2005年5月の日記
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ローマ法王逝去、中国主要都市における反日デモ、尼崎電車脱線事故。今年の春は大きな事件が続きます。
今月のレッスンは21日です。
2005/05/03(火)
GW連休まっただ中です。
数日間実家に帰省していました。
帰省中は妹の文庫本を読みあさっていたのですが、妹は現役看護師、本もそれ関係のエッセイとか体験談ものがほとんどです。
その中に全国の看護師から寄せられた手記集があり、老人専門病棟勤務看護師による一つの手記がありました。テーマは病棟におけるイベントの運営について。
老人病棟は長期入院患者が多く、単調な入院生活になりがち。だから患者さんを楽しませるために初めてイベントの企画に取り組んでみた、その奮闘がつづられていました。
初回のイベントは病院関係者による和太鼓演奏。そして次の企画は、外部から奏者を呼んでの「胡弓」の演奏会、とのことでした。
ただ「胡弓」としかなく、また手記者の勤務地域も分からないので、この「胡弓」が、日本胡弓なのか、沖縄胡弓なのか、中国胡弓なのかは分かりません。
奏者も、プロ奏者なのか、一般愛好者なのか、ソロだったのか、グループ演奏だったのか、分かりません。
二胡を長くやっていると、慰問演奏の機会をいただくことがあります。私も何度か老人看護施設で教室仲間とグループ演奏しました。
そのときは、私たち「訪問する側」、そして演奏を聴いてくれる「患者さんたち」のことだけしか考えていませんでした。
この手記を読んで、奏者と聴者の間に立つ施設関係者のみなさんのご苦労を少しだけ
知りました。
* * *
都合により、しばらく不定期更新となります。
2005/05/04(水)
暑いですね・・・
昨夜は寝苦しくて、何度も目覚めてしまいました。
窓を締め切ると暑く、窓を開けると快適というこの季節。
でも、騒音問題を考えると、二胡を弾くときには窓はやっぱり閉めなくてはなりません。
閉めると途端ににじみ出てくる汗。
でもまだ5月だしなぁ、クーラーはちょっとね・・・(--;;
がまんがまん。
2005/05/05(木)
今日も暑かった。。
今年の3月は、寒波到来で雪が降ったりして、4月に入っても冷え込んで桜の開花もすっごくすっごく遅れて、
それが4月下旬になって急にわーっと暖かくなって各地で夏日を記録したりして、密閉度の高いマンションだともう初夏のような感じ。
しまい込んでいた上海ちゃんを、一月ぶりくらいに引っぱり出して弾いてみた。
なんだ、この調弦は・・・?
明らかに低い。
急激な気温の上昇で、弦が伸びた?
2005/05/07(土)
三連休が終わったら急に寒くなりましたね。
連休の間に冬物全部片づけたのに(泣)
今日はNHKで「ヨーヨー・マ&シルクロードアンサンブル」のスペシャル番組をやってます。
現在録画中。明日ゆっくり見る予定。
2005/05/08(日)
昨夜のNHK「ヨーヨー・マ&シルクロードアンサンブル」のスペシャル番組、半年ほど前の再放送のようでした。一度見たやつ。
2度目でも十分楽しかったけど。
今日は中国語教室でした。2週間ぶりの。
こういうイベント的なことがあると(今回はGW)、必ず会話練習でどんなことをしたのか話さないとならないのが最近しんどい。
実家に帰って、マンションに戻ってきたら普段できない大掃除と大洗濯して、連休の後半からはもう出勤したし、
みんなの前で話すようなことなんて何もないもん。
2005/05/14(土)
やっと週末・・・(--;
平日夜は死んでます。
(理由は4/12〜16日記参照)
全然練習できないプレッシャーからか、グループレッスンに戻されて
一からやり直し、という夢を見てしまいました。(--;
2005/05/15(日)
録画していた邦画『Shall We ダンス?』を昼間見てました。
ふとしたきっかけで社交ダンス教室に入門してしまった、40代サラリーマンのお話。
先生の説明を聞いてはいるのだけど、その通りに体が動かない、
ワルツを踊るのに、ペアの相手とまったく息が合わない、
発表会の時、緊張しすぎて音楽が耳に入ってこない、
ああ、なんか分かるわ〜。
レッスンの日は通勤の足取りも軽いし、
夕方会社から飛び出して教室に向かう浮き浮きした気持ちも。
2005/05/21(土)
恐ろしいことに、あと10日で5月が終わってしまう・・・
今やってる仕事もいよいよ大詰め。納期間に合うんでしょうか。(-_-;
この忙しいさなかにうちの洗濯機が壊れてしまいました。
毎日残業してその残業代が洗濯機構入費に消えるのかと思うとかなりむなしいです。(-_-;;;;
さて、今日は1ヶ月ぶりのレッスンでした。レッスン112日目。
今月は合奏練習も仕事で休んだので、先生に会うのも本当に一月ぶり。
とてもいいお天気なので、自転車で先生宅に向かう。
先生宅のレッスン室の絨毯が片づけられているのに気づき、季節の移り変わりを感じる。
前の時間の生徒さんが二胡を片づけている間、私は自分の準備をしながら、先生を含め3人でしばし雑談。
前の時間の生徒さんは、
「練習しようとして家で二胡をケースから出すと、飼い猫がささっと逃げてしまうのよぉ^^;」
と嘆いていた。(^^;
以下明日の日記に続く。
2005/05/22(日)
昨日の日記の続き。
前回のレッスンに続きで、『小花鼓』。
と言っても『小花鼓』の演奏技術のレッスンではなく、実際は演奏時の呼吸法のレッスン。
(だから別に『小花鼓』でなくてもいいんだけど。)
しばらく前から気づいていたことなんだけど、私は日常生活の中で、緊張したり意識を集中したり、何かに夢中になっているとき、無意識に息を止めていることがとても多いらしい。
例えばパソコンで少し長いセンテンスを入力するときとか、階段を昇るときとか、自転車で少し加速しようとしているときとか。
(階段は、踊り場から踊り場まで息を止めて一気に上がるため、昇り切る頃は酸欠で死にそうになる^^;)
これは二胡を弾いているときにも言えることで、「弾く」とか「譜面を目で追う」ということに夢中になってしまうと、知らず知らずのうちに息が止まってしまっているのである^^;
(正確には、息を吐ききった後、吸えなくなる。ってか、吸うのを忘れている。)
短い曲ならいいんだけど、長い曲だとこれは非常に困る。
考級テキスト(北京版)も2級までならいいんだけど、3級にもなると(『小花鼓』も3級)、途中で息切れして、その後の演奏がぐだぐだになってしまう。
ひどいときには酸欠で視界が暗くなったり、反動でその後過呼吸になって体が痺れてきたり(^^;;
こういう自分のくせに気づいたのが今年に入った頃で、それで先生に相談して、最近は主に演奏時の呼吸チェックがレッスンのメインになっていたのだった。
以下明日の日記に続く。
2005/05/23(月)
先日の日記の続き。
呼吸のレッスン。
「弾かなくちゃ」と一生懸命になると息が止まってしまうので、リラックスして弾く練習。
フレーズとフレーズの合間に必ず息継ぎする練習。
でも、意識すればするほど難しいなぁ。
いっそのこと、400m走とか遠泳とかで肺を鍛えて、海女さんのように3分くらい呼吸しなくても平気になる訓練をした方がいいかもしんない。
って言うと、 「それは目指す方向が違うと思いますよ (-_-;」 と先生に速攻却下された。^^;
以下明日の日記に続く。
2005/05/24(火)
昨日の日記の続き。
1時間が経過して、次にレッスンを受ける生徒さんがやってきた。一緒に北京にも行った人。
私のレッスンはいつも夕方で、たいてい私がその日最後の生徒だから、帰り際に教室仲間に会うのはとても珍しい。
私は前回の合奏練習会を仕事の都合で休んでしまって、その生徒さんも都合悪くて参加できなかったということで、合奏練習会で譜面が配られたという『紫竹調・二胡三重奏』を特別に2人で練習することになる。
(先生は揚琴で伴奏。)
三重奏の構成は、第一パート:主旋律の十六分音符を崩した初心者向け、第二パート:主旋律、第三パート:伴奏。
第二パートを弾いて下さいと先生に言われ、この譜面は初見だけど、『紫竹調』はこれまでにも習ってるし、大丈夫、かな?
でも全然大丈夫じゃなかった。
新しい譜面は今まで習ってきた譜面とはちょっとだけ違うところがたくさんあって(音の違いとか伸ばし方とかスラーのかけ方とか)、
頭では新しい譜面を見ながら弾こうとしても、体は(指は)記憶を頼りに勝手に動き、
「あ、だめだめ、そこは三指じゃなくて二指だってば。」
「そこで弓を返す。違う、そこじゃないって。」
と、一人身もだえ状態。
これは相方も同じだったよう。しまいには二人とも楽譜のどこを弾いているのか見失ってしまって、「今どこー?」とか言いながら適当にちゃかちゃか弾き、伴奏の終了と同時に終了。なんだそりゃ(^^;;
でも楽しかった。個人レッスンだと「一緒に弾く楽しさ」に飢えているから。
次のレッスンは2週間後。
2005/05/25(水)
日曜は友人に誘われて、郊外の町で行われた、馬頭琴とモンゴル民謡のコンサートに行って来ました。
その町が行っている国際交流活動の一環だそうで、入場料は無料。太っ腹〜
演奏者は内モンゴル出身で、前日愛・地球博のイベントで公式公演を行ってきた実力派の人たちです。
前半はモンゴル民歌、後半は日本の民歌や歌謡曲。
前半は全部知らない曲でしたが、どれも「こんな小さなホールではなくて、モンゴルの空の下で地平線を見ながら聞いてみたい」
と感じられるものばかりでした。
2005/05/28(土)
給料日後、最初の週末。
2週間前に洗濯機が壊れてしまったので、さっそくお金をおろして近所のショッピングセンターへ。
店員さんに「配達日はいつにしますか」と聞かれて、平日は仕事で日中不在だし、次の土曜はレッスンだし、日曜の午後を指定する。
帰り道。
あ、日曜は友達に、ウィグル民歌のコンサートに誘われてたのだった、ということを思い出した。
けど後の祭り^^;
そうそう、そのショッピングセンターで和太鼓のイベントがあったので、立ち止まってしばらく見てた。
最初の奏者は去年始めたばかりという女性。次の奏者はベテランの男性。
生演奏の場に立ち会って痛感したのは、ベテラン奏者の演奏は、見て美しいということ。バチさばきが芸術かと思えるほど美しい。背中の筋肉、肩の動き、ひじから先の動き、どれも見とれてしまうほど。
見て美しい演奏は、聞いても美しい。これはどの楽器でもそうなのかな。そうだろうな、
きっと。
2005/05/29(日)
今日は五線譜セミナーの第2回目でした。(04/18日記参照)
月1回で、全6回の予定。
前回は参加者20人弱だったけど、今日は13人。
どんどん減っていったらやだ。と心配する前に自分が脱落したりして。
でもアンサンブル会(個人レッスン生有志の会)のメンバーは絶対参加になってるんだよな。アンサンブル会は今後五線譜のみのレッスンになるから。
事実3月の発表会のゴスペルも、聞くところによるとみんな五線譜で弾いていたらしいし。
そういうことで、五線譜セミナー脱落は、アンサンブル会も脱落ということ。
前回のレッスンは、基礎楽典と、ハ長調(C調)/ト長調(G調)/ニ長調(D調)の音階練習、そしてC調の練習曲(簡単な唱歌)だった。
今日のレッスンは前回の音階練習の復習とイ長調(A調)の音階練習、そしてC調G調D調の練習曲。
ちなみに、各調の読み方の説明(G調ならファに#がつくってやつ)はほとんどないまま進められていくので、「じゃあ次A調に入ります」と言われたら、五線譜の左の#の位置を自分で読んで、「ファとドとソに#つけたらええのん?」と予想しながら弾く。みんなと弾いて音が合ってたら正解。
五線譜セミナーの参加条件の一つに「小学校で習う音楽理論が理解できていること」というのがあったけど、こういうのって小学校で習ったっけ?
うちの小学校では絶対教えてなかったはず。まあうちの小学校は体育教育のモデル校だったからな。音楽教育は手を抜かれてたのかもな。
C調G調D調の練習曲はほぼ初見状態。聞いたことのある曲もあれば全然知らない曲もあり、弾く前に譜読みでつまづく。
数字譜は、横へ横へ、読んでいけばいい。
それに対して五線譜は、まず音符の縦位置(音階)を読みとり、それを把握してから初めて横に進むことができる。
つまり五線譜は、数字譜よりも脳で処理することが多いのだ。
五線譜に慣れた人は、慣れれば見ただけで音階なんて分かる、というだろう。
でも慣れない私にはきつい。この状態で初見でいきなりは、かなりきつい。
3時間のレッスンで、気づいたら、8時間パソコン画面に向かっているときよりも肩が凝っていた。
次回のレッスンは来月。
2005/05/30(月)
先日教室仲間と、
「一つの曲(メロディ)が、ずーっと頭の中でぐるぐる回ってること、あるよねー!」
と話していたのだけど、今日の私の脳内テーマ曲は「チキチキ・バンバン」。
昨日の五線譜セミナーの練習曲の一つで、家に帰ってからも練習してたのだけど、このメロディがずっと頭から離れないのだ。ぐるぐるぐるぐるぐるぐる回っているの、仕事中。^^;
ミュージカルの曲ということだけど、オリジナルがどんな曲なのかはまったく知らない。
私的には「運動会の曲」。行進曲。ブラスバンドの演奏で。
たぶんミュージカルよりも運動会で聞いたことある人の方が多いと思うんだけどなぁ。どう、みなさん?
運動会のリズムで仕事するのもしんどいよー(笑)
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