2001年4月の日記
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今年は桜の開花が早いですね。もたもたしてたら見逃してしまいそう。
4月のレッスンは2、16日です。



2001年4月1日(日)

エイプリルフールだぁ、って気づくころにはすでに今日が終わろうとしている。
今日はすごくお天気のいい日でしたね。
神戸方面に出かけていたのですが、海と明石海峡大橋と遠くに見える淡路島が、とってもきれいでした。ちょっと海からの浜風がきつくて寒かったけど。
私、来週高松にドライブ旅行に行くので、明石海峡大橋通ります。うふ*^^*
それはさておき。
今日は教室仲間(このサイトのことは何も知らない)と2人で、神戸・移情閣へアンサンブル華夏のコンサートを見に行ってきました。
移情閣に行くのも初めて。華夏の演奏聴くのも初めて。ついでに言えば本日同行した教室仲間と個人的に出かけたのも初めて。(だからちょっと緊張気味。)
演奏時間の40分前に到着して「早すぎたかも〜」と言いながら会場の部屋に入ったのですが、すでに席取りしてる人もちらほら。
開演15分前にはほぼ満席、立ち見も多数という、非常に盛況なライブでした。会場でもう一人の教室仲間(このサイトのことを知っている)にも会いました。
アンサンブルの構成は、高胡、二胡、中胡、揚琴、中阮、大阮、横笛、打楽器類、演奏者計8名。
曲は最初から順に「金蛇狂舞」「彩雲追月」「紫竹調」「蘇州夜曲」「夜来香」「空山鳥語」「姑蘇行」「喜洋洋」「太湖船」。(ただし私の記憶が正しければ。)
今日のコンサートは非常に私にはなじみ深い曲ばかりで、でもそれを二胡以外のいろんな楽器を交えたアンサンブルで聴くのは初めてで、しかも生!プラス超至近距離!ということで、とても良かったです。
やっぱ生演奏はいいっすねぇ。
中阮、大阮をちゃんと生で聴いたのは初めてで、あんなギターみたいな音とは知らず(琵琶っぽい音かと想像してた)、びっくりしました。
同行した教室仲間は揚琴を見たことがなかったらしく、とても珍しがっていました。
移情閣の会場の雰囲気もとてもよかったです。同行した連れは、建物内の調度品が高級品だって誉めてました。
ちなみに私は演奏中胡琴奏者の左手の指使いばかり見ていたんですけど、彼女は逆に右手ばかり見ていたそうです。
やっぱり上手な人は弓使いが違うね〜、と言ってました。ああ、私も右手見とけばよかったわ。
余談ですが「蘇州夜曲」「夜来香」では目がウルウルしてしまいました。
私、李香蘭を思い出すと、条件反射で涙が出るのです。うーん、パブロフの犬。
演奏終了後、このサイトのことを知っている方の教室仲間と2人で、少し華夏の人たちとお話しさせていただきました。
このサイトを見ているという方が予想以上に多く、「ああ、今までWEBでいい人ぶってたのに、これで本性バレてもーたやん。ちっ。」ってな感じでした(爆)

*  *  *

新コーナー「二胡教室の見つけ方」公開しました。



2001年4月2日(月)

教室44日目。
散髪してから初めてのレッスン。
おかっぱ頭を見たみんなに「高校生みたい・・・」と繰り返し言われる。
しかしこんな老けた高校生がいたらヤバくないかい?(汗)
今日のレッスンで気づいたこと。ってゆーか、前々から薄々感づいてはいたのだけど、
「レッスン開始前の教室仲間の『私、全然練習してきてへんねん〜!』の言葉ほど信用できないものはない。」
もうだまされないからね!!
みんな、「やる気ないね〜ん(^^)」と言いながら、なんで「良宵」弾けるわけ? なんで? kanaちゃん分かんな〜い(--;;
ああ、今日はもう眠いので、この続きは明日の日記で。



2001年4月3日(火)

昨日の日記の続き。
レッスン開始前、突然先生が「千斤、ちょっと上げても大丈夫ですか?」
と言って、私の北京ちゃんに付いているタコ糸をぐいぐい上に押し上げる。
ぐいぐいぐい・・・ぐいぐいぐい・・・
・・・先生、それは「ちょっと」とは言わないのでわ?^^;
だいぶ位置が上がってしまった千斤。
でもなんでこんな突然上げるのだろうと思っていたら、「良宵」の第三把位対策でした。
実際に二胡やってられる方なら分かると思いますが、千斤の位置が低いと把位の位置が下がるほどに指位置間隔が狭まってしまって、最悪の場合指が重なり、非常に弾きにくくなるのですね。
私みたいに指が太いとなおさら、指位置間隔が狭いとつらい。
それで千斤の位置を上げて指位置間隔を広げるわけですが、そうすると今度は第一把位の指位置間隔が広がりすぎて、指が届かなくなってしまうのよ。
指が細くて長い人がうらやましい〜
さて昨日のレッスンですが、まず換把練習曲で滑らかな換把の練習。
換把もやはり重要なのは手首ということで、先生の言うとおり手首を使って右手を上下させようとするのだけど・・・痛い・・・手首曲がらない・・・
私は右手首だけじゃなく、左手首も相当固いようです(涙)
そこでみんな思い思いに手首を柔らかくする運動を考案。突然ヨガ大会が始まりました(笑)
練習曲の次は先生による「良宵」の楽譜解説。
今日は楽譜後半の、第一把位から内弦第三把位に大ジャンプして、そのあと第三把位が続くところの指位置解説です。
第三把位では「高ド」「高レ」「高ミ」「高ファ」は内弦で、「高ソ」「高ラ」「高シ」「高高ド」は外弦で弾くのですが。
・・・はーい。頭では分かるんですけどね。でも実際はオクターブ上の高音を内弦で弾くってのにかなり違和感。
つまり「高ド」「高レ」「高ミ」「高ファ」は普段外弦第二把位で弾いているので、第三把位では内弦だ、って頭では分かっていても、ついつい外弦を擦りたくなってしまうのです。習慣ってオソロシイ。
おまけに「良宵」は内弦と外弦が繰り返し出てくるので、ああもう、なにがなんだか・・・
では、最初から最後まで通して弾いてみましょう、ということになり、先生と生徒の4人で「良宵」を演奏。
しかーし私は第三把位に入る前の、楽譜中盤第二把位が続くところであえなく討死。
でも他の生徒はみんな弾けてる・・・なんでや・・・
最後に先生より、「これで基本の指位置解説は終わったので、次回は修飾音入れていきます、それまでに普通に弾けるようになっといてくださいね(^^)」
そんな簡単に言わんといてください(--;;



2001年4月4日(水)

「良宵」の練習をしなくてはいけないのですが。
問題は第三把位が続くところ。
楽器が若いせいと腕が未熟なため、ネコの悲鳴のような超音波しか出ません。
ワンルームマンションで弾こうものなら、他の住人に対する立派な嫌がらせになってしまいます(笑)
だから家じゃ弾けない。どうしよう。
でも弾かないと音は一生でないのよね。あああ〜



2001年4月5日(木)

究極の選択?
ちょうど今習ってる曲が演奏される中国音楽のコンサートに、急に次の休日誘われたとします。
でも自分はここ最近二胡の練習不足を感じていて、たまの休日のこの日は家で練習しようと思っていたとします。
さて、あなたならどちらの行動を取りますか?
A:曲への理解を深めるべくコンサートに行く。
B:家で練習する。

*  *  *

都合により、月曜日まで日記はお休みします。



2001年4月9日(月)

次回のTBS系「世界ウルルン滞在記」のテーマは、中国四川省の伝統芸「変臉」だそうです。一瞬で顔が変わるやつ。
去年だったかおととしだったか、NHKで「変臉(変面? 記憶が定かでない・・・)」という映画を放映してましたね。誰かご覧になった方います?
うろ覚えなのですが、
変臉の名人である老人が跡取のために孤児を養子をもらったところ、実はその子は女の子だった。女には芸を教えることができず、失望し少女を追い出そうとする老人。老人に冷たく当たられるんだけども、唯一の身寄りとなったその老人に必死にすがりついていこうとする少女。
やがて老人はあることから冤罪を着せられて死罪宣告を受けてしまう。そして少女は命をかけて老人を助けようと・・・
確かこんなストーリーでした。(ラストはハッピーエンドです。)
この女の子がとてもとても演技がうまく、私は涙うるうるで見てました。
また、老人もいい味出してましたね。芸に対するこだわりというか誇りというか。
この日記を書きながらちょっとネットで検索したら、結構ヒットしました。正式なタイトルは「変臉 この櫂に手をそえて」、1996年公開だそう。当時結構話題になったんでしょうか?
さて、次回の「世界ウルルン滞在記」は4/15放映だそうです。お見逃しなく。



2001年4月10日(火)

今日の午後、仕事がイヤになったので勤務時間中手首の柔軟をやっていたら、同僚に変な顔されて「ヨガ?」と聞かれました。
だから「うんっ!(^o^)」って答えたら、ますます変な顔をされてしまいました(笑)



2001年4月11日(水)

今週は眠い眠い病です。
夕方からへろへろ。本当は22時には布団に入りたい。テレホとかいろんな事情があるのでどうしても23時過ぎてしまうんだけども。
週末の疲れが残ってるのかなぁ? でも睡眠時間はちゃんとキープしてるし、朝の目覚めはいいのだけれど。
集中力がなく、テレビをじっと見ることもメールを書くということもできません。ふにゅう〜
ということで今週二胡に触ったのはまだたったの1回。「良宵」3回ほど練習しただけ。
次の月曜はレッスンなのに。次のレッスン終わったらその次のレッスンまで一月開いちゃうのに。
テレビの音は落ち着きをなくすのでCDラジカセをつけてみたら、許可さんの「悲歌」が鳴り出した。CDトレイに入れっぱなしだったようだ。
私はどっちかというと無伴奏ものが好き。
脈絡のない日記ですね。でも日記らしい日記というか。(自己弁護)



2001年4月12日(木)

電車で通勤しています。
今朝、いつものように改札を出ようとして切符収集口に通勤定期を突っ込み、自動改札を通り抜けようとしたところ・・・出口の羽根扉(正式名称はなに?)が突然ばたんと閉まり、身体を挟まれてしまいました。
定期券にはなにも問題は無く、機械の誤動作だったようなのですが。
しかしですね、あれ挟まれると結構痛いのよ。なんたって機械仕掛けで「加減」なんてものはないんだから。
誤作動でした、で済まされてもねぇ。
それにあなた、もし私が二胡のソフトケース持ってたとしたらどうしてくれんのよ?
羽根に挟まれて中の二胡がダメージ受けたら責任取ってくれんの? え??
・・・だから私は二胡持って自動改札を通り抜けるときはいつも、突然羽根が閉まっても二胡に当たらないように、ソフトケースを高々と持ち上げて改札を通り抜けるのです。

*  *  *

都合により明日の日記はお休みします。



2001年4月14日(土)

今日は、京都府亀岡市で開かれた、「平和へのメッセージと世界音楽交流の集い」に行ってきました。
お目当てはもちろん第2部の「世界音楽交流の集い」。(^^)
(ちなみに第一部は日本ユニセフ大阪支部設立準備室代表の方の講演会でした。テーマは東ティモールの民族運動の歴史。)
「世界音楽交流の集い」のプログラムは以下の通りです。
1.インドネシア アンクールン演奏
2.中国 ウィグル族民族舞踊
3.モンゴル 馬頭琴と歌
4.アフリカ ジンバブエの音楽
5.日本 筝と尺八
会場キャパは約160席。こじんまりとしたホールですが、ほぼ満席でした。
行ってよかったですよ〜。
私は涙腺ヒットされて大変でした。(あーんなところでひとり泣くのはかなり恥ずかしい・・・)
特にジンバブエの曲を合唱しはった人たち。ジンバブエ人ではなく、ジンバブエに赴任したことのある青年海外協力隊OBの日本人女性グループだったのですが、もう「あんたらタダモノやないやろ〜!!」というくらいすばらしい音楽を披露されました。うるうるものです。よかった〜(^^)
インドネシアのアンクールンもおもしろかったです。 竹で作られた共鳴楽器を、ハンドベルのように大人数(今日は13人)で演奏するというものなのですが、細かい技術が必要みたいで、演奏にはかなり筋肉いりそう。
女性のほとんどは顔と手首から先以外は布で覆ってはりました。イスラム教の人たちなんやなぁ、としみじみ思いました。
それに馬頭琴。
生演奏は初めて見たのですが(ってゆーか、音を聞くのも初めてだった)、本当に草原のチェロって感じ。
それに足の間に挟んで弾くのも初めて見てびっくり。
演奏後のインタビューで演奏者が
「馬頭琴の弦は上からではなく横から押さえます。上から押さえると音が響かないけど、横から押すとモンゴルの草原でよく響くから。」
って言うてはったのが印象的でした。
音楽って生活・風土に密着してるものなんですね。
各国の音楽は、時に手拍子しながら楽しく聞くことが出来たのですが、日本の筝と尺八は、なんかこう背筋を伸ばして聞かないといけないような、堅苦しい印象を受けてしまいました。
私の修行が足りないせい?



2001年4月15日(日)

今日は、教室仲間の家にお邪魔して、「彩雲追月」の練習。
彼女とオフ会で二重奏することにしたのである。(^^;;
しかーし、演奏したのは数える程度。あとは雑談で日が暮れてしまった・・・ごめんね。>教室仲間
家に帰ってきてぼーっとして「良宵」の練習をしてお風呂に入ってご飯食べて。時計を見てげげげっ。もう22時半やないのー!
今日は「世界ウルルン滞在記」の日(4/9日記参照)やったのに〜! 22時から放映やったのに〜!
あわててテレビを付けたら、今日は特番の関係で放映開始が30分遅れてて、ぎりぎりセーフ。らっきー。



2001年4月16日(月)

教室45日目。
会社で二胡のソフトケースを持ってうろうろしてると、親しい後輩に
「あ、今日は中国民芸の日ですか。」
と言われる。
民芸て・・・。せめて音楽とか楽器とか言うてーさ。(^^;;
会社出がけに用事を言いつけられ、電車1本乗り遅れる。
この1本が教室に着くころには30分の遅れになるのだ。
まぁ最近は私の前のクラスのレッスンがいつも10分ほど長引くので、その間に到着できるんだけど。
でもいらいら。
さて、今日の練習は弓使いから。長弓と快弓の繰り返し。
今日は偶然私の席の前にピアノが置いてあり(いつもは部屋の奥に置いてあるのだけど、今日はたまたま手前に引き出されていた)、ピアノに私の弓使いがばっちり映し出されてたので、すごく客観的に自分の弓の押し引きを観察することができた。
長弓はわりと安定してきたのだけど、快弓になるとグラグラ。弓が浮いたり沈んだり。
力の入れすぎが良くないように思えた。のだけどどうやって力を抜いたらええねん?
以下明日の日記に続く・・・



2001年4月17日(火)

昨日の日記の続き。
弓の練習の次はF調の練習。
運指表(と言うのか?)でだいたいの指位置みたいなのは知ってたけど、実際習うのは今回がまったくの初めてである。
まぁなんとかなりそう・・・かな?
でも「1」と「5」はD調の癖で、ついつい開放弦で弾いてしまう。G調第二把位の感覚で弾けばええんやろか?
「どーれーみー」と練習していると先生が、
「一二三四すべての指を弦の上に置いた状態で弾けるように、指の関節を柔らかくしておいてくださいね。でないと早い曲は弾けませんから。」とおっしゃる。
うーん・・・外科手術で私の小指を引き伸ばさない限りそれは無理だと思われますが(汗)
ということで、さようなら、「賽馬」。私は聴者に徹することにするわ(笑)
しばらく運指の練習曲をやっていると、
「ではテキストの〇〇ページの曲を練習してください」と先生。
えらい先のページやなぁ、と思ってページを繰ると、そこは「賽馬」。
おいおい、さっき決別したっちゅーねん(笑)
先生 「Fの指感覚に慣れるためにゆっくりでいいから弾いてみてね(^^)」 ふにゅ〜^^;
F調の次は「良宵」のレッスン。
今日は時間が無いのでいつもの換把練習曲は飛ばすようだ。
先生 「ではまずみんなで弾いてみましょう。」
う・・・頭がFから離れない・・・D調ってどうやるんだっけ・・・(爆)
ということで私はメタメタ〜
先生「指位置が安定してませんね^^;」
ええ、だってFかDか迷いながら弾いてるんですもの。(とは言えないので苦笑いしておく。)
二度目に弾いたときはちょっとは落ち着いたかな。
先 生 「みんなで弾くと、みなさんいろいろ誤魔化してる部分があり
   ますね。次回のレッスンでは1人ずつ弾いてもらいます!」

生徒一同 「ええ〜!!」
生徒A 「あ、でも先生次回までに忘れはるやろし(^^)」
生徒B 「そやそや、次のレッスンまでひと月開くもんな(^^)」
先 生 「忘れないように手帳に書いておきますから(--;」
生徒A 「でも生徒がみんな忘れてたりして(^^)」
生徒B 「そそ、『先生、よそのクラスと間違うてはりますわ〜』って
   言えばええねん(^^)」

先 生 「間違えませんてば(--#」
さーて、どうなりますかねぇ?



2001年4月18日(水)

「良宵」。
私の使ってるテキストは人民音楽出版社「全国二胡考級作品集」の試行版。
他のクラスメートが使っているのはこれの改訂版。
で、みんなと練習していると、どーも音が違う。テキストを見比べると、私のテキストに誤植発見。
「2」が、数字の上に「・」が付いて、1オクターブ高い表記になってました。
ま、試行版だから仕方ないのかしら。
でも中国の出版物って、一般に誤植多いって聞くような気もする。

*  *  *

都合により明日の日記はお休みします。



2001年4月20日(金)

先日近所のスーパーに買い物に行ったら、壁に、あるちらしが貼ってありました。
近くに老人介護施設があるらしいのですが、その施設で働く「ボランティア募集」という内容でした。
ボランティアの種類にもいろいろあり、食事や入浴の常時介護スタッフ、送迎バスの運転、それにお楽しみ会係、など。
ちらしにはギターを弾いているイラストが載せてあったので、お楽しみ会係というのは楽器演奏の慰問も可ってことなのでしょう。
もっと二胡がうまくなれば、自分から売り込みに行くんですけどね(笑) ははっ^^;



2001年4月21日(土)

今日はイベント案内です。
神奈川海老名市と、関西からはちょっと遠いんですが、私の知ってる方々の出演ということで宣伝させてください。
海老名市文化会館事業協会主催 テアトロ・スクランブルVol.1
「中国伝統音楽の夕べ」琵琶独奏と絲竹合奏による中国伝統音楽
日時:5月17日(木) 19:00 開演
会場:海老名市文化会館小ホール(335席)
料金:全席自由  1,800円
出演:京都江南絲竹会
    柴 礼敏(琵琶・月琴)
    赤松紀彦(笙・洞簫・笛子)
    村田順一(笛子・二胡)
予定演奏曲目:
 [琵琶独奏]陽春白雪・飛花点翠ほか
 [絲竹合奏]中花六板・歓楽歌・春江花月夜
 [崑  曲]牡丹亭「遊園」より
 [明 清 楽]茉莉花ほか
問合せ:海老名市文化会館 海老名市上郷476-2
   TEL 046(232)3231
崑曲や明清楽は、演奏会では滅多に取りあげられない珍しいものなんだそうです。
中国伝統音楽に興味のある方はぜひどうぞ。(^^)

*  *  *

都合により明日の日記はお休みします。



2001年4月23日(月)

CDを買うと500円ごとにスタンプ1個押してくれるCDショップがあって、スタンプ30個を集めたら1000円分の商品と交換してくれるシステムになっているのだけど、期限が最初の買い物から1年。
私が最初にスタンプもらったのは昨年の4/29のことだから、もう今週末が期限なのね。
で、先週CDを1枚買い、めでたく私のスタンプ帳が満杯になったので、今日そのCDショップに行って欲しいCDがないか物色してきました。
でーもー・・・。
ない。欲しいCDがない。
もともと私はCDを買うのがそんなに好きではないのです。理由を聞かれても困るんだけど。
だからスタンプ30個集めるのに1年もかかったし。しかも半分は私のじゃなく、連れの買い物だし(爆)
そんな訳で、今日は欲しいCDを決めかねず、すごすご帰ってまいりました。
今週末までに欲しいCD決めておかなければ・・・
というわけで、なんかお薦めCDがあれば推薦して下さい(笑)

*  *  *

明日の日記は都合でお休みします。書いたとしても「サラ・ブライトマン」ネタです(笑)



2001年4月24日(火)

最初にご忠告。
25日、26日の、サラ・ブライトマン コンサート@NHKホールに行かれる方は、今日の日記は読まないで下さい。ネタバレ満載です(笑)
またサラに興味のない方も飛ばして下さい(笑)
◇  ◇  ◇  ◇  ◇
サラ・ブライトマン、行ってきました。@大阪フェスティバルホール。
みなさんご安心下さい。サラの超高音波は健在です。絶叫炸裂です(笑)
今回はダンスもします。
衣装も異常にセクシーです。
小林幸子風装置だか大道具だか分かんない衣装もあります(笑)
宙づりどころか宙返りやってます。
ミラーボールがまわってます。
巨大お月様が舞台に登場します。
舞台で花火が炸裂します。
舞台上に雪が降ります(マジ)
1階客席に向かって紙吹雪がつぎつぎとロケット噴射されます。これには観客も大喜び(笑)
前回行ったコンサートはクラシック路線だったので、ほとんど舞台中央のスタンドマイクで歌ってたように覚えているのですが、今回はコンサートと言うよりもショーって感じで、ヘッドフォン型マイクでダンスしまくりながら歌ってました。
最初「サラが踊ってる〜(@_@)ひょえ〜」って思ったのですが、よく考えたらこの人ミュージカル上がりだったわね。踊れて当然か。
今回の舞台はお金かかってるって感じ。照明もめちゃ凝ってた。
曲はほとんど「ラ・ルーナ」から。たぶん。分かんないけど。私「ラ・ルーナ」と「エデン」がごっちゃになってるし。
例外的に「ピエ・イエス」、ミュージカル『オペラ座の怪人(ファントム・オブ・ジ・オペラ)』より「もう一度ここに現れて」、なんかも歌ってました。
『ファントム』の時にはいきなり舞台に燭台が何本も現れてオーケストラが「オーバーチュア」をまるまる演奏してくれたので、『ファントム』フリークの私は
「きゃあああぁぁぁあああ〜〜〜〜〜!!!!」
って感じで大感激。そこまでやるなら巨大シャンデリアも飛ばしてくれ〜〜!! ってそれはムリやろ^^;
アンコールは3曲で、うち1曲は「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」でした。もちろんソロで。
この曲が全世界で売れまくったのは、歌詞がラテン語だったからかなぁ。どこの国の人にも平等に歌詞分かんないし(笑) 注)CD買えば訳詞はついてます。
今回のコンサートで唯一不満だった(というか私は怒ってるのだけど)ことは、ヘッドフォン型マイクの音がひじょーーーーーーに悪かったこと。
最初サラの声がめちゃめちゃハスキーだったので声を潰したのかと思ってびっくりしてたんだけど、高音もよく出てるし発声も全然辛そうじゃないし、そしたら途中でスタンドマイクに変わった途端、いつものサラの美声復活。
結局マイクのせいだったのね、と思ったら急に怒りがふつふつと・・・。私の大好きな「フィリオ・ペルドゥート」をスタンドマイクでもう一回歌い直してくれ(--#)
あと、前回のコンサートではクラシック路線だったせいかホール入り口で曲順の書かれた紙をくれたのに、今回はくれなかった。
いろんな仕掛けが仕込んであったので、曲順は秘密にしたかったのかしら。それとも金出してプログラム買えって?
まぁいいんだけどね、サラの魂持ってかれるような絶唱楽しんでこられたのだし。
現在やや不安なのは、このサイト来てくれはるうちの何人が、サラ・ブライトマンについて知ってはるかってこと(笑)



2001年4月25日(水)

RRRR……
kana「はい?」
女性「あのー、○○さん(←かな坊のフルネーム)のお宅でしょうか?」
kana「そーですけど・・・?」勧誘やったら速攻切ったるからね!
女性「えーと、ヤンの事務所の者ですが。」
kana「は?」ヤンってなんだ?
女性「実は楊興新が5月に京都でコンサートを行いますので、そのご案内をさせていただこうと思って・・・。」
kana「あー・・・。もうチケット買ってますけども?」
女性「あっ、そうですか。それは失礼しました(^^;;」
kana「いえいえ(^^)」カチャッ。
・・・びっくりした(笑)
前にコンサート行った時に私が書いたアンケートで、電話番号調べはったんでしょうね(笑)



2001年4月26日(木)

ま、ね、ここ最近の掲示板の書き込み見ていただいたらお分かりでしょうけど、4月半ばからこっち、どうも音楽の興味が別のところに行ってしまってて、いまいち二胡をやろうという気になれません。
これを「怠け者」と見るか(もしくは「二胡やる資格なし」と見るか)、「いまそこ(中国音楽以外の音楽)で得られたことが、いつか二胡をやる上で役に立つときがくるよ」と見るかは、みなさんにお任せします(苦笑)
『レ・ミゼラブル』(ミュージカル)でも見てすっきり泣きたい今日このごろ。
強烈なカタルシスが欲しいんですけど。
ああもう、胃が痛いったら!



2001年4月27日(金)

昨日、「五星旗」のファンキー末吉さんが発行している不定期メルマガが届きました。
へ〜、WeiWei(巫謝慧)さん、脱退したんだ〜。
新しい二胡奏者はYangYangさんという女の子だとか。
ゴールデン・ウィークのNHK特番「テントでセッション」に出演されるそうなので、興味ある方はチェックしてみてください。



2001年4月28日(土)

掲示板で「弓が・・・云々」の書き込みを見てさっき思い出した。昨日(今朝?)、二胡の弓の夢を見たんだった。
二胡を弾いている。夢の中で。
場所は分かんないけど、私のそばでもう一人か二人二胡を弾いてる人がいる。だから教室かな?
私は部屋の入り口付近(部屋に入ってすぐ右側)に壁を背にして椅子に座り、二胡を構えてなぜか下ばかりみている。カーペットの色はグレーだった。
みんなで一斉に弾いているのだけど、私の二胡は音が出ない。弓が滑ってる感じ。
それで、「あ、松脂足りないのかも。」と思う。
松脂を箱から出そうとしたら、いつも松脂をくるんでた布が紛失している。
素手で松脂を持つと手の脂が付きそうなので、きょろきょろ見渡すとティッシュらしきもの発見。
それで松脂をくるんで持ち、弓毛の表面に松脂をこすりつけると、さっと1回松脂で毛を撫でただけなのに、弓毛全体が真っ白い粉で覆われてしまった。まるで小麦粉の粉をべっとりまぶした感じ。
「なんか変。いつもと違う・・・」と思いながら、弓毛の裏面を同じようにさっと松脂で撫でると、裏面も粉で真っ白に。
そこで目が覚めました。
昨日掲示板に「夢に二胡が出てきた、云々」という書き込みがあったのですが、それに無意識に影響受けてたのかもしれません。
でも私の思うのには、ここ何日かずーっと二胡から遠ざかってるので、おそらく私の中のその罪悪感が見させた夢じゃないかしら。

*  *  *

長期休暇に入りましたので、日記はGW明けまで不定期とします。突然休んでも怒んないでね。^^;



2001年4月29日(日)

4/23の日記の続き。
今日がスタンプカードの期限だったので、雨の中しぶしぶ京都駅近辺のCDショップの支店に出撃。
でもショッピングモール内の小さな支店だったから、欲しいCDが見つかりませんでした。
本店に行くにはバスか地下鉄で20分以上かかるしなぁ・・・どうしようかなぁ・・・
と思ってたら、壁に張り紙発見。曰く、
 スタンプカードの有効期限は、
  『最初のお買い物から1年間』
        ↓
  『最後のお買い物から1年間』
 に変更いたしました。
おおお。だったらこの間CD買ったばっかりだし、まだ期限まで1年近くあるじゃーん♪
ということで、今日もCDを購入することはありませんでした。
私の性格から考えて、このまま何も買わずに結局スタンプカードの存在を忘れてしまうのに1票。



2001年4月30日(月)

華夏で始まり、華夏で終わった今年の卯月。
4月最後の日の今日、教室仲間に誘われ、尼崎で行われたオーケストラ華夏の「中国楽器ワークショップ」に行ってきました。
まずはオーケストラ華夏のメンバーによる演奏、その後は観客もわらわらとステージになだれ込んで、各種楽器の体験コーナー、という段取り。
アンサンブルの構成は(曲によって変わるんだけども)、高胡、二胡、揚琴、柳琴、中阮、大阮、横笛、笙(?)、打楽器類、演奏者計9名。
曲は(私の覚えてる限りでは)「金蛇狂舞」「彩雲追月」「映山紅」「姑蘇行(?)」「ラストエンペラーのテーマ」「賽馬」「紫竹調」。
一言感想:「いいですねぇ。上手な人の奏でる音は音楽ですねぇ。」あえて我が身を省みるとくら〜くなってしまうだけなので、これでおしまい。ごめんね、後ろ向きで。
さてさて、体験コーナー。
今回の私のお目当ては中阮。てんてんさん(「北京音楽留学体験記」参照)が先ほど北京で中阮を仕入れはったと聞いたので、どんな楽器なのかなぁ、と。
で、中阮担当のおねーさんに中阮を持たせてもらって、右手にはピック。
中阮さん 「ピックはこうこうこんな感じで持って下さい。」
kana 「こうこうこんな感じ?ですか?」
中阮さん 「・・・なんか違う・・・」
kana 「こんな感じ?ですか?」
中阮さん 「・・・うーん・・・なんか・・・違うような・・・」
私ねー、「こうこうしてねー」って言われてお手本見せられてもねー、絶対その通りに模写できないのよー(T-T)
いつもいつも教室で先生に指はこうしなさい、弓はこう持ちなさい、楽器はこう構えなさいって言われるんだけど、その通りにできた試しがない。いつも「なんか違う・・・」で終わってしまう(笑)
観察力がないのかねぇ?
その後揚琴のおねーさんに揚琴の竹製バチを持たせてもらった時も、「・・・なんか違う・・・」と言われてしまった。笑うしかないわね^^;
で中阮なのですが、私ギターも弾いたことがなくて、撥弦楽器(漢字合ってる?)って全く初めてだったから、「見てるだけと、実際楽器構えた感じとは全然違う〜」と素直に驚きました。
上から楽器を見下ろす格好になるのね。弦がよく見えないじゃーん。どこ弾いていいのか分からん。
中阮さん 「慣れれば弦を見なくても弾けるようになりますよ。だいたい普通視線は楽譜にありますからね。」 ああそうか。
揚琴のおねーさんにも言われました。
kana 「をを。立体感なくて、どこ叩いていいのか分かんなーい!」
揚琴さん 「慣れればだいたいの感じで弾けるようになりますよ。普通は楽譜見てるから。」
 なるほど。
あと揚琴のおねーさんに「左手の力が入んない!」というと「力を入れりゃーいいってものでもありませんからね^^;」と笑われ、打楽器系のおねーさんに「打楽器苦手だー!!」と言うと、「リズム感養うには打楽器が一番だから、嫌がらずにやってみてね。」と諭され、およそ1時間の予定のワークショップだったのに、結局丸2時間も遊ばせてもらいました。満足(^-^)
帰りは教室仲間と茶店に入って1時間半もあれこれしゃべり倒し(主に練習上のグチ)、久々に中国音楽三昧の一日となりました。
別れ際、教室仲間に「かな坊はやっぱクールやわ。」となぜか断言されたのが気になるけど(笑) なんでやねん〜


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