2002年4月の日記
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今年は桜の開花が早かったですね。
今月のレッスンは1日、15日です。



2002年4月1日(月)

教室65日目。
「今日は早く帰らせてね。」と朝から職場でアピール。
職場ではなぜか私はお琴の教室に通っていることになっている。まぁなんでもいいけど。早く帰してもらえるのなら。^^;
課長が中国から帰ってきたので土産話を聞くと、行き先は香港に近いかなり南方の田舎だったらしい。道端にバナナの木があったとか。
物価も食事も北京とは全然違うみたい。中国は広いのね。
定時直前に原稿の修正が入ったけど超特急で仕上げて、定時終了のチャイムと共にダッシュ!
以下、明日の日記に続く。



2002年4月2日(火)

昨日の日記の続き。
文中の「今日」は一昨日のことです。
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今日は生徒3人とも出席。
4月になったら職場の異動で通えなくなるとみんな言ってたのだけど、みんな来てるので安心する。
と思ったら・・・
私以外の2人は、しばらく休学したいとのこと。およよ。
今日はがんばって教室まで来たけど、新しい職場で新しい仕事になれるまでは教室にくるのはムリっぽいって。
で、先生も交えて相談した結果、5月から6月下旬までうちのクラスは休講ってことになった。うっ、2ヶ月もレッスンなかったら日記のネタは続くのか?(ピンチ)
以下、明日の日記に続く。



2002年4月3日(水)

昨日の日記の続き。
文中の「今日」は月曜のことです。
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続いて本日のレッスン。まずは「彩雲追月」から。
イメージを大切にして演奏するのが課題。黄色くてまあるいお月さまと、その周りを流れる墨絵のような雲と。
スタッカートもただ音を切るのではなく、余韻を持たせるように言われる。が、音を切るのに精一杯なうちら。ぜーぜー
高音部もバラバラで、なんか激しく後退してるなぁ。
ということで、ふたたび基礎練習フレーズの練習。
フレーズの中でついつい指が止まってしまうところが自分の弱点なのですよ、だって。
それから、「主よ、人の望みの喜びよ」の練習。イメージを大切に。
みなさん大聖堂が見えてきましたか?との先生の問いかけに、でもうちは曹洞宗だしぃ、なんてここ何年も寺に行ってないくせに思ってみたりして。(^^;ゞ
先生の演奏されるのを見てると、圧倒的に私と違うのは弓使いの長さだなぁ。
この曲は9/8拍子でひたすら八分音符が続くので、ついつい弓も短く使ってしまうのだけど、先生はかなり弓を長く使ってる感じ。
長弓と早弓を組み合わせれば余韻が生まれるのかな?
次回のレッスンは2週間後。その後は6月末までぽーんと飛びます。



2002年4月4日(木)

二胡って、なんて数えるんだろう?
ひとつふたつ? いっぽんにほん? いっこにこ? ひとさおふたさお?
なーんとなく普段は一本二本って数えてるけど、みなさんもそうですか?



2002年4月6日(土)

教室で習っている曲以外でも、好きな曲や気になった曲は耳コピして楽譜作って家で適当に弾いてみたりするのですが、最近いいなぁと思える曲はなぜか三拍子が多い。ずんちゃっちゃ、ずんちゃっちゃ
でも、三拍子って、リズムとるのが難しいんだよね・・・^^;



2002年4月7日(日)

お昼に起きて、ぼーっとして、昼寝して、起きて、ご飯食べて・・・
で1日が終わってしまった。
レッスンが月2だと、前半の週はついついだらだらしてしまいます。^^;



2002年4月8日(月)

本日発売の関西情報誌より。
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北京政府観光局は、日中国交30周年を記念して、北京観光誘致キャンペーンイベント「北京佳日」を4/18にJR大阪駅アイビジョンおおさかにて開催。
中国の子供たちが本場の伝統芸術「京劇」を披露する他、本格的な茶具を使った中国式茶道「賞茶」の実演、京劇衣装の展示、北京各地の街並や名所の写真の紹介など、北京の魅力満載の催しだ。



2002年4月9日(火)

2時間残業しただけで帰宅が22時越える職場なんてやだぁ! と叫んでみる。
GW明けから京都市内の本社に異動するという話も消えてしまったし。
職場といえば、先週末に会社の同期会がありました。集まったのは12人。
大半が本社勤務なので、工場勤務の私はみんなに会うのがめっちゃ久しぶりで。
でね、うちらは今年でちょうど入社10年になるんですよ。
それで話題は自然に、10年前の自分は何をしていたか、10年後の自分は何をしてるのだろうか、というものに。
10年後ねぇ、私は何してるんでしょうねぇ?
みなさんはどうですか? 10年後も二胡を抱えてる自分が見えますか?



2002年4月11日(木)

今週末も休日出勤かも・・・ 修羅場は続くよいつまでも(泣)
ということで、私が忙しいときには強力な助っ人が登場です。
「てんてんの北京音楽留学体験記」、久々の更新!(^^)

*  *  *

「てんてんの北京音楽留学体験記」、第十六話アップしました。



2002年4月13日(土)

明日は休日出勤する予定。
月曜はレッスン日で早出しないといけないので、明日は二胡を持って会社に行き、夜は実家に泊まるつもりでいます。
明日は事務所内での出勤は私だけのようなので、仕事に飽きたら事務所で二胡の練習をしようかなぁ。

*  *  *

明日は以上の事情で更新を休みます。



2002年4月15日(月)

教室66日目。
今日中だった仕事の納期をなんとか明日の13時まで延ばしてもらい、逃げるように会社を出て急いで教室に向かう。
今日は教室仲間1名欠席。生徒2人でのレッスンとなる。
と思ったら、他のクラスの生徒さんが、「見学させてください」とやってきた。
私は基本的にレッスンを人に見られるのがイヤ。
なので、どどーんと一気にテンションがマイナス300度くらいに下がった。
以降後日の日記に続く。っていつになるか分かりませんが。^^;

*  *  *

今週は仕事の都合でマンションに帰れないと思うので、週末まで更新は不規則になります。



2002年4月18日(木)

更新が止まってしまってすいませんねぇ。
今月は26日からGWに突入してしまうので、いつもの月より納期が早くて、職場が修羅場なのです。
毎日帰宅は22時〜23時ごろ。これでも部署内では早いほうだったりして。
今週末も休日出勤予定です。あーあ。



2002年4月19日(金)

昨日会社から帰るためにローカル線に乗ってたら、22時前、京都駅からまだかなり遠い途中のローカル駅で女性が乗り込んできて、近くの席に座りました。
このときはその女性の胸から上しか見えなかったのですが、京都駅について下りるときなにげにその女性を見たら、彼女が二胡のセミハードケースを持っているのが見えました。
こんな時間に、こんなローカル線に、二胡?
教室仲間かと思って(うちの教室にそのローカル線利用者が1人いる)よくよく顔を見ても見知らぬ人だし、ちょっと不思議な気分になりました。 仕事疲れによる妄想だったりして(笑)



2002年4月20日(土)

超久しぶりに自宅で練習。
暗譜できてたはずの「良宵」も弾けないし、これまで習った曲も弾けなくなってるし、トリルの指が動かなくなってるし、高音部外しまくるし、もうめちゃくちゃ。
でも、先に習ったG調よりも後から習ったF調の方が比較的弾きやすい。
みなさんはFとGならどちらが好きですか?

*  *  *

明日は更新を休みます。



2002年4月22日(月)

先日教室仲間から電話があった。
彼女はこの春から職場で異動があって、勤務地も仕事内容も人間関係も変わってしまったという人。
新しい勤務地は今までの職場よりも遠く、仕事が終わってから教室に来るのがとても大変らしい。
それに仕事内容も変わってしまって、ストレスがとても大きいのだとか。
「かな坊は職場もずっとずっと遠いのに、教室にきてるときはよく平気な顔をしてるよねぇ。」
と言われたけど、実は私も全然平気じゃないんだけどね。



2002年4月23日(火)

今週末からGW♪
と喜んでいたら、5月第3週まで残業の予定が組まれてしまいました。
教室が2ヶ月の休みに入ったから良かったものの・・・



2002年4月24日(水)

ついに。
最強の弱音器を入手しました。
http://www32.ocn.ne.jp/~orisaka/erhu/
こちらで通販してる、「サイレンサー」です。
どれくらい効果があるかというとねー、外弦開放弦を弾いても電子チューナーが音を拾ってくれない、ってほど。^^;
そのため調弦に苦労しました。琴筒の開いてる部分(蛇皮の反対側で、一番音の響いているところ)にチューナーを思いきり近づけて、思いきり弓を押し引きすればやっとチューナーの針が反応する、というレベル。すごすぎ。
長馬みたいに音質が変わることもないし、琴馬の上の弦に差し込むタイプみたいに演奏中落っこちてしまう心配もありません。
集合住宅などで騒音問題に苦労されてる方は、消音のための検討項目に加えてみてもいいんじゃないでしょうか。
ただし、構造的に頻繁に取り付け・取り外しするのは面倒なので、二胡の扱いに慣れてる人か、サイレンサー専用にできる二胡を持ってる人がいいようです。
(私は上海ちゃんをサイレンサー専用にしました。)



2002年4月25日(木)

GW中は家のことをのぞき予定が真っ白の私ですが、今日教室仲間からGW中に行われるコンサートのお誘いがありました。
そう言えばコンサートに行くのも久しぶりだなぁ。



2002年4月26日(金)

弱音器を取り付けたことで、超久々にまた弾くことになった初代上海ちゃん。
だけどなに? この違和感は??
弓を持つと右手が痛くなるし、棹にはニスが塗ってあって左手が滑らず換把できない。
弓毛も2代目北京ちゃんよりもずいぶん少ない感じだ。
上海ちゃんをメインに使っていた去年の春まで、そんなこと感じたこともなかったんだけどなー。
なんか急によその子になったみたい。



2002年4月27日(土)

昨日初代上海ちゃんの弓毛が少ないと書きましたが、この胡は買ってからまだ毛が1本しか抜けてません。
それも、自然に切れたのではなく、私が何かに引っかけて1本だけ伸ばしてしまったので、自分ではさみで切ったのです。
そのとき抜けた毛を思い切り引っ張って遊んでみたのですが、伸びるだけでなかなか切れず、馬のしっぽの毛ってずいぶん丈夫なんだなぁと思いました。
でも先日流れたメーリングリストの投稿で、
「弓毛はすぐ切れるものだ。松脂を塗ってるときなんかにも切れる。」
というのがあり、「???」でした。
皆さんの弓はいかがですか? すぐ切れちゃう? それとも滅多なことでは切れませんか?
なお今使ってる2代目北京ちゃんは、使い初めてほぼ1年ですが、まだ1本も切れてません。



2002年4月28日(日)

ずっとずっと以前にここの掲示板で、テレビでBGMとして流れる民族音楽はかなりいいかげんに選曲されている、という話題が出ていたことがありましたよね?
例えば、画面に映されているのは中国北方の風景なのにバックには南方の民歌が流れていたり、ひどいのになると画面に映されているのは韓国特集なのに流れているのは中国民歌だったり(国も民族も違う)。
普通ならついつい聞き流してしまうBGMなので番組に苦情が入ることなんてないと思いますが、民族音楽を勉強してる人にはこういうとんちんかんな選曲は非常に気持ち悪いものなんだそうです。
さて、昨日生放送のニュース番組を見ていたら、番組中サッカーのイングランドチームについての特集コーナーがありました。
特集コーナー中、バックでずっと流されていたのはバグパイプの音色。
特集コーナーから画面が切り替わりスタジオ画面に戻ったところで、ゲストのコメンテイターが鋭く指摘しました。
「バグパイプはスコットランドでしょ? イングランドとは関係ない音楽じゃないですか?」
確かに日本人から見りゃイングランドもスコットランドもウェールズも北アイルランドも全部ひっくるめて「イギリス」なので、番組製作者もテキトーにバグパイプの音楽を流してみただけだなのでしょう。
でもその間違いを生放送の番組中にぴしりと指摘したコメンテイターさん、とてもカッコよく見えました。



2002年4月29日(月)

去年の日経新聞で紹介された二胡ブームの記事には、全国で確か1万人の愛好者がいると書かれていたように思います。(ややあやふや。)
あれから1年が経ち、教室を手広く開いているある奏者は、現在の愛好者数をおよそ2万人ではないかと推測しているそうです。
現在このサイトの「二胡友分布図」に登録している人は122人。
単純計算すれば、全国2万人の愛好者のうち0.61%、約164人に1人が登録していることになります。
登録はだいたい東京と京阪神地域で全体の4割弱を占めていますが(注1)、地方の都市でも「教室ありますよ」というメッセージが増え、まだまだ愛好者が増えていく気配ですね。
これからも「二胡友分布図」への多数の登録をお待ちしています(^^)(注2)
注1)なぜかかな坊教室仲間関係による組織票はありません。みんなシャイなのね(笑)
注2)それで結局現在の正確な愛好者数って何人なんだろう? そのうち日本二胡愛好者協会なんて出来たりしてね。決まり事がいっぱいできてめんどくさくなったり会費強制徴収とかなったら私は逃げるけど(笑)

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「てんてんの北京音楽留学体験記」、第十七話アップしました。

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私用のため明日から数日間更新を休みます。


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