2004年11月の日記
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年賀状も発売され、街はイルミネーションの飾り付けがだんだん増え、年末らしさがただよってきました。
今月のレッスンは6日、19日です。



2004年11月1日(月)

ぼちぼちと、あと2週間に迫った発表会の練習をしてみる。
自分的には慣れているので弾きやすい曲なんだけど、本番はピアノ伴奏が付く。
一応ピアノの譜面(五線譜)はもらってるのだけど、読めん・・・
前奏が終わって二胡の入るタイミングとか、間奏の入り方とか、全然分かんない。
一応本番前に一度だけピアノとの音あわせがあるんだけど、一度だけでタイミング掴める??



2004年11月2日(火)

今週は約束事が多く、週末までずっと出ずっぱり。連日帰宅は夜中になりそう。
土曜はレッスンなんだけど、練習する時間はほとんどなし。

*  *  *

明日から金曜までほとんど不在のため、週末まで更新を休みます。



2004年11月6日(土)

ペットボトルのお茶を飲みながら側面に印刷された俳句を見て、俳句の 5-7-5 って日本人の好きな四拍子のリズムなんだなぁと思いました。
ちなみにグループレッスンの先生曰く、日本人は
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
と、一定間隔で下に下に刻むリズムの取り方をするそうです。
農耕民族なので、クワで地面を掘り返すのが起源になってるんじゃないかと。

さて、今週は本当にハードでした。家には寝に帰るだけ。
現在土曜の14時過ぎ。
これから二胡のレッスンに行って、その足で中国語のレッスンに行ってきます。
どちらも今週はまるで手をつけていなかったので、す〜ごっく気が重いんですけど。(--;
特に二胡は、今週全先生方(うちの教室は講師が3人いる)から用件依頼のメールが来てたのに、返事も出していないから、 よけいに気まずかったりする・・・^^;



2004年11月8日(月)

一昨日(土曜日)の、レッスンのこと。

レッスン106日目。

発表会(10/19日記参照)の1週間前ということで、ピアノ伴奏とのタイミング合わせ(11/1日記参照)について先生に相談する。
ピアノ前奏から二胡(主旋律)に入るタイミングは、五線譜を目で追えばまだなんとかなる。
問題は、二胡からピアノの間奏に移り、そして間奏終了後にまた二胡で主旋律に入るタイミング。
二胡で主旋律を弾き終えると、ほっとしてしまって、五線譜を目で追うのを忘れてしまう。そうなるとピアノがどこ弾いてるのか分かんなくなっちゃって、どこで間奏が終わってどこでまた主旋律が始まるのか、全然分かんないの。
それで、先生にピアノを弾いてもらって、主旋律−間奏−主旋律を何度か繰り返し練習しました。

何度か弾いてみて、二胡とピアノの間奏がだんだん頭の中で繋がってきて、間奏の五線譜も読めるようになってきた。
それに、先生は私がタイミングを掴むの苦手なことを知っているので、ポイントポイントを強調して弾いてくれ、分かりやすい。
だけど、本番は本職のピアニストさんがわざわざ来られる予定。
本番、ピアニストさんが流れるようにメロディアスに「タラララララ〜♪」って弾いちゃったらどうしよう。。

以下明日の日記に続く。



2004年11月9日(火)

昨日の日記の続き。

この日のメインレッスンは『懐郷行』。
以前のレッスン(9/2日記参照)で「私の持ち味とは正反対の曲風の曲」と先生が言われたのはこの曲のこと。
私は細かい力加減ができないのですべて力任せに勢い良く弾いてしまうのだけど(ついでに息を止めて全力疾走するので演奏終了後酸欠になる)、この曲は力任せや勢いだけで弾いてはだめなんだって。

まずは導入部の譜読み。
で、先生の演奏を1度聞く。この日家を出る前にCDを聞いてきたんだけど、CDの印象とはまた違う演奏だなぁ。
トリルやビブラートの強さ・大きさの指定も細かそうだ。前回のレッスンでトリルとビブラートの集中練習をしたのはこのためか。
トリルは元から苦手だし、ビブラートも二指三指は動きやすいけど一指四指は苦手。
早く譜読みを済ませてまずは全体の感じをつかんでくださいねー、って。

この日は二胡レッスン後、二胡を抱えて中国語のレッスンへ。
今日はこの曲を習ったんですー、って中国語の先生(在日中国人)に『懐郷行』の楽譜を見せる。
『懐郷行』は作者が故郷を離れているときに、故郷を懐かしんで作った曲。
中国語の先生、「私がこれ弾いたら中国に帰りたくなって泣いちゃうかも。」って。



2004年11月10日(水)

ちょっと練習すると左手の手首から先が痺れてくるのをだましだまししながら弾いていた先週。
週末の発表会に向けて今週からもうちょっとだけ気合いを入れて弾くようにしたら、二の腕まで痺れるようになってしまった。
困ったな。



2004年11月11日(木)

テレビをつけたまま練習していたら、聞き覚えのある前奏が。『紫竹調』だ。
中華料理の紹介番組をやっていたらしい。
前奏終了と同時に、主旋律を二胡で一緒に弾いてみた。
CDの演奏(つまりプロの演奏)に合わせて弾く練習ってみんなよくやってるけど、そんなに早く指の動かない私には無理だと思って今までやったことはなかった。
今回初めてやってみたわけだけど、結構楽しかった。

*  *  *

私用により明日は更新を休みます。



2004年11月14日(日)

昨日の発表会のこと。

生徒同士の親睦を兼ねたお茶会兼演奏会。
音楽教室の大部屋で、教室関係者のみで和やかに行われました。
もっとも出演者は自分の出番が終わるまではぴりぴりしてたけど。^^;
二部制で、前半はピアノ伴奏付き、後半は無伴奏ソロや民族楽器のみの合奏。
私は前半6番目。

前半出演者は1時間前に集合し、別室でピアニストと一緒に最初で最後のリハーサル。
ピアニストの人とは初対面だったのだけど、すごく柔らかい雰囲気の人で、それだけで すごくほっとしました。
だってだって、こんな素人演奏の伴奏なんかしてられるかよ、とか思われてたら嫌だなって心配してたんだもん^^;

以下明日の日記に続く。



2004年11月15日(月)

昨日の日記の続き。
本番前の、ピアノと合わせるリハーサル。

順番を待っている間、カーペットの上で座って待つ。
リハだというのにすごく緊張してきた。カーペットの上に横になってそのまま眠ってしまいたいよう。

そして私の順番。
やっぱり前奏から二胡に入るタイミング、間奏から二胡に入るタイミングが難しい。
心の中でちゃんとテンポは取っているつもりなんだけど、気が焦っているからカウントが勝手に速くなってしまっているようだ。私の二胡の出るタイミングが早すぎる。
ピアニストさんは、「本番、もし早く出てしまっても構いませんよ。伴奏はちゃんと合わせますから。」とにこやかに言ってくれるのだけど。

そうそう、演奏曲は「もののけ姫」。
リハ室で私の譜面を見てみんな「え?」て反応だったのだけど、意外だったのかな?

以下明日の日記に続く。

*  *  *

CITES取得に関して新情報が届きました。
「二胡収蔵証」の制度が出来る前に中国で二胡を購入したため、まずは「二胡収蔵証」の手続きをしようとされた方の体験談です。
メニュー画面の「税関通過について」のページでお読み下さい。



2004年11月16日(火)

昨日の日記の続き。

自分のリハが終了したので、本番の部屋に移動。
本番までまだ30分余りあるのだけど、部屋にはもうかなりの生徒が集まってて、後半の部に出る人たちが音合わせや練習を行っている。
本番の部屋と言っても別に幕があったりステージがあったりするわけではなく、音楽教室の普通の大部屋練習室。
学校の教室よりも狭い部屋に、客席用のパイプ椅子がぎっしり並べてある。40席くらい?
部屋の奥にピアノがあって、その前が二胡の演奏席になるようだ。

前半出場組が全員リハ室から移動してくると、出演者全員で入退場の手順確認。
左側から入場、お辞儀して演奏席に座って、弾いて、立ってお辞儀して、椅子の間の通路から退場。
こういう日常から切り離された儀式っぽい行為が緊張の原因になるんだよなぁ。内輪の親睦会なんだから全部省略してくれたらいいのに。
でも今回これを省略してしまったら、来春のホールでの発表会はもっと大変なことになってしまうだろう。
だからこういうのはちょっとずつ慣れておかないと。でも何度こなしても慣れないの・・・(泣)

以下明日の日記に続く。



2004年11月17日(水)

昨日の日記の続き。

本番開始。
客席に座って自分の番を待つ。

自分の番が徐々に近づいてくるだけで心臓ばくばくなのに、さらに困ったことに、両腕のひじから先がじんわりと痺れてきた。両手の甲の感覚が鈍い。
家でもちょっと練習してきてて、リハでも2度弾いて、少し腕先に負担が来てるのだろうか。
左手の指が動かなくなったら困るので、できるだけ下におろし、血が通いやすいように気をつける。

演奏者の弾く「さとうきび畑の唄」を聞きながら、去年テレビでやってた同名の2時間ドラマを思い出す。
確か去年の文化庁芸術祭大賞を受賞したんだよねぇ?(http://www.tbs.co.jp/zawawa/) 私もテレビ見ながら泣きました。
どの曲もそれぞれテーマやストーリー性を持っているんだなぁ、と思いつつ・・・ そう言えば「もののけ姫」のストーリーってどんなだったっけ??
映画を見たことはあるけど、ジブリのアニメってみんな絵が似ているから、他のストーリーと混じってしまって「もののけ姫」のストーリーが思い出せないよ(爆)
曲の主題も考えずに今まで弾いてたのか? >自分
人間v.s.自然の闘いだったっけ? 人間が悪、というステレオタイプな解釈で良かったんだったけ??
と考えてはみるものの、今さら遅すぎるって。(--;;

私の前の人の番になったので、私も客席を立って、入場口となる部屋の隅っこに移動する。
心臓はさらにばくばく。腕のしびれはますます酷く、体調は芳しくない。
さらに、なぜか唐突に、携帯電話(客席においてきた)をマナーモードにしておくのを忘れたことを思い出す。
本番中だよ、今。突然メール受信とかして着信メロディが鳴り出したらどうすんのさ?!
気が気でなく、精神状態も最悪。(--;;

以下明日の日記に続く。
いつまで続くん?



2004年11月18日(木)

昨日の日記の続き。

部屋の隅で、本番の出番待ち。
しかし、暑い。
どちらかと言えば冷え込んで寒い日なのに、教室内は狭い空間に大勢詰め込まれているので、人による熱気と湿度がかなり高い模様。
さっきから手のひらにじっとり汗をかいているけど、私の演奏曲は第一把位のみで換把はないから大丈夫だと自分に言い聞かせる。

ついに前の奏者の演奏が終わって、私の出番。
先生が司会されてる間、こそこそっと演奏席に座る。
最初にお辞儀するの忘れた。まぁいいや。
客席からの視線が突き刺さる。こっち見るな、頼むから(爆)

F調だから第一把位の指位置確認をして、後ろのピアニストさんにOKの合図。前奏開始。
ピアノ前奏が終わって二胡の主旋律開始。せーの!
入るタイミングちょっと早すぎたかな? でも反省したり後悔している暇はない。弾かなきゃ。弾かなきゃ。
揉弦がうまくかからない。緊張しているせいか手首が思うように動かず、かっくんかっくんって感じ。いつもはもうちょっと滑らかなのに。

ああ、間違えてスラーで弓を切ってしまった。練習では一度もスラーを間違えたことなんてなかったのに。
弓の押し引きが楽譜と逆になっちゃったから、このままでは最後が引き弓で終わってしまう。なんとか今のフレーズ内で元に戻さないと。
とか焦ってるうちに一音飛ばしてしまうし・・・やだやだやだーっ!
心の中ではこんなに焦っていっぱいいっぱいなのに、顔は楽譜を見つめたまま無表情なんだろうな、きっと。

間奏で一息つく。
間奏後は間奏前と同じところをもう一度弾くだけなので、少し落ち着いてがんばろう。
間奏が終わって二胡の主旋律。入るタイミング・・・やっぱりちょっと早すぎた?
そしてまた、同じところでスラーを間違える。なんでやねん>自分
あわてて弓の押し引きを元に戻し、最後は押し弓になるように調整。ふぅ。

曲の最後は2小節分の長弓。ゆっくりと弓を押しながらだんだんデクレシェンド。
と、ここで疑問。
他の出演者の演奏曲は、二胡と同時にピアノ伴奏も終了するのがほとんど。
でも私の曲は、二胡終了後、ピアノ伴奏がまだしばらく続くのだ。
二胡の音が消えた後でも1小節分余韻を残してから演奏を終了しなさい、と日ごろ先生には言われているけども、二胡が終わった後でもまだまだ伴奏が続く場合のことなんて聞いてない。
それに、自分の演奏が終わったからといって、いかにも「終わったよ〜!」という感情を顔や態度に出すのは、まだ演奏を続けているピアニストさんに対しても失礼だろう。(「まだ終わってないっちゅーねん!」って後ろからどつかれそう。)
そういうわけで、演奏が終わった後でも押し弓を終了した姿勢のままで、ピアノが終わるまでの間、動くに動けなくなってしまった。
時間にしてたった10秒ちょっとなんだけど、でも、客席からの視線を浴びたままひたすら固まる10数秒と言うのは、とっても長く、そしてとっても気まずい・・・

ようやくピアノの最終小節終了。
でもラストはフェルマータなので、ピアノの残響音がいつまでも残っている。
えーい、私はいつになったら動いていいのだ?^^;
いいや、立っちゃえ。起立。礼。退場。
あー、やっと終わった。

以下明日の日記に続く。



2004年11月19日(金)

昨日の日記の続き。

やっと自分の出番が終了して気が楽になる。
でも困ったことに、腕のしびれはますます酷く、足にも広がって、ひざ、そして足首の関節の感覚も鈍くなってきた。
下半身の関節の力が抜けるので立って歩くのがしんどい。
お茶会親睦会なのでお茶セット(中国茶と京菓子)が部屋の入り口に用意されているんだけど、それを取りに行くのも正直辛い。
なんでー? 原因が分からない。部屋の中はさっきから蒸し暑く、冷えのせいだけとも思えないんだけど。
ひょっとして何かの食物アレルギー? でも朝から普通のものしか食べてないんだけどな・・・
実のところパイプ椅子にじっと腰掛けているのも辛くて、関節を楽にするため両足を思い切り前に投げ出し、しびれて重だるくなった両腕はだらりと下げ、とってもお行儀の悪い座り方をしてしまった。
もし教室関係者でそれを見て「kanaさんてば態度でか〜い。」と思われた人がいましたら、そういう事情だったわけで、どうぞよろしく。^^;

終了後、先生に「ピアノとの共演はどうでしたか?」と聞かれる。
どうって・・・どうって・・・
前奏と間奏、そして二胡終了後の10数秒間のことしか覚えてないや。
二胡演奏中は、ピアノの音はまったく聞いてなかったらしい。(^^;;;あはは ピアニストさん、ごめんなさい〜

というわけで、親睦演奏会は無事終了しました。
が、腕のしびれは結局寝るまで取れませんでした。 (足は数時間後には治った。)



2004年11月20日(土)

この前の日曜、つまり親睦演奏会の翌日は、アンサンブル練習会でした。
7時半起きで滋賀県のスタジオへ。
集まったのは生徒6人、指導は個人レッスン担当の先生(つまり私の先生)。

まず最初に恒例の一人1曲独奏。私がトップバッター。
腕の痺れはすっかり治まってたんだけど、朝早いのでしんどい(朝は超苦手)のと、加えて演奏会が終わって緊張の糸が切れたのか、みんなの前での独奏だと言うのに全然緊張せず、かと言って集中もせず。だらだらと弾く。

先生の講評。
「昨日はお疲れ様でした。リハーサルのとき音がずれていたのでどうなることかと冷や冷やしていたのですが、本番は途中から良くなりましたね。」
本番も前半は音を外しまくっていたということですね(--;;
(第一把位のみの演奏で音を外すって、ある意味器用だなぁ>自分)
「それから、今日の演奏は、だいぶ疲れが残ってるみたいで・・・」
寝起きなので指が動かないんですぅ〜しくしく (/_;) ←嘘泣き
「どんな状態の時でもベストの演奏ができるように普段から練習しておいてくださいね。」
はーい・・・

以下明日の日記に続く。



2004年11月21日(日)

昨日の日記の続き。

本日のレッスンは、初見で弾く練習。
教材は、中国各地域の民歌メドレー。
楽譜が配られ、数分間だけ譜読みの時間が与えられる。この数分間で楽譜から何を読みとるのか、が重要らしい。
私は脳天気にも最初から数字譜を順序よくぶつぶつ読んでいったわけだが、これだと楽譜を半分読んだあたりで時間切れとなる。
メンバーの中には音楽の仕事をしている人もいてて、そういう「プロ」はまず、楽譜の構成を把握し、楽譜の最後に書かれている注釈を読み、後は調式・拍子・速度・リピートの記号、そして換把の位置を確認するものなのだそうだ。なるほどね。

楽譜が配られ、急いで譜読みし、そしてみんなで弾いてみる。
第一把位はまだいいけど、高音部になると音も指使いもさっぱり分かんない。
これを何曲も繰り返しこなしていき、周囲の譜読みスピードについていけずに最後のほうは頭もボーっとし、もうどうでもよくなって、合奏の時は自分のカンだけでなんか適当に弾いてみたり。
いいのかな、これでいいのかな?

レッスン終了は13時前。
その後は京都市内の文化イベントで国際屋台が出ているとのことで、何人かと連れだって行ってみました。
ウィグル(ウズベキだったかも?)のパンや炊き込みご飯、台湾のクレープやスープを体験。シシカバブは人気が高くて売り切れ。残念。
ウィグルのパンは生地自体に味はなく、練乳をかけて味調節。炊き込みごはんは、私はちょっとびっくりした味でした。あの風味はスパイスによるものなのかな?
台湾料理は日本人の味覚でも普通に食せる味で、新鮮さはなかったけど、 落ち着いて味わえました。



2004年11月22日(月)

先週の土曜はレッスンでした。
レッスン107日目。

まずは前週の発表会について。
「どうでしたか、感想は?」
 いやもう、いっぱいいっぱいでした。
「これからは独奏する機会を増やしていったらどうですか?」
 い〜〜〜やぁ〜〜〜やぁ〜〜〜!
 あんなに緊張するのはもうたくさんです!
前の人の終了を待って部屋の隅でスタンバイしてたとき、部屋が揺れてたのよ。
それで地震だと思って部屋中見渡しても誰も動じてないし、なんでだろうと思ってたら、揺れてたのは緊張のあまり目眩を起こしかけていた自分の身体だったという・・・。寿命が縮むわ。^^;

レッスン開始。
まずは初見で弾く練習。「世界に一つだけの花」重奏。
メロディ知ってるから弾けるでしょう?とのことだったけど、改めて楽譜見ると音符が細かいのね、この曲。同じ音符がずっと続いてたりするし、同じようなフレーズでも付点が合ったりなかったりタイになって音が繋がってたり切れてたり、なんだか微妙に違うし。
上のパートと下のパート、先生と交代で二重奏してみる。
上のパートはまだメロディ知ってるから、楽譜をじっと目で追わなくても、メロディラインを把握するだけでだいたい弾ける。
でも下のパートは難しい。一音一音目で追ってたら演奏が遅れてしまうし、同じ音がずっと続いてたりするので律儀に弾いてたらどこまで弾いたのか分かんなくなる。
結局主旋律にあわせてなんだか適当に弾いてしまった。
主旋律のメロディを知ってるからまだなんとかなんちゃって二重奏になってるけど、主旋律も知らない曲だったらきっとお手上げ。

以下明日の日記に続く。

*  *  *

上海でのCITES取得体験談が届きました。
メニュー画面「税関通過について」のコーナーの、「上海編」のページでお読み下さい。



2004年11月23日(火)

昨日の日記の続き。

次は『喜唱豊収』。先生の前で一度弾いてみる。
「うーん、農村のおじさんたちが豊作を祝って、打楽器打ち鳴らして踊っている様子が、まーったく目に浮かばない演奏ですね。」
 自分が呼吸するだけで精一杯ですもん。^^;
そして快弓練習。
私は快弓でも右腕全体で弓を押し弾きしようとしてて、それで快弓が遅れがちになるんだと。
弓が細かくなったら、腕全体ではなく、手首から先や親指の微妙な力加減で弓が押し引きできればいいんだって。
それで弓を構えたポーズで右手の親指を左右に動かす練習をしてみたのだけど、親指って上下に動かすことは多くても、左右に動かすことって日常であまりないことない? 
親指を左右に動かすだけなのに、体中にすごく力が入ってしまって疲れてしまった。

以下明日の日記に続く。



2004年11月24日(水)

昨日の日記の続き。

最後は『懐郷行』。中段(快速部分)の譜読み。
特に4の音と5の音は、内弦と外弦の組み合わせでいろんな運指パターンがあるので、早く慣れて、自分の弾きやすい、または自分の音楽性に合った運指パターンを見つけてくださいと言われた。
それから開放弦のビブラートの練習。長弓開放弦のときに二胡の竿を左右に揺らし、弓毛に当たる弦の角度を変えて軽く音に波をつけるというもの。
「じゃあやってみてください。」
 はーい。あそーれそーれ♪
 ↑ぶんぶん竿を振り回すかな坊。
「これっ! 視覚的な効果も考えて、見ていても気持ちいいように揺らしてください。乱暴に揺らすと、竿の先をじっと見ているお客さん(聴衆)は気分が悪くなってしまいますよ。」
 はーい、じゃあよく見ててください。
 ゆっくり竿を左右に揺らしながら、
 あなたはだんだん眠ーくなる・・・眠ーくなる・・・
「家でまじめに練習してきなさい。(--;;
 はい^^;

次回のレッスンは一月後。
でもその間に慰問演奏練習会もあるし慰問本番もあるしアンサンブル練習会もあるし合奏練習会もあるし、 結構忙しい。



2004年11月25日(木)

明日は月末の慰問演奏の練習会。
やっぱ難しい・・・(10/31日記参照)
『あんたがたどこさ』や『幸せなら手をたたこう』って日本人には苦手な付点のリズムの連続だし、結構速度も速いので、弓がきちっと止まらない。
弓が止まりきれず惰性で流れてしまって、そしてさらにリズムに遅れてしまうという悪循環。
良く知ってる童歌だと侮っていた自分が悪かった。反省。



2004年11月26日(金)

夕方から慰問演奏の練習会に行ってきました。
集まったのは慰問に参加するメンバー4人(含私)と、グループレッスン担当の先生。
(本番は30日。京都市内の某老人介護施設。うちの教室はその施設に定期的に慰問に行っていて、この先生が世話役をしている。私以外のメンバー3人は何度もその慰問団に参加しているが、私は今回初参加。)

童歌を、初めてメンバー全員で合奏してみる。
うーん、速度が合わんな。。
特に『通りゃんせ』は、私の地域では割と軽快に歌って遊んでたのだけど、他のメンバーはかなりゆっくりした速度で歌っていたらしい。

他のメンバーの速度に合わせるべく、「ゆっくり、ゆっくり」と自分に言い聞かせながら、『通りゃんせ』を弾く。
子供の頃に身体で覚えた歌というのは、自分の中にしっかりとした形がすでにできあがっていて、それを崩さなきゃならないというのはとてもとても難しい。
気を抜くと一人で走ってしまいそうだから、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、、、
ファーファファ、ラーファミ、ファミレレ・・・・・・・・・ 弾きながら、あー、いま私、息してないな〜

みんなと合わせなきゃとか、初見で弾くとか、レッスン中先生から課題を出されたときとか、演奏中に極度のストレス下に置かれると、呼吸できなくなるみたいです、 私。



2004年11月27日(土)

今夜のフジテレビ系3時間スペシャルドラマ『海峡を渡るバイオリン』、オープニングから終了まで3時間泣き通しで疲れました。(--;
3時間の間にビール3缶空いたけどね。鼻が詰まってめっちゃ飲みにくかったけどね。

来週末のアンサンブル練習会のお知らせメールが来ました。
次回の課題曲は♭B調とA調なのですって。だから♭BとAの運指に慣れておくように、ですって。
♭BはF調の応用でまだなんとかなるけど、A調はどうやってマスターしたらいいのだろ。



2004年11月28日(日)

アンサンブル練習会は毎回譜面台持参だし、数日後の慰問演奏も譜面台が必要なので、 ここ数日、A4サイズの教材ファイル1冊と折り畳み式譜面台が入るカバンを探してお店巡りしていました。
絶対条件は、肩からたすき掛けできるもの。それと、丈夫なもの(譜面台って重いから)。
これがなかなかないんだな。
ファッションバッグは数多いのだけど、どれも小さくて、A4ファイルは入りそうにない。
レッスンバッグコーナーに並んでいるのはどれも子供の習い事用で、派手だしキャラクターつきで私が持つには恥ずかしい。
ビジネスバッグはデザインが堅苦しいし、重いし、第一値段が高い。
スポーツバッグや旅行カバンは大きすぎる。教材が多いときには手持ちのハイキング用リュックを使うので、今欲しいのはファイル1冊が入る大きさで十分。
肩紐がないトートバッグやショッピングバッグならA4ファイルが入るけど、持ち手だけだと肩から滑り落ちやすいし、滑らないようにしようとすると肩が緊張して凝る。それにひったくりも怖いし。
ということで探し回っていたのですが、今日、家の近所のお店でちょうど良いのをやっと見つけました。
デニム生地で丈夫そうだし、ポケットもいっぱいあるので使いやすそうです。
これからよろしくね。



2004年11月29日(月)

A調の運指表をコピーして眺めてみるも、理解不能・・・
しかもこの調だけ第二把位への換把位置が特殊じゃない? ♭BはFと共通だし、 D・G・Cはそれぞれ共通なのに。

しかし教室に入って6年目なのに、未だA調をやったことがないというのは、私の進度は遅すぎるのだろうか?
ってかまだC調もやったことないんだけど。^^;

運指表を見て練習しておけと、数年前から先生には言われてた。
でも、自分で弾きたい曲があれば自主的にせっせとやるんだけど、AやCって特に弾きたい曲もなかったし。
A調もしくはC調で、この曲お薦めよ!っての、ありますか?  日本の唱歌もしくはポップスで。



2004年11月30日(火)

今日は慰問演奏の日でした。(10/31、11/25、11/26日記参照)
年休を取って終日会社を休み、午後から京都市内の老人介護施設へ。
本番30分前に最寄り駅集合だったのだけど、時間を間違えて、集合時間より1時間近くも早く到着してしまった。
ずっと以前に慰問演奏に行ったときも、集合時間を間違えて2時間も早く到着してしまったという前科がある私・・・

以下明日の日記に続く。


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