに。
練習曲は「快楽的新年」と「我愛北京天安門」。
本当はもっとたくさんの曲を練習したかったのだけど、弾いていると結構早く時間が経ってしまうものですね。
京子さんは第一部の合同レッスンに申し込んでいたので17時に大レッスン室に入り、私は遅れてやってきた滋子さんと第二部まで1時間半も時間をつぶさないといけないため、とりあえず外に出ました。
当てもなく繁華街の方に向かってしばらく歩いていると公園があったので、ここで譜面台を出して突然滋子さんと2人で野外レッスンすることに。
周囲にはベンチに腰掛けるカップルや遊具で遊ぶ子供たち、犬の散歩をする人などたくさんいたのですが、滋子さんと2人だったためか、人目は全然気になりませんでした。
それどころか、なんとなく開放的になってすごくはしゃいでしまいました。足下を狙ってくる藪蚊には困りましたが。(^^;;
練習したのは「花好月圓」。
楽譜を渡されたときはほとんど弾くことの出来なかった滋子さんが、たまにつっかえながらもほぼ最後まで弾くことができるようになっていてびっくり。
家で練習してきたのでしょうか。
私も指がずいぶんよく動いたので、これで今日の合同練習もうまく行くぞ、と密かに思っていました。
(もっともこれはとんでもない思い違いだったと、合同レッスンの時に思い知らされるのですが。^^;)
公園でしばらく練習したあと、18時半からの合同レッスンに参加するためにまた音楽教室に戻りました。
以下長くなるので合同レッスンの模様は明日の日記で書きます。
To be continued...



2000年7月30日(日)

さて、昨日の日記の続きですが。
昨夜一気に書ければ良かったのですが、昨日は夕方から疲れが激しくて、視界も思考もひどく朦朧としてしまっていたので・・・
私は目の機能が少し弱く、疲労がたまると焦点が合わなくなって目が霞んでくるんです。
昨日の合同レッスンでも何度か楽譜が見えなくなってちょっと困りました。
やっぱりレッスンは体調万全で臨みたいものですね。(^^;;
で、昨日のレッスンですが。
公園から音楽教室に戻って大レッスン室に入ると、部屋の隅になにやら大勢の人が。
第一部のレッスンに参加した生徒さん達が、第二部の練習風景を見学するために残っていたのでした。
第二部参加の生徒さんは全員で20人あまりだったのではないでしょうか。
先生が自宅で教えている個人レッスンの生徒さん達もいて、知らない顔も大勢ありました。
また、先生のお友達で中国に留学されている方が古筝で参加しておられました。
レッスンですが、まずは「八月桂花遍地開」「我愛北京天安門」を二部合奏でさらっとおさらい。
先生も小三弦で合奏に参加。
次に「森吉徳馬」を全員で二部合奏したあと、4人ずつのグループに分かれて順番に演奏することになりました。
私は二番目のグループの上のパートを演奏したのですが、演奏を終わってから先生が一言。
「調弦は合ってるのになんで4人の音が合わないんでしょうねぇ??」
えーん・・・(^^;;
次は打楽器(太鼓、小銅鑼、シンバル、木魚、鈴等)も加えて「快楽的新年」と「金蛇狂舞」の合奏です。
「快楽的新年」の打楽器パートは私はまったく分からないので(だって楽譜がとてもややこしいんだもん...)、それで先生が生徒の中から打楽器係を指名するときはずーっと下を向いて逃げてました(笑)
そのかわり「金蛇狂舞」では小銅鑼を担当。小銅鑼はたたく箇所があまり多くないのでラクだったりする・・・^^;
二度目に「金蛇狂舞」を合奏するとき、小銅鑼を隣の人に譲り私は二胡に戻りました。
しかしこのあたりから生徒全体にちょっと異変が。
レッスンに熱が入りすぎたのでしょうか、合奏の時に打楽器を無視して弦のパートが暴走し始めたのです。
先生のたたく木魚のリズムもどこへやら。(^^;;
打楽器のリズムは気にしていたのですが、周囲の弦のテンポに遅れないようみんな必死になって弦を弾いた結果、それが相乗効果を生み、弦全体のテンポがどんどん早くなってしまったんです。
でもまだこのときは打楽器がブレーキ役になって、なんとか演奏を終えられたのですが。
次の練習曲「花好月圓」では全員が二胡に戻りみんなで同じパートを演奏したのですが、弦の暴走はとどまるところを知らず、演奏中テンポがどんどん速くなり脱落者続出、それでも極限までヒートアップしていった結果、ついに演奏できるものがいなくなり途中で演奏が中断してしまいました。
最後はまるで早弾きの競争をしていたかのようで、「ま、まけるもんかっ!」みたいな気迫が部屋中を支配していました。(^^;;
これには先生も呆れていたようで、「こんなに早く演奏できたらみんなもうプロですよ。(^^;;」と冗談めかして注意されてましたっけ。
そんなこんなで妙に精神力(?)の要求された今回の合同レッスンでした。(^^;;
帰り際、今月初旬の老人介護施設慰問演奏会(7/9の日記参照)の感想文集をもらいました。
読んでみて、みんないろいろな想いを抱えて演奏会に参加していたんだなぁと思いました。
あれからもう3週間も経ってしまったんですね。時の経つのの早いこと。
さて、明日は通常レッスン日です。



2000年7月31日(月)

教室30日目。
暦ではまだ7月ですが、私たちの音楽教室のレッスンカレンダーでは8月最初の月曜になります。
私のクラスはこれまで第2第4月曜日がレッスン日だったのですが、8月からは第1第3月曜のクラスと合併することになり、私たちのクラスの日程が替わることになったのでした。
ということで今月からメンバーが1人増え、生徒は合計4人になるはずだったのですが・・・
出席したのはいつものメンバーである京子さんと滋子さんと私の3人。あれ?
今日のレッスンですが、まず「金蛇狂舞」「花好月圓」「彩雲追月」のCDを聴くことに。
打楽器や笛も入ったプロの楽団の合奏なのですが、テンポが早いですねぇ。普段私たちが弾いてる倍の速度ですねぇ。(^^;;
その後は「金蛇狂舞」「花好月圓」の練習です。
どちらの曲も換把がひんぱんに出てくるので、把位があがっても音を安定させるように注意されました。
また、「花好月圓」では力を入れて弾くところと、力を抑えて弾くところの楽譜の解釈を教わりました。
ということであっと言う間に1時間経過。
次回のレッスンですが、レッスンカレンダーでは8/21(月)だったのですが、この日は京都駅内「シアター1200」でチベット音楽のコンサートがあるので、8/28(月)に日程変更されました。
またチベット音楽のコンサートに先生たちと行くことになりました。
ということで次回のレッスンまで一月近く開いてしまうことになったのですが、その間の宿題として「金蛇狂舞」「花好月圓」の練習をしておくこと、テキストに載ってる小指の練習曲を弾いておくこと、あと「彩雲追月」の楽譜をもらったのでそれを読んでおくことを申し渡されました。
先生の指導がなんか最近えらくハードになってきたような気がするのですが。
今までとろとろやってきたツケなんですかね?(^^;;


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