2001年8月の日記
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今年は雨が少ないとか。水不足が心配です。
8月のレッスンは6日だけです。



2001年8月1日(水)

8月ですね。暑中お見舞い申し上げます。
どうも空調(エアコン)と体調が合わず、夜中何度も目覚めてしまって夏ばて街道突き進んでいるかな坊ですが。
みなさんも暑さ厳しい折り、どうぞご自愛下さい。
さて、今日は6/28の日記で紹介した二胡とピアノ等のライブに行って来ました。
感想、ハプニングもろもろは明日の日記にて。



2001年8月2日(木)

昨日はライブに行くために、定時終了のチャイムとともに猛ダッシュで会社を出ました。
で、今日親しい後輩と話していたのですが。
「昨日はなんのライブやったんですか?」
「んーっと・・・ピアノとコントラバスと二胡とパーカッションとブズーキ。」
「・・・kanaさんって、なんの団体に入ってるんですか?」
団体って、あんた・・・(--;;;;;;
そんな怪しいユニットに見える? 見えるんやろなぁ。
なんせメンバー自ら
「世間では癒し系が流行ってますが、私たちは怪し系でーす(^^)」
って言うてはんねんし(笑)
以下明日の日記に続く。



2001年8月3日(金)

先日のライブですが。
事前に教室仲間と一緒に行く約束をしていたのですが、私のほうがライブハウスに着くのが少し早かったので、一人で先に会場入りしました。
開演までまだ40分ほどあったのですが、すでに席は半分くらい埋まってて、空いてるのは前方隅っこの方(柱とかの陰になってあんまり演奏が見えない位置)か、後ろの方の席くらい。
仕方ないので正面の後ろのほうに座ったのですが。
実はこのライブハウスには過去2回来ていたのですが、今までは「バンドに近けりゃ近いほうがいい」と思い込んでて、ほぼ最前列の席に座ってたんですよね。
なのでこんな後ろの席は今回が初めて。
でもこれまでになく、バンドの各楽器の音がバランスよく聞こえてきました。
実際楽器に近すぎる席というのは、自分に近い楽器はとても大きな音で聞こえるんだけど、でもそのせいで少し離れた奏者の楽器はほとんど聞こえなかったりして、すごくアンバランスな印象を受けるものなのですね。
曲目はアジアっぽいの、ジャズっぽいの、ラテンっぽいの、さまざま。打楽器がしっかりしてて聞き応えがあります。
さて、ライブの始まる前に話は戻りますが、連れを待ちながら一人で座っていると、話し掛けてくれた人が一人。5月のオフ会に参加してくれはった人でした。(^^)
その人としばらく話した後、また一人でぽつんと座っていると、今度は向かいの席に座っている女性に声をかけられました。
その人は連れのいない一人客で、聞くところによると
「新潟から京都に出張してるのだけど、ライブハウスがあったのでふらっと入ってみた。ジャズが好きなのでジャズが聴けるかなと思って。」
旅先でふらっとライブハウスに入る・・・カッコいいですねぇ。
でも受付で「今日は民族楽器のライブ」と聞かされて、ちょっとがっかりしてたようでした。^^;
ということで彼女はどうやら二胡というものを見たことも聴いたことも無い様子。
それで私は、全く二胡を知らない人が二胡の生演奏を聴いてどんな反応をするのか、興味津々状態に(笑)
演奏中、横目でそれとなく彼女の様子をうかがってみたりして。^^;
見たところによると、リズムに乗ってはるし、曲の終わりには真っ先に拍手しはるし、かなり楽しんではるみたいでした。(ジャズっぽいアレンジの曲が多かったからね。純粋に中国民族音楽をやってたらどうだったか分かんない。)
なお前半終了後の休憩時間に感想を聞いてみたところ、
「二胡のアジア的なウェットな音色と、他の西洋楽器のドライな音色が、曲によっては非常に合うし、また曲によっては合わなかったりしてた感じ。」
とのこと。
会場で配られたアンケートにも熱心に書き込んではったので、他にもいっぱいいろんなことを感じはったと思います。(あ、弦が2本ってのにも驚いてはったな。)
アジア的西洋的と言えば、コントラバスの人が曲の合間に
「日本人の自分が西洋民族の楽器を演奏するということを常々感じている」
みたいなことを言うてはりました。
二胡をやってる人の多くは「日本人の自分が中国の音色、中国の楽曲を理解できるのか」ということを一度ならず感じたことがあると思うのですが、西洋楽器をやる人もそういう民族的な違いを感じてはったというのを知ったのは驚きでした。
そう言えばピアノもバイオリンも西洋民族の楽器だし、ショパンもバッハも日本人から見れば異民族人だなぁ。
そういう理屈から言えば、私は三味線やお琴の純和風音色がとてもよく理解できるはずなんだけど・・・ああ、まったく自信なし。(^^;;



2001年8月4日(土)

7/31の日記に関して、みなさんの様々な意見が掲示板で流れていますが。(反響があると嬉しい(^^))
「いや、私はこう思う」という意見があれば、みなさんも気軽に書き込んでください。
ということで「胡弓」とはなんぞや?を明確にするためにも、先ほど「胡弓」に関する簡単なコーナーを「二胡について」のページ内に作ってみたりしました。(その場の勢いってやつですが^^;)
どうぞご覧下さい。



2001年8月5日(日)

ええっと、昨日は教室で崑劇のレクチャーがありました。
講師は日本人女性で、北京でもう10年も崑劇の勉強をされている人。
ネットで崑劇関係のサイトを検索するとほとんどのサイトで紹介されているという、この世界ではとても有名な方です。
まずは簡単に崑劇とはなんぞや?(歴史とか、種類とか、特徴とか)をさらっと説明されて、次は歌(唱 )の説明、唱の実演、そして実際の舞台のビデオ鑑賞、という流れでした。
ちょっとだけ説明しておくと、崑劇とは中国では「戯劇之母」と呼ばれており、2001年にはユネスコの無形資産にも指定された、とても歴史のある中国の伝統劇です。
他の地方劇にも大きな影響を与え、京劇ももともとは崑劇をベースに発展したものだとか。
(なお、崑劇の歴史は500年、崑劇の歌のフレーズの源流はさらにその200年前までさかのぼることができるけど、京劇はまだ200年程度の歴史しかないそう。)
レクチャーに参加した生徒は20人ほどだったかなぁ。
レクチャーは初心者対象ということで、崑劇の特徴や他の地方劇との違い、京劇との見分け方等、分かりやすいように楽しく話されました。
特に記憶に残ってるのは、中国の地方劇は背景がなく大道具小道具もほとんどない(すべてセリフ回しや仕草で表現する)のだけど、新しいものをどんどん取り入れる上海のほうでは演出にレーザー光線を取り入れている劇団もあるとか(日本で言えば猿之介のスーパー歌舞伎か?)、崑劇は上流階級の芝居でセリフは全て標準語で書かれているため、方言で書かれていた他の地方劇とは違って全国展開できるきっかけとなったとか、節回しには型があってその型にはめ込むようにセリフが書かれたとか、などなど。
日本ではあまり公演はないと思うけど、中国に行くことがあったらみなさんも崑劇の鑑賞をしてみてください。
北京の公演で日本人女性が出演されてたら、それはこの日レクチャーされてた先生の可能性高し、です。



2001年8月6日(月)

今日はレッスン日だったんだけど。
んんん、酔拳とダンスしか覚えてないなぁ。
思い出したら後日書きます。(なんちゅう手抜き・・・^^;)



2001年8月7日(火)

今日の日記は昨日の通常レッスンの模様です。
日記中の『今日』というのは昨日のことです。
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教室51日目。
8月はレッスンは1日だし、先生が8月中ごろから9月頭にかけて中国にいってしまうので、気分的に「この夏最後のレッスン」という感じである。
前のクラスのレッスンを待ってる間、いつものように廊下で雑談。
今日のテーマは「携帯電話に届く迷惑メールについて」。ああ、ほんっとうにどうでもいい雑談なんですが。
(発表会が終わったばかりだと言うのに、なぜに発表会の話題が出ないのだろう・謎)
しばらくして教室に入ると、部屋には先生と代理講師の先生と2人。
代理講師の先生というのはここ最近合同練習を仕切ったり初心者に補講をしてはった先生で、うちのクラスは補講は受けたことはないけどすでに顔なじみ。
で、9月頭のレッスンは、中国からまだ帰国しない先生に代わって、この代理講師の先生がレッスンをしてくれはるんだそう。
その引継ぎのために今日はわざわざ来はったというわけ。
しかし代理講師だろうが顔見知りだろうが、部屋にゲストがいると落ち着かない。^^;
さて今日のレッスンは、発表会で弾いた曲のおさらい。
「楽譜、持ってきてないかも(汗)」とどよめく生徒たち。だって発表会が終わった時点で課題曲は心の中ですでに葬ってたし・・・(ぉぃぉぃ)
このおさらいは年末までずっと続けていくらしい。
で、一人ずつ課題曲を弾かされて一人ずつ先生に見てもらったのですが、私は姿勢(というか二胡の構え方)がおかしい、とのこと。
実はここ最近ずっと言われていたことなのですが、私は二胡を引き寄せすぎなんだそうです。もう少し前に倒し気味の方がよい、と。
でも前に倒すと本当に倒れていっちゃうんだもん。え、みんな倒れないの? なんで?(汗)
とにかく、自分と二胡の距離が近すぎると換把がうまくいかないので、正しく構えるように言われました。
あと、換把を滑らかにするために、手首を使った左手の上下運動もやりなさい、と。
それで、他の生徒さんが先生に見てもらってるあいだ、残る2人は手首をぐにゃぐにゃさせながら左手の上下運動をすることに。
そのうち誰かがなんとはなく「酔拳みた〜い」と言い出し、笑いながら意味不明な動きをして遊んでました。
先生「酔拳でもなんでもいいからちゃんと練習しなさいね・・・(--;;;;;」
以下明日の日記に続く。



2001年8月8日(水)

今日の日記はおとといの通常レッスンの模様です。
日記中の『今日』というのはおとといのことです。
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昨日の日記の続き。
続いての練習は「良宵」。教室で弾くのは久々になるかも。少なくとも一月以上は経ってるはず。
まずは3人一緒に弾くことになったんだけど、音符の伸ばし方とか次の小節に入るタイミングだとかが3人バラバラな感じ。
うーん、久しぶりすぎて探りながら弾いてるのか、それとも一月の間にそれぞれのこの曲に対するイメージが固まっちゃったのか?
続いて先生から演奏上のアドバイス。
先生「ここでは花が閉じるように静かにデクレッシェンド、ここでは星が瞬いてるような感じで、ここでは流れに乗って魚が泳いでいるような感じで・・・(以下略)」
説明しながらだんだん身振り手振りが大きくなる先生・・・話ながらいつの間にか立ち上がってる先生・・・
先生「じゃあ最後に3人一緒に弾いてください。」
私たちが並んで弾く前で、身振り手振りで指揮する先生。いや、すでに身振り手振りを越えて、創作ダンスの域に入ってるんですが。先生踊ってるよ〜^^;
でもこれが、演奏上のポイントが分かって弾きやすいと、生徒には大好評でした。
先生「じゃあ次回はみんなで踊ってみます?」(←真顔)
それだけは勘弁してください。(^^;;
帰り際教室仲間が、
「年末の発表会って、このままいけばうちのクラスの発表曲は『良宵』になるのかな?」
とぼそっと言う。
そーなんですか?>先生



2001年8月9日(木)

掲示板で、子守歌についていろいろ書き込みがありますねぇ。
人を寝かし付ける歌、というのは、やっぱα波誘発すんのかしら。元祖癒し系って感じ。
あ、うちの会社も昔α波(脳波の一種でリラックスしたときに出るやつ)の研究をやってたんですが、どーなったんだろう? そんなことはどーでもいいんですが。(^^;;
そう言えば、許可さんのアルバムに世界中の子守歌を集めたやつ、ありませんでしたっけ?
聴いたことのあるかたは、感想をお聞かせ下さい。



2001年8月10日(金)

なんとはなしに久々に昔習った曲を弾いてみたら・・・弾けない。
退化したというよりも、ゼロに戻った、という感じ。
ここ最近真面目に練習してたつもりだったので、ちょいショック。

*  *  *

長期休暇に入りましたので、19日まで日記は不定期になります。



2001年8月13日(月)

お盆休み中のかな坊です。
製造業はお盆は長期休みのところが多いと思っていたのですが、夏に需要のある職種は夏休みはないそうですね。
お仕事中のみなさん、ご苦労様です。
うちの職種は年末に向けて需要が増えるので、秋以降は土曜出勤が増えます。
ついでに1日の勤務時間も20分増えます。
今から気が重いです。(--;;
さて、先日テレビをつけっぱなしにしていたら、モンゴル国立馬頭琴交響楽団ザ・シンフォニーホール公演(10/4)のCMをやってました。
すごいきらびやかなお衣装です。
馬頭琴だけかと思ってたのですが、いろんな楽器も出てくるようですよ。



2001年8月14日(火)

昨日の日記の日記に書いた、モンゴル国立馬頭琴交響楽団の大阪公演CM。
今日テレビを眺めてたらまた放映されたので「こっ、これよ、これっ!」と叫んだら、遊びに来ていた連れに不思議な顔をされました。
ま、興味ない人にとっちゃどーでもいいことなんですよね。(--;;
なお今日夕方のテレビ番組で「ラストエンペラーのテーマ」も流れてたのですが、連れは眠りこけてたので、私一人で心の中でキャーキャー言うておりました。



2001年8月16日(水)

私は音楽の専門教育を受けたわけではないので、楽譜を見ただけではなかなかメロディを掴むことが出来ません。
そこで、メロディのややこしそうな楽譜は音符を作曲支援ソフトに打ち込み、パソコンに演奏させてそれでメロディを掴むようにしています。
パソコンの再現するメロディなんて機械臭くて参考程度にしかならないのですが、そんなにCDをばんばん買う余裕もないので、私は以前からこの方法でしのいでいます。
それで、お盆休みに入る前に教室仲間から「ラストエンペラーのテーマ」「シルクロード」「鳥の歌」の3曲をパソコンに打ち込んで録音して欲しいと頼まれていたので、今日は一日音符の打ち込みをやっていたのでした。



2001年8月17日(木)

今日テレビを眺めてたら、最近の留学先として日本人学生に人気の高い国ベスト5が紹介されていました。
1位:アメリカ、2位:イギリス、3位:中国、4位:フランス、5位:オーストラリア。
欧米圏・英語圏が人気高い中で、中国が大奮闘しているのですね。知らんかった。中華ブームなんですか、いま?
だからいま、二胡が流行ってるのかな?(笑)



2001年8月19日(日)

日本では新学期は4月ですが、中国では9月なのですね。
お世話になってた知人が中国に音楽留学するというのでびっくり。
この秋から諸外国に留学される皆さん、元気で留学生活を楽しんできて下さい。



2001年8月20日(月)

実は『賽馬』を弾いておきなさいという宿題が出ているうちのクラス。
もっともまだ正式に習ったわけじゃなくて、F調の練習と早弾きに慣れるための教材として、適当でいいから弾いてみよ、と。
で、今日ひさびさに教室仲間からメールが来たので
「『賽馬』やってる?(^^?」
と聞いてみたところ、
「私が弾いたらゆっくりすぎて『賽象』って感じ〜」
という返事が返ってきました。
うーん、私は『賽牛』って感じかな。^-^;

*  *  *

台風が近づいているようで、ひょっとしたら明日はマンションに帰れないかもしれません。



2001年8月22日(水)

かなり強い台風でしたね。
近畿はどうやら直撃は免れましたけど。
台風の、こんな暴風雨の日にもしかしてレッスンのあった方がおられましたら、どうもご苦労様でした。(^^;;



2001年8月23日(木)

夏休みに入って、実家に帰省したか旅行に行ってしまったかで長期不在だった隣室のおにぃちゃん(大学生)が、数日前にマンションに帰宅しました。
うちは角部屋のためこの大学生が唯一の隣人で、彼の不在の間は夜の11時とかでも平気で二胡弾いてたんだけど、それももう出来ないなぁ。



2001年8月24日(金)

会社からの帰り道、車の中でNHKラジオを聞いていたところ、「まるごとアジア」という番組の案内が流れました。
なんでも北京から7時間生放送? えっ、民族楽器の生演奏もあるの??
番組名だけ頭に叩き込み、家に帰ってから早速ネット検索。
で、見つけたのが↓このページ。
http://www.nhk.or.jp/osaka/guide/marugoto-otayori.html
『まるごとアジア〜ニイハオ!北京〜』
NHKラジオ第1 9/9(日)
10:05〜20:55(中国時間9:05〜19:55)
  #途中中断時間含みます。
興味ある人は聞いてみてください。



2001年8月25日(土)

「賽馬」ならぬ「賽牛」ならぬ「賽亀?」の練習。
簡単なフレーズは嬉しがって早く弾くくせに、十六音符になると途端にスローペースになるので、いったいどんな曲なんだかメロディがめちゃくちゃです。
でもええねん、自分が楽しければ・・・(笑)
しかし「賽馬」って開放弦の3(ミの音)が多いですねぇ。
3は内弦三の指で弾いてしまう癖がついているので、ついつい内弦で弾いてしまう・・・



2001年8月26日(日)

本日の感想:足が・・・足が・・・(悲鳴)
以下、明日の日記に続く(ぉぃ ^^;)



2001年8月27日(月)

昨日の『西行庵&長楽館』文化財特別拝観・二胡鑑賞会について書きたかったのですが、なんか今日は目の調子が悪いのでまた日を改めて書きます。^^;
ええっと、ここ最近コンサート情報をお知らせ下さるメールが多く、大変嬉しく思っています。
二胡とは全然なじみのない私のチャットフレンドも、「テレビで言ってたよ」とライブ情報教えてくれたりして。
今日も1件コンサート情報を追加しましたので、イベント情報ページをぜひご覧下さい。
また、コンサート情報や中国音楽に関するテレビ番組等をご存知の方は、メールや掲示板でぜひ情報をお寄せ下さい。m(_ _)m



2001年8月28日(火)

今日は、なんて予定外な1日(笑)
このホームページが縁で知り合った人たちが遠方から京都に車で来ているというので、ちょうど今日残業だった私は彼らを会社近く(京都駅から車で1時間半くらいの田舎)まで呼びつけ、途中ファミレスで夕食を取り、そのままマンションまで送らせました。
ああ、彼らの京都観光の良き思い出となるよう、お祈りしています。(^^;;

*  *  *

都合により、明日は日記を休みます。



2001年8月30日(木)

話はさかのぼりますが。
8/26は、『西行庵&長楽館』文化財特別拝観・二胡鑑賞会に行ってきました。
桃山時代から続く由緒正しい西行庵のお茶室を見学し、その後京都の迎賓館としても使われた長楽館で二胡の演奏を鑑賞するという催しです。
予約制だったので教室仲間に声をかけ、教室関係者3人と計4人で行ってきました。
まずは西行庵。京都祇園・円山公園の南側にひっそりとたたずむ、茅葺き屋根の建物です。
『今回、西行庵さんのご好意により「御茶」を頂けることになりました。』と、イベント主催者から事前に連絡をもらっていたのですが、深く考えてなかったのが甘かった。
そう、御茶=正座、なのですよ!!
数年前に足を骨折して以来膝の関節が固くなってしまって正座しにくくなり、なるたけ正座は避けていたのですが、そのツケが一気にやってきたという感じ。
足を崩そうにも、広くない茶室に見学者が殺到し、身動きできない・・・
足が、しーーーびーーーれーーーるぅぅぅうううぅぅぅ〜〜〜〜!!!
あーもう、息も絶え絶えといった感じでした。(^^;;;;;;;;;; 情けない・・・(恥)
その西行庵で二胡を抱えた青年を一人見かけ、、、以下後日の日記に続く。



2001年8月31日(金)

昨日の日記の続き。
西行庵で足の痺れと戦かったあとは、長楽館に移動して、これまた一般には公開されていない最上階の特別室にて二胡鑑賞会。
演奏は二胡弾きけんじさん。NTTDoCoMo関西のCMで、バックに流れている二胡を弾いてる人です。
けんじさんはもともと京都方面に知人が多かったようで、前方列と最後列付近は顔見知り関係さんたちが固まってたのか、なんか空気が違いました。
でね、長楽館の客席もお座敷だったのですよ。お座布団。
さすがにスペースに余裕があったので足を崩させてもらいましたが、それでも結構緊張感強いられました。(^^;;;;;
演奏曲は「良宵」「空山鳥語」等の中国民族音楽と、「星に願いを」「ニューシネ パラダイスより愛のテーマ」等の歌謡曲? ポップス? 違うな。なんていうの、こういうジャンルは?
まぁ要するに、誰にでもなじみの深い曲と、半々で構成されてました。
演奏のほうはですねぇ、ごめんなさい、あんまり細かな感想は言えません。
ちょうど私の右方向が窓になってて、その窓だけ障子が開けてあったんです。(ガラス窓は閉めてあったんだけど、他の窓はその上に障子も閉められてて外が見えないようになってた。)
それで間近に二胡の音色を聞きながら、近くの野外音楽堂から聞こえてくるポップスの残響音を遠くに感じながら、特別室内のゴージャスな装飾と、窓の外に見える緑深い山を交互に眺めつつ、「ああ足が痛いよぅ」「あ 、山のほうに鳥が飛んでった」「曇りだなぁ、夕焼けが見たかったのに」などと思いながらぼんやりした時間を過ごしていました。
うまく言えませんが、立体的な時間の流れを感じてました。
こういう鑑賞の仕方もいいですよねぇ?
以下後日の日記に続く。


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