残暑は厳しいですが、空を高く感じるようになりました。秋ですねぇ。
9月のレッスンは4日、7日(特別セミナー)、17日(合同練習)、18日です。
2000年9月1日(金)
ついに9月に入りましたね。
市バスの時刻表が通常に戻ってちょっと嬉しいです。
(京都市交通局には学休期間時刻表ってのがある。)
さて、今日付の情報サイトで、城之内ミサさんのいやし系CDが米で大受けという記事を見つけました。
全米で注目を集めているのは、城之内さんのアルバム「華−Asian Blossoms」。今年3月に日本、6月に全米で発売され、シルクロードの草原ルートをイメージしながら、城之内さんのピアノと、中国の古筝、琵琶、二胡、揚琴の4人の古楽器が奏でる幻想的なアンサンブルだそうです。
米国でのヒットで、日本でも再ヒットしそうな気配だとか。(^^)
2000年9月2日(土)
「彩雲追月」練習中。
後半の八分音符が続くところが難しいですね〜
それと揉弦。
左手の手首がぜんぜん動かなーい!
おまけに左手に気を取られてると、右手で弦を押し引きすることをすっかり忘れてしまいます。
揉弦を習得されたみなさんは、練習を始めてからどれくらいでマスターされたのでしょうか?
私に習得できる日は来るのでしょうか?
* * *
「てんてんの北京音楽留学体験記」、第3話アップしました。
2000年9月3日(日)
先日のレッスンで先生に「弦が錆びかけてるから松脂をちゃんと落とすように」と注意されました。
弓でこする部分は毎回布で拭き取っていたのですが、上の方は全然拭いてなかったんですよね。
それで弦全体に松脂がこびりついてたのですが、全く気にしてませんでした。
ということで先生にこびりついた松脂を落としてもらったのですが、それ以降換把のしやすいこと!(もっと早く気づけよ・・・)
先生 「こんなに松脂こびりついてたら、換把しにくかったでしょう?」
kana 「え〜、二胡ってそういうもんだと思ってたので気にしてませんでした〜(^^)」
先生 「・・・・・・・。」
今では二胡をしまうときに、弦と弓の間に薄いハンカチを挟むようにしています。(これも先生の指示)
2000年9月4日(月)
教室32日目。
ちょっと早めに教室に着いたので、廊下で前のクラスの生徒さんたちがレッスンしているのを聞いていました。
聞こえてくるのは、私がまだ練習したことのない曲。でもなんとなくどこかで聞いたような気がする曲。
まもなく時間が来て私たち生徒4人が教室にはいると、先生から新しい楽譜を渡されました。
ああ、さっきの曲は「もののけ姫」だったのね。(映画見に行った。)
今日はレッスンに入る前にまず、17日の合同レッスンと、7日の特別セミナーの説明がありました。
さっきもらった「もののけ姫」は合同レッスン第一グループの課題曲なのだそうです。
私は第二・第三グループに申し込んでいるので練習できないのかな〜。きれいな曲だから私も弾いてみたいな〜。
7日の特別セミナーなのですが、二胡中国国家第一級奏者である劉公誠先生が現在来日中であり、私たちの音楽教室で二胡の特別レクチャーをして下さるとのことなのです。
そんな偉い演奏家の方のレクチャーに、私たちレベルの練習生が参加していいものやら、恐れ多すぎるところなのですが。
さて、今日のレッスンはまず「花好月圓」、次に「彩雲追月」の練習をしました。
「彩雲追月」は一人ずつ弾かされたのですが、やっぱり難しい。
ゆったりと4拍伸ばさなければならない全音符はどうしても音がかすれたり弓がきしんだりするし、テンポも正確にとれないし・・・
次に先生が突然「森吉徳馬」を弾きましょうと言い出す。
G調ばっかりやってるときに急にD調の曲なんて、頭が切り替わらないんだってば。(^^;;
しかしなんで突然「森吉徳馬」? どっちかというと私はこの曲は好きじゃないんだけどな〜。とか思ってたら、先生が爆弾発言。
「セミナーの時、劉先生の前で、この曲4人で弾いてもらいますからね。(^^)」
・・・生徒一同、驚いて声もなし。(@_@)
相手は国家一級ソリストなのですよ?! そんな方の前で素人が弾いて大丈夫なんですか?!
セミナーは7日、つまり明々後日。
さーてどうなるか、乞うご期待!(^^;;
2000年9月5日(火)
昨日のレッスンが終わってから、再度私の二胡を先生に点検してもらいました。
皮と琴筒の間のパーツ(部品名称不明)が浮いてきてるので、テープで固定しましょうということになっていたので。(8/28の日記参照)
ところが昨日二胡をよくチェックしてもらったら、どうやらこのパーツが中で割れてる模様。(@_@)
・・・以前落っことしたのが原因かも。(2/28の日記参照)
よく考えれば、あれだけ派手に落としといてなんともないはずがなかったのにねぇ。(^^;;
ということでテープの応急措置ではダメかもしれないので、今度分解して中までしっかり見てもらうことになりました。
ちょっとドキドキです。
* * *
明日は結膜炎になってまぶたが腫れ上がってしまった愛犬のお見舞いに実家に帰ります。(^^;;
故に明日の日記はお休みです。
2000年9月7日(木)
今日は来日中である二胡中国国家第一級奏者・劉公誠先生が教室に来られて、生徒達に特別レクチャーして下さる日。
レクチャーは18時15分からだったのですが、私たち先生の前で演奏することになっている生徒達は、その少し前に別室に入ってみんなで音合わせをしました。
演奏するのは上級の個人レッスンの生徒さん3人による「花好月圓」、そして私たちのクラスの生徒4人+別クラスの生徒さん1人の計5人による「森吉徳馬」(二重奏)です。
レクチャーを聴きに集まった生徒さんたちは計50人くらいかな。18時15分ちょうどくらいに劉先生と通訳の方が到着されて、レクチャーが始まりました。 まず最初は劉先生の独奏で「良宵」。そしてこの曲のポイントとなる演奏法のレクチャー。
楽譜を3つのパートに分けて演奏のコツみたいなのを話されたのですが、しかし私はまだこの曲を習ってないので、せっかくの説明も頭を通り抜けてしまいました(爆)
次はいよいよ生徒達による演奏です。
私も前に出て劉先生のすぐそばで「森吉徳馬」を演奏し、先生から
「弓がぐらついているのでもっと安定させるように。それに手首が固い。」
「音を正しく取るように。ミとファ、シとドの関係に気を付けるように。」
とのアドバイスをいただきました。(^^;;
「手首が固い」・・・うーん、気にしてることをずばりと指摘されましたね。(^^;;
で、偉い先生と50人の生徒さんの前で演奏した感想はですね、緊張は全くしませんでした。
でも落ち着いていたというわけではありません。
なんかねー、うまく言えませんが、部屋に響き渡る劉先生と通訳の方の上海語に圧倒されてしまって、まるで異次元に入り込んでしまったような妙な気分になってしまったのです。
つまり
「なに言うてはんのかぜーんぜん分からへん(^o^)(^o^)(^o^)わはわはわは」
と、緊張の糸が完全に切れてしまっていたのでした(笑)
なまじ上海語がカタコトでも分かったらかちこちに緊張したんでしょうけど。
私たちの次には上級の生徒さん達が前に出て「花好月圓」を演奏し、劉先生は早弾きのコツなんかをアドバイスされてました。
そして再び劉先生の独奏で「賽馬」。
間近で見るとすごいですね〜。なんて滑らかに指が動くのでしょう。
それに劉先生の手、ものすごく大きいです。これが国家一級ソリストの手なんだなぁ〜と思いながら見てました。
最後に生徒からの質問コーナー。
揉み弦のコツから二胡のお手入れまで、熱心にアドバイスされました。
質疑応答の内容は後日書けたら書きます。
国家一級の演奏家で、17歳からソリストとして第一線で活躍されていたという劉先生。
演奏には非常に厳しい方で、レッスンもめちゃめちゃ厳しい、と事前に聞いていたのですが、今日はラフな感じで終始にこにこしておられました。
10日の演奏会(京都江南絲竹会創立10周年記念演奏会)では厳しいソリストの横顔が見られるのでしょうか?
* * *
「てんてんの北京音楽留学体験記」、第4話アップしました。
2000年9月8日(金)
昨日の劉公誠先生による特別セミナーでの、質疑応答の内容をレポートします。
走り書きのメモしかしていないので、聞き逃してしまった部分もたくさんあるのですが。
(ナチュラル・ハイの一歩手前で頭の中が舞い上がってたので・・・^^;)
なお質問者は生徒たちで、劉先生は通訳を通して回答されました。
――上達のコツは?上達に近道はない。正しい基礎を身に付けることが大切。
基礎には科学的根拠があり、正しい方法で練習するなら15分の練習でも上達するが、間違った方法で2時間練習しても何も身に付かない。
高くて大きなビルを作るにはしっかりした土台を作る必要がある。
基本の練習曲に重点を置いて練習してください。
(ちなみに昔の中国では二胡は10歳くらい、揚琴は中学くらいで習い始めたそうですが、最近は早くなっていて、中には3歳くらいで入門してくる子供(ってゆーか幼児)もいるそうです。)
――演奏中、外弦と内弦の切り替えがうまくできないのですが?外弦と内弦の幅はそんなに広くないもの。だから力をいれすぎないこと。
演奏時の全般的な注意として、左手の指は力を入れずに軽く弦を押さえること。弦を強く押すと音程が変わってしまう。
また右手の弓は水平に押し引きすること。自分の右手を見ながら押し引きすると弓が不安定になるので、弦と弓が擦れる部分を見るようにして練習すること。
――揉弦のコツは?揉弦はイタリア語でビブラート、これは「感情」という意味。感情を表現することです。
コツは力をいれずにリラックスした状態で、弦を押さえる指の第一関節を柔軟に曲げ伸ばしすること。
(ちなみに二胡で一番難しい技術は揉弦と換把なんだそうです。)
――体が小さく手が小さくても上達できますか?千斤の高さや琴軸と弦の距離を、自分の体に合わせて調節すること。楽な状態(指位置、手のフォーム)で弾けるのが望ましい。
また個人差は努力で補うこと。
――人前で弾くと緊張してしまうのですが?緊張するのは自然なこと。自分に自信がもてるようになれば緊張しなくなる。
――日本人が中国の曲を弾くことについてアドバイスはありますか?曲が成立した背景や謂れを勉強すること。CDをたくさん聴いて、中国的な音感に慣れること。
――私の弓は中古品で汚れが目立つのですが、買い替えた方がいいでしょうか?損傷がないなら使用できる。
弓毛の汚れが気になるなら弓を外して毛に石鹸をつけ、ぬるま湯で洗うこと。洗ったあとはよく乾かし、松脂の粉を弓毛によくつけること。
注)劉先生は上海の方なので、上海式のアドバイスをしてくださいました。
2000年9月9日(土)
今夜の某クイズ番組のテーマは「沖縄芸能」でした。
沖縄の17世紀の芸能を描いた蒔絵が写されましたが、三線と並んで胡弓らしき楽器も描いてありましたね。
どんな楽器なんだろう? 今も沖縄で演奏されてるのかしら? とちょっと気になります(^^)
ところで沖縄では三線の材料となるニシキヘビの皮を、東南アジアから輸入しているとのことでした。
蛇1匹分の蛇皮がテレビに写されてましたが、めちゃ長い! めちゃ幅が広い!
生前はどんなに大きなヘビさんだったのでしょう。(^^;;
2000年9月10日(日)
今日は京都江南絲竹会創立10周年記念演奏会の日。
私はちょっと早めに会場に入ったのですが、満席でしたねぇ。
聞くところによると前売りはほぼ完売、当日券を求める人も多数で立ち見も少し出た模様です。
今日のコンサートにいらした方はお分かりと思いますが。
一、中花六板(笛子領奏:陸春齢、合奏:京都江南絲竹会)
二、文曲二首(合奏:京都江南絲竹会)
三、梅花三弄(笛子独奏:陸春齢、古箏伴奏:伍芳)
四、節日舞曲(巴烏独奏:陸春齢、揚琴伴奏:沈兵)
五、春暉曲(二胡領奏:劉公誠、揚琴:沈兵、合奏:京都江南絲竹会)
六、霓裳曲(洞簫:陸春齢、二胡:劉公誠、琵琶:柴礼敏、揚琴:沈兵)
七、広東音楽二首(高胡領奏:劉公誠、揚琴:沈兵、合奏:京都江南絲竹会)
八、二泉映月(二胡独奏:劉公誠、揚琴伴奏:沈兵)
九、空山鳥語(二胡独奏:劉公誠、揚琴伴奏:沈兵)
十、喜報(笛子独奏:陸春齢、合奏:京都江南絲竹会)
十一、行街(笛子領奏:陸春齢、二胡:劉公誠、揚琴:沈兵、古箏:伍芳、合奏:京都江南絲竹会)
アンコール、賽馬、他笛子曲3曲
笛子の陸春齢先生は9/14で満79歳を迎えられるのです。信じられますか?
ロッカーのようなノリノリの演奏、時にはピョンピョンと跳ねながら全身全霊で吹き踊るそのお姿に、客席からは歓声と手拍子が沸き上がる始末。
陸先生の笛子の音色は「魔笛」とも呼ばれているそうですが、もはや陸先生ご自身が「魔人」でしょう。(^^;;
(注:笛関係は演奏に非常に体力がいるため、このお歳で現役最前線ということ自体奇跡に近いことなのだそうです。)
今日の合奏を聴いていて感じたことは、「間」が非常に気持ちいいということ。
メロディの切れ目の瞬間音がとぎれ、一瞬の静寂をおいて再びすーっと音が流れるその間が、聴いていてとても心地よいのです。
これは演奏者同士のコンビネーションと、演奏者の正確な音楽的感性のたまものなんでしょうね。
演奏終了後は陸先生のCDを買って陸先生にサインしてもらい、陸先生、劉先生、沈兵さん、伍芳さんと写真を撮ってもらいました。ふふふ(^^)←激ミーハー
* * *
明日は実家に帰るため、明日の日記はお休みです。
2000年9月12日(火)
唐突ですが。
二胡の練習をしたあとって、おなか空きます?
先日教室仲間と教室廊下で雑談していたのですが、集中して二胡の練習をすると、練習後ものすごい空腹感を感じるという人が何人かいました。
気の呼吸法が身に付いたのかしら?などと話してたのですが、私自身は集中して練習したことが最近全くないので何とも言えません。(^^;;
2000年9月14日(木)
突然の残業のため、昨日は日記をお休みしました。
年末に向けて忙しくなる職種のため、秋が1年で一番忙しい時期なのです。
(年末になってしまうとヒマになるのだけど。)
さて、今日は実家から妹が泊まりに来ています。
家族には(というか親しい知人関係には)二胡のことはヒミツなので、来客があると大慌て。
楽譜と教本を机の下に突っ込み、テープ・CDは本棚の中に、譜面立てはケースにしまって押し入れへ、二胡とハードケース、ソフトケースも押入です。
私って、親しい人には苦労しているところを見られるのがイヤな性格みたい。いじっぱりなのかな? 結構難儀。(^^;;
というわけで、見ず知らずの人や、よほどごくごく親しい人以外は二胡は私の中ではトップシークレットなのです(笑)
さーて、妹がお風呂入ってる間に日記書いてFTP!
2000年9月15日(金)
指が・・・
弓を持つときに弓の竹にあたる右手中指。
この右手中指第二関節が半年ほど前から痛むようになっていたのですが、最近よく見てみると、第二関節の骨がちょっと出っ張ってるように見えるのです。
関節の骨が変形し始めてるのでしょうか?
変形した結果二胡の弓が持ちやすくなるのなら大歓迎なのですが、弓が持てなくなるのなら大問題。
整形外科で一度見てもらった方がいいのでしょうか?? ちょっと深刻。
2000年9月16日(土)
明日は合同レッスンの日。
ということで、メロディ確認のために課題曲の「もののけ姫」の楽譜をパソコンに打ち込んで、演奏させてみました。
新しい曲は慣れるまでが大変です。
初見で弾くなんて、私にはとんでもないこと。(^^;;
* * *
「てんてんの北京音楽留学体験記」、第5話アップしました。
2000年9月17日(日)
今日は合同レッスンの日。
少し早めに着いたので、第一部の人たちが練習するのをぼーっと聞いていました。
(私は第二部と第三部の参加。)
今日の第二部参加者は20人あまり。
ちょっと少な目のような気もしますが、部屋は満杯です。^^;
今日の第二部の練習曲は「我愛北京天安門」「八月桂花遍地開」「森吉徳馬」「快楽的新年」でした。
私はちょっと左手指の動きが悪く、天安門の16分音符攻撃にはかなり苦戦しました。
快楽的新年では小さなシンバルを担当。
左で太鼓のパートの人がいて、シンバルを打ちながら横目でバチさばきを見ていたのですが、リズムに乗っているようでとても上手にたたいてはりました。
合同練習はこうやって横目でいろんな人の弾き方を見ることができるので、いろいろ参考に出来て勉強になります。
特に二胡の上級者の人たちはみな右手の手首を柔らかく動かしているので、見とれてしまいました。
続いて第三部。
参加者は6人。あらららら。(^^;;
練習曲は「金蛇狂舞」「彩雲追月」「花好月圓」でした。
やっぱり左手の動きが悪く、どの曲も苦戦。(--;;
うまく弾けなくて力が入りすぎたせいか、今日は弓を持つ右手がつりそうなくらいでした。
次回の合同練習は11/4だそうです。
2000年9月18日(月)
教室33日目。
相変わらず待ち時間中に廊下で盛り上がる生徒4人組・・・
うちのクラスが一番賑やかかも。^^;
さて、今日はまず、1月に行われるおさらい発表会の曲決めが行われました。
昨日の合同レッスンの時に他のクラスの人たちと話したのですが、もう曲が決まっていて、練習に入っているクラスもあるようなのです。
それで私のクラスも先生+生徒4人で本日相談し、今習っている「彩雲追月」(G調第二把位)と、生徒の一人が大好きな「草原情歌」(G調第二把位)を演奏することに決定しました。
(本当は先生は「紫竹調」を推薦していたのだけど、生徒が激しく拒絶した(笑))
「草原情歌」は短い曲なのですが、先生曰く、ただ弾くだけではおもしろくないので、これから先生が換把や滑音を加えて弾き方をアレンジするそうです。
「彩雲追月」は二部合奏なので、私は下のパートを弾くことに。
この曲、ゆったりしたリズムなのはいいのですが、私が弾いていてぼーっとしてくると、G調の曲なのに、不意に頭が混乱してD調の指使いになってしまいます。
「金蛇狂舞」や「花好月圓」みたいな早い曲だと緊張感が持続するのですが。
それにこの曲、二の指(中指、G調だと低シとファ)を使うことがやたら多い。
今まで習ったG調の曲では二の指を使うことがあまりなかったから、こうも中指集中攻撃されると、ついつい二の指の指位置がおかしくなってきてしまいます。(低シとファは同じ中指で押さえますが、弦の指位置が少し違うのです。)
おまけにスタッカートとスラーの指定もいちいち細かいし、あーっもうっ、いらいらする〜っ!
なかなか曲のイメージ通りにゆったり弾くことはできませんね。(^^;;
今日のレッスンの最後に、またちょっと揉弦を習いました。
ゆっくりゆっくり、でも一定のリズムで「うーにーうーにーうーにーうーにー」と揉弦をかける練習をしたのですが、私がやると「うーにー、に、うーうー、にー・・・」こんな感じ(笑)
でも揉弦をかけて「彩雲追月」が弾けたらきれいだろうなぁ。
2000年9月19日(火)
昨日の揉弦(ビブラート)練習で、左腕が筋肉痛。
今日の昼間教室仲間に「筋肉痛で痛い〜」とメールしたところ、「私も〜」という返事が返ってきました。
よかった、私だけじゃなかった(笑)
今日も家でちょっとやってみたけれど、なんか違う・・・
一晩寝たら手のフォームを忘れてしまったのかな?(^^;;
* * *
明日は実家に帰るため日記はお休みです。
2000年9月21日(木)
きのう、会社のトイレで手を洗ってるときに。
いつも先生と向かい合ってレッスンを受けているので、先生の手の動きを自分で真似てみようと思っても、目線が違うからちゃんと模倣できてるのかよく分からない。
だから鏡に映して弾いてみれば、先生のお手本を見てるときと目線が同じになるから、ちゃんとしたフォームで弾けてるのか、それとも間違ってるのか、よく分かるんじゃないかな。
あ、でも、鏡に映すと左右逆になるから、あまり参考にはならないんだろうか。どうなんだろう?
などと、ぼんやり考えておりました。
2000年9月22日(金)
先日揉弦の練習で翌日左腕が筋肉痛になった話を書きましたが、これって、揉弦をマスターするためにはまず腕の筋肉を鍛えることから始めなきゃならないってことなのでしょうか?(謎)
ところで10/15(日)日本テレビ系「知ってるつもり?!」の特集は李香蘭だそうです。
忘れないようにしなきゃ(^^)
2000年9月23日(土)
10/21「中国琵琶・ニ胡と京劇のつどい」、11/19「KYOGEKI2000」に教室仲間と行くことになりました。
京劇についてはこれまでちゃんと見たことがなかったのですが、今年の秋は京劇勉強強化期間になりそうです(^^)
2000年9月24日(日)
揉弦練習中。
でもこれって、正しい左手のフォームが身に付いていないとマスターすることができないのでは?
ちょっと気になるのが、私、劉先生のセミナー(9/7の日記参照)で演奏したとき、左手のフォームをそっと直されたんですよね。(^^;;
それ以来左手の形には気を付けるようにしているのですが。
新しいことを習うに連れ、新しい技術を習得するには正しい基礎が身についていないといけない、ってのが最近だんだんと分かってきました。
* * *
「二胡について〜ワシントン条約」の項、新設しました。
CITESについてより詳しい知識をお持ちの方、ぜひ情報をおよせください。
2000年9月26日(火)
引き続き揉弦練習中。
(最近揉弦のことしか書きよらんな、とお思いかもしれませんが、本当に揉弦しかやってないんだもん(^^;;)
最初の頃は早く弾くのは禁物、慣れるまではゆっくりと、そしてできるだけ均一になるように左手手首を動かす練習をする、というのが鉄則の揉弦。
でも練習していたらやっぱり早くかっこよく弾けるようになりたいから、左手をがんばって早く早く動かしてしまうんですよね。
すると知らない間になぜだか左手首が固まってて、肘の辺りで左手を動かしてるような感じになってしまい、はっと気づくことがしょっちゅう。
先は長い・・・ってゆーより長すぎるっっ!!(←ヤケ気味)
2000年9月27日(水)
隣室が留守の様子なので、久々に音を出して練習。とは言っても弦に長馬かましてるけど。
「彩雲追月」…上達してませんね。そらそーだ、練習してないもの^^;
「花好月圓」…ぼーっとしながら弾いてたら、リピートのところで延々とメロディを繰り返してしまい、無限ループにはまってしまった(爆)
「草原情歌」…とりあえず練習してるけど、ちゃんと習うまではへんなクセつけないためにも弾くのを控えたほうがいいのかな?
ちなみに次回のレッスンは10/2です。
* * *
「てんてんの北京音楽留学体験記」、第6話アップしました。
2000年9月28日(木)
今日もちょっとだけ練習。
「彩雲追月」…ちょっとだけ余裕が出てきたかな? でもまだ途中でつっかえてしまいます。最後まで弾けません。
「花好月圓」…十六分音符の左手が全く動きません。明らかに後退してます。なんてこった!
「草原情歌」…これって恋の歌なんですよねぇ。でもなんとなく私が弾くと子守歌のイメージになってしまう・・・(寝かしつけてどーすんねん?!)
2000年9月29日(金)
来月再来月と京劇の舞台を見に行く予定なのですが、私自身今まで京劇と言えば、蜷川幸雄演出の舞台「夏の夜の夢」で、京劇の俳優さんが妖精パックを演じたのを見たことがあるくらい。
基礎知識もなんにもないので、最近「京劇城」というサイトで京劇の勉強をしています。
京劇で使用されている楽器の解説も詳しくて、とても楽しいサイトですよ。
2000年9月30日(土)
昨日もらった地域情報紙に、平均年齢72歳というハーモニカバンドが紹介されていました。
曰く、「うまいかどうかは二の次、問題は楽しいかどうか、欲のない自然体で。」
私もこのハーモニカバンドのように、いつまでも楽しんで続けたいと思っています。
そして気づいたら72歳になっていた、ってのが理想だなぁ。
(72歳まで生きられるのだろうか?(^^;;)