21世紀です。今年もよろしくお願いします。
1月のレッスンは15、22日。20日は発表演奏会のリハ、本番は27日です。
2001年1月1日(月)
明けましておめでとうございますっ!!
新年の瞬間を、みなさんハッピーに迎えられましたでしょうか?
私は眠くって、連れと二年参りに行くはずだったのに、結局部屋でテレビを見ながらぼーっと過ごしました。
一緒に二年参りに行くつもりで遊びに来た連れは、とっとと私の布団にもぐりこんで寝てるし・・・(^^;;
ってな感じで21世紀。
みなさんの今年の抱負は如何なものでしょうか?
掲示板なんかで聞かせて下さいね。
私は・・・ちょっと今悩んでることがあって、とりあえずそっちの問題を片づけるのに頭がいっぱいなの。^^;
ちゃんと結論が出たら日記かなんかで書きます。
まぁそんなわけで、今年もよろしくお願いしますね。m(_ _)m
2001年1月2日(火)
新しく買ったCD-R/Wドライブが内蔵CD-ROMドライブと競合するらしく、内蔵ドライブが認識されない事態に今日は振り回されました。
まぁそれは解決したのですが、新しい年が明けたことだし突然OSを再インストールしてみたりなんかして。(発作的行為)
ようやくFTPソフトの設定が終わったので日記を書いてますが、まだICQとチャットソフト(IRC)の設定に手こずってます。
明日は実家に帰るので、今夜中になんとかしなきゃ。
* * *
実家に帰るので5日まで日記はお休みします。
2001年1月5日(金)
オフ会実現計画始動。(12/28日記参照)
本日お昼休み、京都駅ビル東隣「ぱるるプラザ」に電話して、スタジオレンタルの予約をいれました。5/13、13時〜16時、50平米の部屋。
以前「ぱるるプラザ」の受付カウンターの前を通ったときには
「最近申し込みが多いので申し込み後抽選します、云々」
ってな張り紙があり、それでちょっとビビっていたのですが、電話したらあっさり予約できてしまいました。
担当のお姉さんにも「まだずいぶん日にちがありますわねぇ」なんて言われる始末。ぉぃぉぃ(^^;;
でも3月4月は入学・進級・卒業・就職・異動・転勤・転職・引越・決算・送別会・歓迎会・花見が多く、みなさん何かと計画が流動的で忙しいだろうし、2月は寒くてダメ。
ということで5月。気候もよさそうだし。ね?
(大安なのがちと心配。結婚式のご招待と重なったりして。)
まだ電話による仮予約なので、申込書提出による正式予約がすんだらまた報告します。
4ヶ月も先の話ですが、みなさんがんばって都合つけてくださいね。(^^;;
オフ参加募集は日にちが迫ってから改めて行いますのでよろしく。
合言葉:「一緒に遊ぼうよ!」
(なおオフ会アンケートはまだ締め切ってませんので、思うことがあればご自由に記入してください。)
2001年1月6日(土)
お正月に実家で読んだ新聞に、沖縄三線の通信販売広告が載っていました。
そこで以下のような文章を発見。
蛇油? ってなんだ? 蛇から絞り取った油なんでしょうか??^^;
三線の蛇皮は使い込むほど風格が増してきますが、乾燥し荒くなってきます。
そこで同梱の蛇油を蛇皮に塗ってお手入れしてください。
三線弾く人はみんな蛇皮に蛇油塗ってるのかなぁ?
二胡の蛇皮にも効くの?? 謎。
2001年1月7日(日)
先日に実家帰ったところ、母がパソコンにチャレンジしていました。
まずはキーボード入力から。
タッチタイピングのソフトに従って練習していくのですが、母曰く
「左手の指が全然動かへんわぁ(^o^)」
すると父も
「あ〜、左の指は自分もあかんわ〜、昔から(^^)」
と。
なら私の左手の指の動きがトロいのは、遺伝なのですね?!
2001年1月8日(月)
成人の日。
街には振り袖姿の女の子多数。
暖かい日ではありましたが、雨がぱらついていたので晴れ着で移動するのは大変だったことでしょう。
さて、本日「ぱるるプラザ」に出向いて、スタジオレンタルの申込書を提出してきました。(1/5日記参照)
ということでオフ開催決定です。5/13、13時〜16時。
スタジオキャンセルは1ヶ月ほど前まで、椅子と譜面台をレンタルする場合、数確定は1週間前までと言われました。
まだ4ヶ月も先の話ですが、みなさん参加検討お願いします。
3月に入ったころから参加募集して、合奏曲とかも参加予定のみなさんと話し合いながら決めていきたいと思っていますのでよろしく。
それまで特にアナウンスしませんが、忘れないで下さいね!(^^;;
ちなみに現在アンケートや掲示板で、10人前後の方から参加検討中との書き込みをいただいています。
2001年1月9日(火)
暮れからずっと気になってたこと。
会社の最寄駅(といってもバスで30分もかかる)の近くに粗大ゴミ捨て場があるのですが、何回か通勤途中に眺めているうちに、そこに「胡弓」という文字の含まれた立て看が捨てられているのを発見しました。
走る電車の窓からほんの一瞬見えるだけなのでそれ以上はなかなか読み取れず、一ヶ月以上車窓から眺め続けてようやく
「天□□胡弓教室コンサート 日時:○月○日 会場:○○」
の文字を読み取ることに成功。
「天□□」は中国人名のようです。だから日本胡弓ではなく中国二胡の教室ってことよね?!
こんなところに看板が捨てられてたということは、会社の近くにも二胡教室があるのかしら?
でも今朝年明け初めてゴミ捨て場を見たところ、その看板はなくなっていました。
年末に処分されちゃったのかなぁ。
朝の楽しみがなくなってしまった。
2001年1月10日(水)
早いもので新年ももう10日。今日やっと弾き初め。(今ごろかいっ!^^;)
私に限って言えば初レッスン(1/15)の時に
「まぁー、お正月の間によくがんばったのねぇ(^^)」
って先生に言われることはまずないでしょう(笑)←笑ってていいのかしら。
最近隣室のおにぃちゃん(学生)が夜中(深夜2時とか)にギター弾くので参ってます。
お互い様とはいえ、常識ってもんがあるでしょうが。
うるさくて寝られん。
寝付けないことにまたイライラするし、イライラしたらまたよけいに眠気が遠ざかっていくし、夜に寝ないと昼間辛いし。さらりぃまんなんだよ、こっちは。
(--#)(-# )(# )( )( -)( --)(--#)
2001年1月11日(木)
年末、教室仲間と話してたときに。
最初は「教室仲間にバレませんように!」とずっと冷や冷やしてたのですが、最近は「いつみんなにバレるのかしら?」と考えるのが快感になってきました(笑)
彼女「kanaさんって、インターネットするんでしょ?」
kana「あ、はい。」
彼女「インターネットしてたら、二胡のホームページってたくさん見つけられるの?」
kana「あ・・・はぁ・・・まぁ・・・」
(↑まさか自分がホームページやってますとも言えず、笑ってごまかすkana^^;)
まぁ気持ち的にはいつバレても大丈夫なように心構えできてるしね。
あとはタイミングね(笑)
2001年1月12日(金)
今日は電車のダイヤが一日中乱れてて、予定がひどく狂ってしまいました。
さて、その電車の中吊り広告のなかに、NHK世界四大文明展の一つ、中国文明展のポスターを見つけました。
あ、関西圏でもやってるんだ、って思ったら、なんと石川。
残念ながらそこまで出向く気力は私にはありそうにないです(^^;;
もともと歴史(民族文明・民族文化)が好きだった私はそういう催し物に非常に興味があるのですが、しかし博物館はかなり苦手。
だって人が多すぎるんだもん^^;
2001年1月13日(土)
年末年始に中国に研修に行っていた教室仲間たちが帰国し、メールや葉書で北京での模様を知らせてくれています。
本場中国での二胡のレッスン。私にははるか遠い未来のようでありますが。
2001年1月14日(日)
1/27の発表演奏会まで2週間を切りました。
が、調子が今一つ。なんででしょう?
なんか、がむしゃらさがないっつーか。
明日は今年最初のレッスンです。
* * *
「てんてんの北京音楽留学体験記」、第十三話アップしました。
2001年1月15日(月)
教室38日目。21世紀初レッスン。
今日は一人欠席。でも発表演奏会で私のクラスと一緒に演奏する個人レッスンの生徒さんが1人来たので計4人のレッスンでした。
発表会が近い(1/27)と言うことで、今日の練習も発表会の曲中心。
全体合奏曲の「八月桂花遍地開」「快楽的新年」「金蛇狂舞」、グループ発表曲の「彩雲追月」「草原情歌」です。
それから発表会の仮プログラムも配布されました。
出演者は50人くらい?
やっぱ気になるのは他クラスの発表曲。昨年と比べて全体的に曲のレベルが上がってるような気がする。
っと、プログラム見てて今気づいたけど、うちのクラスの発表順序、前から3番目やんか〜!^^;
始まったらすぐに舞台袖で待機しなくっちゃ。
これってめちゃ緊張するんでしょうか? それともあわただしくて緊張する間もないんやろか?
さて今日のレッスンのポイントは、情景を頭に思い浮かべること。
「彩雲追月」は雲が月と追いかけっこしている絵を、「草原情歌」は大陸の大草原の絵を頭に浮かべるようにして弾け、と。
でもだめなのよねー。
私が二胡弾いてると、すごい頭が空っぽになって無に近い状態になるんですけど。
だって頭空っぽにしないと数字譜読めないんだもん(苦笑)
さて、演奏会まであとレッスンは、来週の1回だけ。このままどーなるのやら?
2001年1月16日(火)
とりあえず演奏会に向けて発表曲を練習。
でも「なんとなく弾いてるだけ」という状態から成長できない。
壁にぶつかっている、というのではなくて、ぬかるみに沈んでる、って感じ。
2001年1月17日(水)
午前6時前、まだ暗いのに何となく早く目が覚めてしまい、布団の中でぼーっとしてるときに、突然それはやって来ました。震度5。
揺れている間は身動きできませんでした。ふとんのそばに置いていた冷蔵庫がこっちに倒れてこないか心配でした。
揺れがおさまった後いつも聞いていたラジオのFM生放送をつけると、女性アナウンサーがあまりに怖かったのか、パニックを起こして泣きながらしゃべってたっけ。
当時はテレビを持ってなかったので何が起こったのか分かりませんでした。
ラジオのアナウンサーも全く状況が掴めていないようで、しばらくの間は断片的な情報しか入ってきませんでした。情報が入ってきても、あまりに規模が大きすぎて、アナウンサー自身が半信半疑の様子でした。
7時半頃、いつものように出勤しようとして階下に下りると(当時社員寮に住んでいた)、寮生全員がロビーのテレビの前に集合してNHKのニュースを見つめていました。
そこで初めて私も何が起こったのかが分かりました。
あれから6年経つんですねぇ。
2001年1月18日(木)
発表演奏会が近いせいか、最近教室仲間間でDMのやりとりが頻繁にあります。
「練習してる〜?」とか「合同練習の段取りはどうなってるの〜?」とか「次のレッスン日はいつだっけ〜?」とか「あー、不安だ〜!」とか(笑)
みんなで慰め合いつつ、牽制しつつ、不安を煽りつつ。(^^;;
こういう交流もまた楽し。
2001年1月19日(金)
発表演奏会まであと1週間。
最近教室仲間の話題になっているのが、お衣装をどうするか。
昨年の発表会では私のクラスは服装自由にしたので、私はセーター姿で演奏しました。
でもクラスによってはばっちりチャイナドレスでまとめていたところもあり、そういうのを思い出しながら、今年はちょっと気合いいれて揃えてみる?ってみんなでひそひそ相談してみたりして。
でもあと1週間しかないから、今から揃えるのは現実問題ムリっぽいけど。
2001年1月20日(土)
発表演奏会に向けての最後の合同練習の日。
なのですが、詳細は明日ということで。
すいません、今日はもう寝かせてください(^^;;
2001年1月21日(日)
昨日の日記を見た連れからクレームが来た。
でも仕方ないやん、眠かったんやもの。(^^;
集中してお稽古するとおなかが空く、って以前教室仲間が言ってたけど、私の場合眠くなる。
たぶん目が悪いので、長時間数字譜を見つめてると疲れてくるのが原因だと思うのだけど。
さてさて、昨日の合同練習。
京都は大雪。交通もマヒ。
そんな中、何人くらい集まるのかしら?って心配してたのですが、最終的には30人を越えるくらいの人数となりました。
発表会を直前にして、みんな危機感があるらしい(笑)
練習開始前、隣に座った教室仲間が一言ぽつりと。
「今日ってめちゃ寒いやんなぁ。いくら室内は暖房が効いてるとは言え、先生半袖なんは間違ってると思う・・・」
そう、なぜか私たちの先生はいつも半袖。
袖があったら演奏しにくいからだとは思うんだけど。^^;
さて、昨日はまず合奏曲(「我愛北京天安門」「八月桂花遍地開」「快楽的新年」「金蛇狂舞」)の練習、次にクラスごとのおさらい、最後に合奏曲(「快楽的新年」「金蛇狂舞」)の打楽器部門の練習、という流れでした。
私が参加する合奏曲は「快楽的新年」「金蛇狂舞」の2曲。どっちも二胡のパートです。
「快楽的新年」はまぁいいとして、「金蛇狂舞」がちょっと問題。
打楽器のアレンジが変わってしまって、その結果演奏テンポがこれまでの倍くらい早くなってしまったのです。指が付いていかない・・・
演奏後は全力疾走のあとのように脱力してしまう。それはそれで快感なのだけど(謎)
クラスごとの練習では、もっとみんなで合わせるように、と注意されました。
毎回注意されてることなんだけどね。
練習終了後、発表演奏会当日スタッフの打ち合わせがあり、運営委員さんから頼まれていた私も打ち合わせに参加しました。
私の主な仕事は、プログラムの合間に演奏者の人数に合わせて壇上の椅子を配置することだそうです。
去年と同じような段取りらしいんだけど、去年の演奏会ってどんな感じだったっけ?
私、部屋の一番後ろのテーブルに座ってたから、あんま運営上のことは覚えてないのよ。不安だな〜
2001年1月22日(月)
教室39日目。
本当は今週は私たちのクラスのレッスン日じゃなかったのだけど、発表会が近いので、他クラスのレッスンの時間にうちのクラスも交ぜてもらって最後の練習をすることに。
他クラスってのは去年の秋に入門したばかりの生徒さんたち5人。
なので今日は私たちのクラス6人(個人レッスンの生徒さん2人含む)+5人の、計11人でのレッスンでした。多い(笑) でもなんか刺激的(笑)
まずは私たちのクラスのレッスンから。「草原情歌」と「彩雲追月」。
「彩雲追月」はとりあえずおいといて、「草原情歌」、ヤバくない?(^^;; ああ、本番が怖い・・・^^;
とにかく本番では「余韻を大切にすること」って先生に注意される。
先週受けた注意は「情景を思い描くこと」だっけ。
でも本番では絶対緊張して忘れそう。
次に00年秋生のレッスンで、「きらきら星」「春の小川」「浜千鳥」。
今日で4回目のレッスンなんだとか。でもうますぎる・・・
音が出てる。手首が柔らかい。弓の端から端まで使ってる。すごーい。
抜かされるのも時間の問題かしら。(^^;;
最後にまた発表会の練習で、「快楽的新年」「金蛇狂舞」。太鼓、小銅鑼、鈴など鳴り物入りで合奏。
ああ、お腹空いた。空っぽの胃袋が太鼓の低音に共鳴して苦しいわ・・・(爆)
などとぼんやり思いながらの演奏する。
しかし「金蛇」。やっぱり指が付いていかない。
まぁいいか、本番では20人くらいで演奏するんだし、私一人脱落したって目立たないわよね(^◇^;
2001年1月23日(火)
20000アクセス突破♪
昨日の18時半から19時過ぎだったようですが。どなただったのでしょう?
これからもこんな調子でまったりと続けていけたらいいな。
さて、実はひそかにオフ会参加申込みの受付を開始していたりします。
CGIのテストのために一昨日こっそり申し込みフォームをアップしたところ、さっそく数人の方からアクセスいただきました(笑)
以前オフ会アンケートで参加表明してくださった方も、申し訳ありませんがもう一度申し込みフォームからお申し込みください。
オフ会とはなんぞや?という方も、一度申し込みフォームをご覧ください。
2001年1月24日(水)
27日の発表会で私たちが演奏する「彩雲追月」という曲は。
二部合奏になっていて、上のパートはゆったりとした流れるようなメロディ、下のパートは撥弦楽器をイメージしたリズム系の構成になっています。
発表会に向けてパート決めしたのは、確か去年の9月ごろではなかったかな。
発表会では6人で演奏するので、上・下各パート3人ずつということで割り振り。
それで、下のパートになった私は、それ以降下のパートの練習のみで、上のパートにはまーったく手を付けでおりませんでした。
通常レッスンでも11月のボランティア演奏会でも毎月の合同練習でも、いつもいつも下のパートばかり弾いておりました。
そしてひそやかに4ヶ月が経過し、気が付けば1月。
このまま何事もなく発表会にのぞむはずでした・・・はずでした・・・はずでした・・・
ところが。
昨日ねー、先生からメールがあって、
「上のパートを弾くはずだった生徒さん1人が都合で発表会に出られなくなりました。
で、上2人、下3人では合奏のバランスが悪くなるから、下のパートから誰か1人上に替わってもらえませんか?」
って連絡があったのです。(^^;
あのぉ・・・もう発表会4日前なんですけどぉ・・・今から変更?(^^;;;;
下のパートは私を含め3人なのですが、1人は仕事の都合で26日(発表会前日)までずっと留守。
それで、あとの1人と私でメール相談。結果、私が下から上のパートに移ることに。
理由は、あとの1人というのは昔ダンスをやってたとかでリズム感がばっちりな人。
スタッカート多用でリズム感が大事な下のパートはこの人抜きでは辛いだろうし、だったらスタッカートの苦手な私が上に移れば被害が小さいんじゃないかな、と私が思って。
ということで、昨夜からあわてて上のパートの楽譜を読み始めた私。
ああ、今から間に合うの?? 本番は今週土曜日なのですよ? ぶっつけ本番ってこういうことを言うのかしら。
しかしまぁ、考えてみれば下のパートだって
「今さら上だなんて・・・9月以降、この4ヶ月間の練習はなんだったの?!」
って言えるほど練習してなかったわけだし。
ま、いっか。ひゃっひゃっ(^◇^;(←壊れた?)
2001年1月25日(木)
発表会2日前。
とにかく、「彩雲追月」。
上のパートもまるきり弾いたことがないわけではなくて、去年の8月から9月くらいにちょっとだけ練習はしてたんです。
でもそれからのブランクが非常に長く、指使いがかなり怪しくなってしまってること、それに発表会メンバーで一度も合奏を合わせることなく本番にのぞまなければならなくなってしまったことが、精神的にキツイのです。
合奏の呼吸とか感触とか、手探り状態のまま本番突入になってしまう。
ただでさえうちのクラスは日ごろから先生に「アンサンブルが合わない」って言われてるのに。^^;
とりあえずせめて八分音符が連続して続くところの指使いを間違わないようにすることと、大きく換把しなければならないところの音を外さないようにすることだけに専念しよう。
教室仲間に迷惑をかけたくない、と自分で自分を追い込む一方、発表会で失敗したってそんなこと生死に関わる問題でもなし、と開き直る自分がいたりして。
2001年1月26日(金)
発表会前日。
明日は雨なんですってね。
天気が良ければ早朝近所のお寺の境内で練習しようと思ってたのに。
ああ、明日は本番。
忘れ物のないようにしよう。
カメラもいるかな?
なんか遠足気分(^^;;
2001年1月27日(土)
今日はまんまと先生にハメられました。
でもその直後にリベンジ。成功(^o^)v
ふふふ、たまにはいいわよねぇ^^ みんなも喜んでたし。
そう、アンコールの拍手を仕掛けたのは私。ナイショよ♪
今日は長い一日だったなぁ。いろんなことがあった。
終わりよければすべて良し。
暗くなるまで一緒に歩き回ってくれた人たち、どうもありがとね。
いつかそのお寺でみんなで弾こうね♪
すごい自分が今過渡期にいるような気がする。
溺れずにちゃんと向こう岸にたどり着ける? 謎。
いや、本当に大変なのはきっと、向こう岸にたどり着いてから。
2001年1月28日(日)
<1/27発表会>
朝から少し強い雨が降っていたので、私はタクシーで会場となるホテルへ。
そのせいで少し早く着きすぎてしまい、時間をつぶすためホテルの洗面所で一人ぼけーっとしていたのですが、そのとき不意に、
「発表会というのは、到達目標なのではなくて、通過地点なんだ。」
ということに気づきました。
それでとても気持ちが軽くなりました。
うまく弾こうとか、失敗したらどうしようとか、なんか一人で気負ってたのですが、ありのままでいいじゃない、と吹っ切れました。
そのせいかな、実際はっきり言って今回の発表会の私の演奏は思い出すのも恥ずかしいくらいのひどいものだったのだけど、でも舞台上ではそんなに緊張もしなかったし、楽しく演奏できました。
去年の発表会とかこれまでのボランティア演奏会では、終わったあとも反省と後悔の嵐ですごく気分が落ち込んだものだったけど、今回は「また次があるよ。そのときがんばればいいやん。」って思えるようになりました。前向き。
ちょっと精神的に強くなったかな。成長したんだろう、たぶん。
2001年1月29日(月)
<1/27発表会>
こんな感じ。
2000年度発表演奏会プログラム
全体合奏「金蛇狂舞」「我愛北京天安門」
グループ演奏
全体合奏「八月桂花遍地開」「快楽的新年」
個人演奏
会場はホテルの宴会場、食事付き懇親会スタイルで、「快楽的新年」が終わると
個人演奏の生徒さんのソロを聞きながらのお食事タイムという段取り。
私は当日手伝いスタッフだったので、ステージ近くのテーブルに座り、プログラムの合間にステージの座席を並べたり、譜面台を組み立てたり、その他運営委員さんに頼まれた用事をぽつぽつとやってました。
演奏面では、これまでボランティア演奏を除けばほとんど教室以外の場所で弾いたことはなく、今回の発表会で気づいたことは、
「椅子の高さが変わるのでいつもと感じが変わる(ホテルの椅子は教室のより高かった)」
「ただでさえ壇上では緊張するのに、壇上はライトの熱を浴びるので汗をかきやすい→手のひらに汗をかくと換把がうまくいかず演奏しにくい」
「「快楽的新年」を弾いていたとき、私の席は空調の噴出し孔の下だったのか、譜面台の上の楽譜が風に煽られてひらひらし、見にくくて困った」
などなど。
どんな状況でも落ち着いて弾けるようになるにはやっぱり場数を踏んで経験と教訓を増やすしかないんでしょうねぇ。
でもね、最近感じているのですが、私が居心地のいいと感じられる集団はだいたい10人前後までのようです。
あんまり数が多くなると、なんか自分の居場所みたいのが感じられなくなって舞い上がってしまうみたい。
逆に2人きりというのも、自分と相手との距離が掴めなくなって自分を見失ってしまいやすいみたい。
どんな集団内、どんな人間関係内にいても、いつも冷静に落ち着いてられる方法はないものかしら?
2001年1月30日(火)
<1/27発表会>
私が演奏するはずだったのは、前半合奏曲の「金蛇狂舞」、グループ合奏曲の「草原情歌」「彩雲追月」、後半合奏曲の「快楽的新年」、以上プログラム的には出場するのは3回のはずでした。
「快楽的新年」が終わり、そこでお食事タイムとなり、私はすっかりくつろいで同じテーブルの人たちと話しながら中華料理をいただいておりました。
しばらくして上級の生徒さんによる独奏が始まりましたが、まぁ気楽にして聞いておりました。
そしてプログラム最後の曲、先生のソロによる「喜洋洋」が始まろうとしていました。
「あー、そういやこの曲以前楽譜もらったよなぁ」と思いながら、私は中華ちまきに手を伸ばそうとしたそのとき、先生がマイクを握って挨拶されました。
先生「この曲はですね、まだ全員で合わせたことはなくて、今日がぶっつけ本番になるんですよね。でもまぁなんとかなるでしょう。やってみましょう(^^)」
全員? あれ、プログラムでは先生のソロってなってたのに。誰が一緒に弾かはんのやろ?
先生「じゃあ弾かれる方、出てきて下さい。」
うーん、おなかいっぱいやなぁ。中華ちまき、入らへんかもしれへんなぁ。
先生「さぁ、早く出てきて下さい!」
ああ、デザートはココナッツミルクや。らっきー(^^)
先生「さぁ、早く!!」
・・・ちょっと、先生、どこ見てるわけ?
壇上から送られる痛いほどの先生の視線を感じてテーブル席から思わず叫ぶ私。
kana「先生、誰に向かって言うてはんのですか?!」
先生「kanaさん♪(^o^)」←満面の笑み
はぁっっ?!!! 私?! マジっすか?!
会場からわき起こる笑い声・・・ぉぃぉぃ・・・(--;;
というわけで、なにがなんか分からないまま、他の数人の生徒さんと一緒に、壇上に連れて行かれてしまいました。ドナドナ状態。えーん(T-T)号泣
「彩雲追月」に手を取られててほとんど練習してないわ、だいたい楽譜すら持ってきてないわ、それより演奏が終わって気が抜けきってしまってるわ、というさんざんな状態で弾くハメになった「喜洋洋」・・・ひどすぎる・・・でも先生は楽しそう・・・なんでや〜!(^^;;
ほんと、人生何が起こるか分かりませんわ(笑)
ちなみに発表会終了後、教室仲間に声をかけられました。
彼女「あれ、本当に知らされてなかったの??」
知らされてなかったんだってばっ!
壇上の先生とテーブル席の私がネタで漫才してるとでも思ったの?(^^;;
2001年1月31日(水)
<1/27発表会>
プログラム最後の曲で、予定では先生のソロのはずだった「喜洋洋」。
でも結局合奏状態になってしまったので、司会が気を利かせ、先生にソロを1曲求めました。
当然生徒も拍手で賛同。
先生は突然のことに戸惑いながらも、1曲独奏されました。
演奏終了後、拍手の中ほっとした顔で壇上から下りられた先生。
でもここで私が同じテーブルの人に「アンコールしよう!」と提案。
拍手からアンコールの手拍子に切り替えると、すぐにそれが会場全体に広まり、先生を引くに引けない状況に追い込んでしまいました。
「ちょっと待って・・・ちょっと考えさせて下さい〜」と狼狽する先生。
でもね、先生、さっき「喜洋洋」のとき私に考える時間を与えて下さいましたか?(笑) そうよ、リベンジ(笑)
というわけで、先生は鳴りやまない拍手の中、めっちゃ動揺しながら壇上にあがり、それでももう1曲独奏を披露して下さいました。
思いがけず先生のソロを2曲も聴けて、他の生徒さんもすごく喜び、楽しいフィナーレとなりました。^^