2005年9月の日記
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衆院郵政解散の行方は?
今月のレッスンは3、17日です。



2005/09/01(木)

今日は昨日書いたとおり、レンタルスタジオで練習してきました。
この話の続きはまた明日。
友人にみくしーなるものに紹介してもらって、ただいま設定に悪戦苦闘中。

今日は防災の日だそうですね。
以前中国から研修生が来たとき(05/07/26日記参照)、京都の消防センターで震度7の揺れを体験したそうなのですが、 彼らの町には地震はほとんどないらしく、センターから帰ってきたあとひどく怯えていました^^;



2005/09/02(金)

昨日の、木曜日のこと。

レンタルスタジオを夕方から予約したので、朝から二胡と笛子を背負って出勤。
更衣室で楽器ケースを見た職場の先輩に、「あ、今日はレッスン日?」と聞かれる。
いえ、今日は、定時後個人練習に行くだけです。
「そうよね、kanaさんが教室に行ってるのは金曜だもんね。」
金曜は中国語教室なんですけど・・・^^;

私が予約したスタジオのレンタル時間は19時から20時。
同僚のサックス男が同じ部屋を20時から予約しているので、ちょうど私と入れ替わりになる。
定時後、残業するサックス男を会社に残し、一人でレンタルスタジオに向かう。

スタジオ到着。
ロビーにあふれるバンド少年たちをかきわけて受付カウンターで手続きし、部屋に入って一人で練習開始。
まずは笛子から。

新たにジョイント式の笛子を借りたので、ジョイントを抜き差ししてピッチを調整してやらないとならない。
なので電子チューナーを出し、「1」の音(D管なのでD音。左手の一〜三指で指孔を三つふさぐ)の音程を測ってみることにした。

ふぅ〜、ふぅ〜っ、ふーーっ!

相変わらず音が出ねぇ・・・(-_-;;
鳴ってくれなきゃ測定も調整もできないじゃんか〜

ふぅ〜、ふぅ〜っ、ぴーっ。

おお鳴ったぞ!
いそいそとチューナーの液晶を覗き込んだら、その瞬間吹き口の角度がずれたのか、また音が出なくなっちゃった。ムカッ。

ずーーっとこの繰り返しで、気づいたら20分経過。(-_-#

あーもう、笛子はやめやめ。才能ないのよ。
いいもん、私には二胡があるから。(-_-;;

以下明日の日記に続く。



2005/09/03(土)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

音の出ない笛子に業を煮やし、気分転換で(?)二胡の練習を始める。
隣室からバンド練習の振動がかすかに伝わってくるけど、ほとんど気にならない程度。このスタジオは防音がしっかりしているようだ。
むしろ隣室よりも、この部屋の中に据え置いてあるドラムセットの方がうるさい。二胡を弾くとドラムが共鳴してざわわわと振動音を出すのだ。
こっちの出す音にきっちり反応して振動してくれるので、気になるし、しつこくストーキングされてるみたいで、だんだんハラが立ってくる。(-_-;;

主に二胡で練習したのは、今やってる換把練習の曲の、第四把位のフレーズ。
家ではいつも弱音器をつけて弾いているので、今みたいに生音で弾けるときにしっかり弾いてやらないと、なかなか響くようにならないから。
いつもより丁寧に松脂を塗って、いつもより時間をかけて調弦して、微調金具のネジ長さを調整してみたり、千斤に挟んでいるゴムをいじってみたり、家ではできないことをいろいろやって、気づいたら退出15分前。
1時間って短いなぁ。

二胡と小物たち(チューナーとか松脂とか)を急いで片付け、残りの時間は笛子の音出し練習(123の音)に集中することにする。
笛子勉強会(08/23日記参照)で123(ドレミ)だけの練習曲が宿題で出されている。だから次回勉強会までになんとか123の音だけでも出せるようになっておかなきゃ話にならない。

ふぅ〜、ふぅ〜っ、ふーーっ!

ふぅ〜、ふぅ〜っ、ぴーっ。

ふぅ〜、ぴーっ、ぴーっ。

あーだんだん音が出る確率が上がってきた。いい感じ。
もうちょっと、もうちょっとでなにか掴めそう。

でももう20時。時間切れ。レンタル時間終了。

以下明日の日記に続く。



2005/09/04(日)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

私のレンタル時間が終了してしまったので、受付カウンターで退出手続き。
そして、私と入れ替わりに20時から予約していたサックス男(同僚)が来るのを待つ。
やって来たサックス男を捕まえ、一緒に部屋を使わせてもらえないか交渉。
やっと笛子の音が出始めたのにこのまま帰るわけにはいかない。

「いい?」 「いいっすよ。」 一瞬で交渉成立。
やった(^o^) 持つべきものは友〜♪

一緒に入室し、一旦ケースにしまった笛子を取り出し、また笛子の音出し練習開始。
鏡を見ながら、脇を閉めすぎていないか、笛は地面と平行になっているか、吹き孔に唇の真ん中が当たっているか、唇で吹き孔を塞いでいないか、唇が吹き孔から遠すぎないか、チェックする。
チェックポイントが多すぎて、他の箇所をチェックしている間、それ以外の箇所はぐだぐだになってるんだけど。

123の音だけだけど、かなり高い確率で音が出るようになってきた。手応えがある。
調子がよければ123だけの笛子練習曲もそれなりに「曲」っぽくなってきた。
いやー、音が出ると、楽しいねぇ(^-^)

でも、明らかに笛子の音色が変わってきた。
中国笛特有の笛膜の振動がなくなって、フルートっぽい太い広い音になってきてしまった。笛膜の状態が悪くなったからだろうけど・・・
笛膜にささっと水を付けて、笛膜の張り具合を変えてやるといいらしいんだけど、そんな怖いことはまだまだ一人ではできない。

21時になり、まだ居残るサックス男を残して先に帰宅。
音が出せるようになった(123だけだけど)のでめちゃくちゃ楽しかった。
でも、次回吹いてみたときもまた音が出せるのかどうか、ちょっと不安も残る。
今日は運が良かっただけかもしれないし。



2005/09/05(月)

先週の、週末のことを少し。

だらだらと日記に書いてたとおり、木曜は21時までスタジオで二胡と笛子の個人 練習。
金曜は21時半まで中国語教室。
土曜は大阪で二胡友とランチ、夕方から京都に戻って二胡の個人レッスン。
日曜は9時から合奏練習会、お昼からは楽器道具抱えたまま大阪に生活必需品の買 出し。

ハードでした・・・

*  *  *

土曜の二胡レッスンは、レッスン119日目。

大阪から京都に戻ってきて、駅から先生宅にダッシュ!
息も絶え絶えで先生宅に飛び込む。

「そんなに走ってくることもなかったのに。」
でも、はぁはぁはぁ、遅刻するかと、はぁはぁはぁ、思って。
はぁはぁはぁはぁ・・・
「そんなに息を切らしたら、呼吸が戻るまでレッスン始められないから、一緒でしょ^^;」
えへへ^^;

この日のレッスンは、いつもの換把練習曲。
でも、走ってきたので手のひらが汗ばんで、ポジション移動がスムーズにできない。
ステージ上で熱いスポットライトを浴びて演奏するプロの奏者は、汗をかいても気にならないのかな。

練習曲を先生と一緒に何度か弾き、私がかなりリズムを間違って覚えてたことが判明。
そのため、注意深く楽譜を見ながら、且つ下把にポジション移動するときに音を外さないように注意しながら、緊張して弾いていたら・・・

「kanaさん、息止まってますよ。」
はっ!

ぜーぜーぜー。(-_-;;

「今日はほんとガタガタですね。」
でも、でも、今週は毎日この曲練習してたんですよ!
(↑努力はしてることを一応アピール)
「はいはい、じゃあ次回までもっとがんばってきてくださいね。」

次回のレッスンは2週間後くらい。



2005/09/06(火)

で、先週日曜は、合奏練習会でした。

三部建てで、
第一部は打楽器を入れた合奏曲の練習。
第二部は二胡だけの重奏曲の練習。
第三部は50代からの二胡習得研究会。

第一部は、最近やってた河北民歌、それと『金蛇狂舞』、『武術』。
河北民歌は中国語の先生に聞いたら、ロバを放牧するという意味の曲名らしい。
で、ロバの曲では板鼓、『金蛇』では大鑼、『武術』ではシンバルを私は担当した。
ロバの曲は、これまでの練習会で堂鼓・大鑼をやったけど、板鼓は初めて。リピートの多い複雑な構成の曲なので、途中で楽譜を見失う(^-^;
『金蛇狂舞』と『武術』は、ずっとやってるから慣れてるんけど、いつもの2倍くらいのゆっくりしたテンポだったので、身体に染み込んだ体内リズムと折り合いがつかず、これも途中で楽譜を見失ってしまった(^-^;;

第二部は、『紫竹調』『彩雲追月』『八月桂花遍地開』『我愛北京天安門』『採茶燈』など。
まだ換把を習っていない人も多いので、先生による換把レクチャーも。

第二部終了とともに私は退出。
ちょっと教室仲間と雑談して、その後、二胡と譜面台をかついだまま、大阪の某健康食品店サロンへ。
私はいつもそこのメーカーのシャンプーを使ってて(一般市販品のシャンプーはきつすぎて頭皮がただれる)、いつもは通販で買ってるのだけど、うっかり買い置きを切らしてしまったので、初めてサロンに行ってみた。
会員証を楽譜ファイルに挟んでいたので、カウンターにファイルを出してめくってたら、受付のお姉さんがかなり不思議そうに数字譜を覗き込み、私の背中のケースを見て、
「それはなんの楽器ですか?」と。

二胡です。
「ミコ?」
いえ、ニコ。
「ニコ??」
えーっと、つまり、中国胡弓なんですけど。
「???」

胡弓でも通じんか・・・?
カウンターを挟んで2人でもやもや。

すると、しばらく考え込んだお姉さんが、
「ああ、こうやって弾くやつですね!」
正解っ!^^;

女子十二楽坊って言ったげた方が早かったかしら?



2005/09/07(水)

台風14号日本海北上中。
近畿地方のピークは今日の午前中でした。

昨日は田舎から市内に通勤している妹が、万一暴風雨で交通がストップした時のことを考え、うちに泊まりに来ました。
家族には二胡のことは内緒にしてるので、妹が来るまでの間に、二胡はもちろん、何本もの笛子、部屋に散らばった楽譜や小物関係、譜面立てなどなどを、急いでお片づけ。
準備万端!のつもりで妹を迎えたのですが、笛子のハードケースが出しっぱなしなのに気づいてヒヤッとした一幕も。ええ、妹がよそ向いてる間にさりげなく片づけましたとも。

なんで家族に内緒にしてるの〜?とよく聞かれるのですが、なんでだろう。忘れちゃった。
でも今さら言い出せないし(笑)



2005/09/08(木)

今日は1時間だけスタジオの予約が取れたので、終業後笛子の練習に行ってきました。1時間しか取れなかったので、二胡までやる余裕はないと判断。

前回スタジオで笛子練習したとき(09/04日記参照)、「1・2・3」の音は結構余裕で出るようになり、調子が良ければ「5・6・7」と「4・5・6」の音も出たので、今日の目標は、「5・・低7 と 4・5・6」の音を、もっと高い確率で出せるようにすること、に設定。
と言うのも、先週末の二胡の練習会で笛子メンバーに会ったとき、「宿題は練習曲No.3までじゃなかったっけ?」って言われたから。
練習曲No.1は「1・2・3」、練習曲No.2は「5・6・7」、練習曲No.3は「1・2・3・4・5」の曲。
私はNo.1の曲だけと思ってたのだけど、No.3までとなると・・・^^;

スタジオに入って練習開始。
でも今日は、今までとは違う部屋に通されてしまった。この部屋には鏡がない(T-T)
フォームが合ってるのか、唇の中央に笛の吹き孔が当たっているか、下唇で吹き孔を塞いでいないか、チェックする術がない。
それに、この部屋、たばこ臭い(-_-#

・・・音が出ない理由を、初心者は、環境のせいにしたがるのさ。(-_-; ふん

スタジオに入って10分経過。
だからなんで音が出ないのよ!
前回は「1・2・3」は出せてたはずじゃない!!

以下明日の日記に続く。



2005/09/09(金)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて笛子練習。

笛子、音出ねぇ。
前回出せてたはずの「1・2・3」すら出ない〜
前回は出せたんだから、そのうちまた出るようになるさ、
という楽観的な気分と、
前回出せてたのに今日は出せないなんて、前回練習したことが何も身についてないのね、
という悲観的な気分が入り交じって、精神的にもイライラ。

練習開始から20分経過。
ようやく「1・2・3」の音が出始めた。
でもまだ、一音一音出すのが精一杯で、練習曲のフレーズは途切れ途切れ。
笛子勉強会って毎回30分しかないのに、音出しだけで20分もかかってたら、音が出るころには勉強会終わってしまうじゃん。(-_-;

今日は笛子しか持ってきてないので、ひたすら、ひたすら、吹く。時折酸欠にくらくらしつつも、過呼吸の症状は起こさないよう気を付けて。
でもだんだんと、肘から先が痺れてきた。過呼吸による痺れは肩から肘に向かってなので、肘先からくる痺れは血行不良だ。
私は昔から血の巡りが悪く、腕を心臓よりも高く上げると血が血管を上がらなくなって、そのうち指先から痺れてきてしまう。(長時間吊革に掴まれない体質。)
笛子は当然ながら指先を口の高さまで上げないと演奏できないので、ずっと吹き続けることによって腕の血流が悪くなり、肘から先が痺れてきてしまったらしい。(>_<)

過呼吸と血行不良を起こさないようちょこちょこ小休止しながら、退出時刻までラスト20分。
「1・2・3」の練習曲フレーズがだんだん吹けるようになったので、「5・6・7」の音出し練習にシフト。
「1・2・3」が安定して出せると、「5・6・7」も音が出やすい。
いくら吹いても「5・6・7」が出ない時は、「1・2・3」練習に戻して、息の吹き方をチェックしてみる。

「1・2・3」は左手運指で、「5・6・7」は右手運指。
左手の指を1本1本動かすのは二胡で慣れているんだけど、右手の指を1本1本動かすのは、まだ感覚がうまく掴めない。

時計をにらみながらがんばったけど、「5・6・7」が一音一音出せるようになったあたりで時間切れ。練習曲フレーズなんてまだまだ。
結局、前回のスタジオ練習から、何も進歩がなかった。
次の笛子講習会までもうスタジオ借りられない(練習できない)んですけど(泣)

*  *  *

「税関通過について」のページに、日本から二胡を持ち出して、また日本に二胡を持って帰国したきた方の、税関通過体験談を追加しました。

*  *  *

都合により明日は更新を休みます。



2005/09/11(日)

昨日、笛子の笛膜保護カバーを作っていたところに、友人(二胡とは無関係方面)がやって来ました。一緒に出かける約束をしてて、私を迎えにきた。
いい機会なので、部屋に上がってもらって、昼間考えてたことの実験に付き合ってもらうことに。

バスルームでちょっと笛子吹いてみるから、部屋で聞いてみて、うるさいかどうか判断してくんない?
「OK」

友人を部屋に残し、バスルームに移動。
部屋のドアを閉め、バスルームのドアを閉め、
水の入ってないバスタブに潜り込み、
セロテープ膜孔で高音をカットした笛子を構え、
せーの!

み〜れ〜ど〜・・・(←吹いてる)

と、その瞬間ものすごい勢いで部屋のドアとバスルームのドアが開き、友人がバスルームの入り口に立ちはだかって、

「だめっ!
 それ、この建物で絶対やっちゃだめっっ!!」

そ、そんな、全力で阻止せんでも・・・^^; たじたじたじ
そんなに響いてた?
「響いてるなんてもんじゃないよ。
 近所にえらい迷惑だよ!
 吹きたいんなら公園に行きなっ。」
そ、そう?^^;
バスルームで遠慮しつつ、ってつもりだったんだけど。
バスルームなら普段も練習できるかなって思ってたんだけど^^;
「じゃあ私がバスルームで吹くから、自分の耳で聞いてみなよ。」

を。

吹くの? 吹いてみるの?
ど〜ぞ♪ にやにやにや(笑)
「貸して。
 ふ〜、ふ〜、ふーっ!
 ふ〜、ふ〜、ふーっ!」

指孔に指は置かないで、吹き孔を少しずつ前後に回転させながら、音の出るポイントを探してみて。
「ふ〜、ふ〜、ふーっ!
 ふ〜、ふ〜、ふーっ!」

うっそーん・・・
(超不器用な)私でさえ、全指孔フリーの状態でなら、最初から音出たよ?(・_・)
「ふ〜、ふ〜、ふーっ!
 ふ〜、ふ〜、ふーっ!
 ふぅふぅふぅふぅ・・・・・(-_-;;」

まあまあまあ、お付き合いありがと。
それじゃそろそろ、予定通り出かけようか。(^^;;

あーでも、やっぱり家では、絶対笛子の練習はできないんだなー。



2005/09/12(月)

日曜午前中は、笛子勉強会(08/23日記参照)に行ってきました。

少し早く到着し、メンバーが揃うまでの間、音出し練習に励む。(←ちょっと必死)
「1・2・3」は最初から出たけど、「5・6・7」は少し厳しい。
メンバーが揃ったところで笛膜の状態をチェックをしてもらったら、少しシワの具合が調整され、そうすると「5・6・7」の音もずいぶん出やすくなった。

で、いきなり練習曲No.1(1・2・3)と、練習曲No.2(5・6・7)をみんなで演奏。
No.1はまあいいとして、No.2は、6が出にくい。一息で「7− 6−  5−」と吹くフレーズが、「7− すか〜 5−」ってなる。たぶん中間の音は息が弱くなってしまうから?
ブレスコントロールなんてまだまだ。ってか、「5・6・7」の音が出てる上に、一応みんなと一緒にフレーズが吹けてるだけでも、自分で自分をほめたいよ^^;
まぁ実際「ほめてほめて〜」と叫び、他のメンバーに呆れられたわけだが(恥)

と、ここで私だけ唇の形のチェックを受ける。
唇すぼめすぎ。と言われたので唇を広げてみる。
と、息が漏れすぎ。ってどないしたらええねんね?(-_-;;

次は、練習曲No.3(1・2・3・4・5)、かと思いきや、No.3は飛ばして、No.4を先にするんだと。
練習曲No.4は、音をオクターブ上げる練習。
5−5−|6−6−|(中略)|1−1−|2−2−|(中略)|5−5−|
と、最終的に5から5まで、3オクターブの音を吹く。
5・6・7・1・2・3・4・5・6・7・1・2・3・4・5)

笛子ってさー、オクターブ違っても、基本的に音が同じだと運指は同じなんだよね。運指表初めて見たとき「そんなの(私の常識では)ありえねーっ」って叫んだんだけど。
つまり、「5−5−」は、同じ指孔を同じ指で押えたまま、唇の微妙な形と息の強さだけで、オクターブ違いを吹き分ける。「1−1−」も「5−5−」も同じ。
(高音になるほど唇を締めて息を強くする。)

ふー、ふーーーーっ、ふー、ふーーーーっっ!!
(↑低い音、高い音、低い音、高い音、を吹き分けているつもり)

ぜーぜーはーはー (@_@) へろへろへろ〜

どんなにがんばっても、2より高い音が出ない。
3以上の音になると、全力で吹き口に一気に息を吹きかけ、そうすると一瞬なんか甲高い音は出るんだけど、音色と言うよりただの超音波。
近所迷惑な騒音というより最早凶器だね、これは(汗)

次回の勉強会は11月以降。
宿題は練習曲No.4。^^;
次回までだいぶあるので、のんびりやろうっと。



2005/09/13(火)

五線譜の譜面が書けるフリーソフトってありませんかね?
探したのですが、五線がかける、というのしか、見つけられなくて。

知り合いの手書き五線譜を、イラスト作成ソフトで清書してあげてたのです、ここ数日。
私は仕事でイラスト作成ソフトが使えるからいいけど、知り合いは今から操作を覚えるのも大変だし、購入するにも高価だし。

二胡の五線譜セミナーは2週間後。
先月は休みだったから、2ヶ月ぶりだわ。
久々に五線譜に向かったけど、♭系はきれいさっぱり弾き方忘れてしまってました(^^;



2005/09/14(水)

むかしむかし、ある二胡コンサートで、いわゆる古典名曲を聞いたことがありました。
その曲は、作者の生涯や曲の成立から考えて、私は、「苦しみ悲しみ怒り恨みに翻弄され、乗り越えて、最後は静かな無の境地に至る曲」だと解釈していました。
が、そのコンサートで演奏した一流奏者は、明るく、前向きに、そして最後は楽しげに、弾き終えたのです。

このあまりのプラス思考っぷりにびっくりした私は、「あの演奏家はおかしい」と思いました。
「技術的には申し分ないのに、この曲であんな表現をするなんて、間違っている」と思いました。
ところが、二胡の諸先輩方に意見を伺ってみたところ、「この曲はいろんな解釈があって、kanaと同じ解釈をする人も多いけど、暗い境遇をバネに明るく前進するという解釈の仕方もあるんだよ」と、教えていただいたのです。

目からうろこの気分でした。
なるほど、100人の演奏家がいれば、100通りの曲の解釈があり、100通りの表現方法があるわけです。
自分の解釈に合わない演奏を聞き、もぞもぞした気分になってしまっても、それは「この曲でこの表現は私の感覚に合わない、私は好きになれない」という個人的なことに過ぎません。
なのに「こんな表現は間違っている、この曲はそんな曲ではない、あの演奏家はおかしい」と、その奏者の演奏を否定してしまったのは、器量の狭さからくる私の驕りでした。

自分の感覚に近い演奏、すなわち自分好みの演奏をしてくれる奏者を探し、贔屓にすることも、また、一つの楽しみです。
そして、最も自分好みの演奏ができる奏者は、突き詰めていくと結局は自分自身であって、プロ・アマ問わず腕に自信のある者ならば、他者の演奏を聞き、「私のほうがもっと良い演奏ができるわ。」と思うのも、自然なことなのでしょう。
音楽の世界というのは誠に深いものです。



2005/09/15(木)

火曜日のこと。

会社帰りに、レンタルスタジオに寄って、二胡と笛子を練習してきました。
初めて1人で2時間借りたので、気分もゆったりです。
同僚たちと2時間借りると、ついつい雑談してしまって、時間が経つのが早い早い(笑)

今回は鏡のある部屋。
まずは笛子の音出し練習から。「5〜5」の範囲で。
「1・2・3」は最初から出せるようになった。それ以外は、吹いてるうちに出てくるようになるという具合。
吹いている最中笛膜がぺこぺこしているのを鏡で観察してみたり、息の強さやジョイントの調整具合でピッチが変わるのをチューナーで確認してみたり。

やりすぎて血行不良の痺れを起こす前に切り上げ、続いて二胡練習。第四把位の換把練習曲。
弾いてるうちにまた、据え置きのドラムから「ざわわわわ〜」という共振音が聞こえてきた。
あ、でも、ちょっと待って。
二胡でG調の内弦3の音(内弦第二把位三指)の時に、一番ひどく共振している。
従って、内弦第二把位は三指をピークに共振音がひどいけど、第一把位や第三把位はほとんど共振しない。また、第二把位でも外弦を弾いた時は共振しない。
なんでだろう。共振しやすい周波数とかあんのかしら?
でも、うざいことには変わりないので、掲示板でいただいたアドバイスの通りにドラムを調整し、共振音をシャットアウト。

で、第四把位の換把練習曲。
第四まで、第一→第二→第三→第四、と、音を順番にあげていくときは、まだ音が取りやすい。
でも、第四→第三→第二、と、音を下げて行くときは、音階の階段を踏み外してやいないかと、弾いていてものすごく不安になる。
第一把位に戻って開放弦と音が合ったときは、ほんと、ほっとするの。合うことは滅多にないんだけど。
その上後半に一瞬だけ、第五把位に飛ぶところがあるのだ。
第五までなると超音波の世界だし、弾き込まれてないので音も割れ割れ。雑音だらけ。
しかも弦上の運指間隔が狭く、隣り合う指がほとんど重なってしまうような状態だから、自分の出している音の音階がもはや不明。迷子状態。

そうだ、今日は電子チューナーを持ってきているから、チューナーで音を測りながら、第四→第五→第四の音を、正確に弾いてみよう。
チューナーのセットよし。じゃあ弾くよー。

ぎ〜、ぎ〜、ぎ〜っ、ぎぎぎぎぎ〜っ(←弾いている)

・・・・・・首の代わりに針をぶんぶん左右に振って、測定拒否するチューナー(爆)
ちゃんと弾いてるつもりなんだけど、音が割れ割れだし、弾き込まれてないから雑音だらけだし、第五までいくと指のちょっとしたズレだけで音階が変わってしまうから、測定できないみたい。
チューナーにも見放されてしまったか。(^-^;;

鏡があるので、鏡で自分の演奏姿勢を見ながら練習。
私は一人暮らしだけど、うちにはバスルーム備え付けの鏡と、手鏡しかない。
妹に「姿見がないなんて信じられない!」と言われているのだけど、狭い部屋にそんなの置きたくないの。
だから、自分の演奏姿勢をまじまじと見るのは、ほとんどこれが初めてのような気がする。
いつもは右手の運弓も左手の運指も上から見下ろしているのだけど、前方からほぼ水平に見てみると、ずいぶん雰囲気変わるものだなあ。私って他人から見たらこんな弾き方してたのか。へえぇ。

以下明日の日記に続く。



2005/09/16(金)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

最後は再び、笛子の練習。
笛子勉強会で宿題に出されている、オクターブ練習。
5・6・7・1・2・3・4・5・6・7・1・2・3・4・5」 の音域の、練習曲No.4。(09/12日記参照)

笛子勉強会ではほとんど出せなかった「3」の音。葦の笛膜の代わりにセロファンテープを貼った笛子だと、比較的楽に出せるなぁ。
でも「4」と「5」は、セロファンテープだろうが葦だろうが、息も絶え絶えに吹いて吹いて吹きまくり、やっと「ぴろ〜っ?」と鳴る程度。
しかも鳴らなくていい1オクターブ下の音も同時に鳴って、一人二重奏状態(汗)

ぴーろぴろぴろ、ぴーろぴろぴろ
ぴろぴろぴろぴろ、ぴろぴろりん
(↑休みなく高音練習に励んでいる)

あーもう。
うるさい。うるさいったらっ。
1」以上の高音になると音波が脳に直接響いてきて、そればかり続けてやってると、頭がきぃ〜って感じ。
近所迷惑どころか、自分に迷惑だわ(爆)

気分転換に、二胡のテキストからG調第一把位練習曲を拾い出して吹いてみる。かなりたどたどしいけど。
「3」と「4」の運指の切り替えのとき、笛がぐらっと揺れてしまうなぁ。揺れが大きいと運指がやりにくくて指が遅れるし、音も乱れる。
あ、先日笛子の先輩が、右手小指はいつも笛に添えて笛を支えておくこと、って、言ってたっけ。
笛子は指孔を押えるのは両手とも一指から三指までだし、これまでは音出し練習に必死で、小指の存在を忘れてたよ。

あれ・・・・・?

・・・・・・・・・・・・がーーーーーーん。。

右手小指が笛子に届かない(猛爆)

有り? そんなん有り??(動揺)
せっかく音が出るようになったのに、人並みの運指ができない手だったなんてっ(涙目)

これまでは音階練習メインで、練習曲も音域の狭いゆっくりした曲だけだったから、みんなに付いていけてたし、全然気づかなかった。
極端に短い小指のせいで二胡でもさんざん苦労させられてきたのに、笛子よ、おまえもか?
はぁ・・・。。(-_-;;



2005/09/17(土)

今日は土曜。でも出勤日。
午前中は会社で仕事。
お昼で早退して大阪難波に行き、笛子のソフトケースを購入。
その後京都に戻ってきて二胡の個人レッスン。
その後京都の弦楽器専門店でペグソープ(弦軸の回転調整剤)を購入。
疲れた。。



2005/09/18(日)

「最近笛子始めた」と言うと、「えっ、じゃあ二胡は止めたの?」と何人かに言われた。
なんでだろ?
新しい楽器を習い始めるときには、それまでの楽器を止めてしまうことのほうが普通なのかな?

私としては、せめて聞くなら、「えっ、じゃあ二胡は今休んでるの?」と言ってほしい。
「止める」と「休む」じゃ大違いなんだから。
(私は止めても休んでもいないけどね、二胡。ってか笛子勉強会は月1だけど、二胡はほぼ毎週レッスンがあるし。)

たとえ、(たとえよ)、いろんな事情で二胡の教室を止めてしまったとしても、それは「教室を止めた」だけ。
いつかまた弾こうという気持ちがあるなら、それは、「止めた」じゃなくて、 「休んでる」だけなの。



2005/09/19(月)

えっと、先週土曜は二胡個人レッスン日でした。
レッスン120日目。
いつもの第四把位換把練習曲。

「だいぶ弾けるようになりましたか?」
ええ。ってか、この曲が12/8拍子ってことを知ったのがついさっきなんですけどね。電車の中で譜読みして、初めて気づきました。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ー_ー;;」

えっと、言い訳させてもらうと、この曲はプリントでもらったのだけど、それには拍子が書いてなかったの^^;
で、これまでは譜面見ながら適当に弾いてたのだけど、そういや何拍子なんだろと改めて楽譜の音符をさっき数えてみたら、あら12/8だったのね、って。^^;
暢気すぎるぜ、自分。(^-^;;

とりあえず先生の前で、一人で弾いてみる。
弾き終えて注意されたことは、スラーを守りなさいということ。
この曲は基本的に一拍を一弓で弾く指定がされている。十六分音符が続く箇所は、12/8拍子なので、十六分音符6つを一弓で弾かないとならない。
今までは換把優先で練習してたため、好きなときに弓を返して弾いていた。
でも、そろそろ換把に慣れてきたようなので、今まで無視してきたスラーの指定も楽譜通り守ること。とのこと。

以下明日の日記に続く。



2005/09/20(火)

昨日の日記の続き。

じゃあスラーに気を付けてもう一度、ということで弾いてみたら、ああ、とっても難しい。
勝手に弓を返すくせがついてしまってるので身体が楽譜通りに反応してくれないし、十六分音符6つを一弓で弾くところでは、弓配分を誤って最後の方では弓が足りなくなってしまうし。
弓が足りなくなってくると、焦って弓方向に向かって二胡ごと身体を倒してしまい、
「身体を倒しても弓の長さは増えませんって。^^;」
と先生に爆笑される。^^;

「スラーに気を取られるあまり、右手にかなり力が入ってしまってます。力を抜いて、音量をもっともっと落として、もう一度弾いてみて下さい。」
はーい。

♪〜〜♪〜〜♪〜〜 ←弾いてる

「ストップ。音量を落とすこととと、演奏スピードを落とすことは、違いますよ?」

分かってます。分かってるんだけど・・・
右手の力を抜いて音量をぐっと落とすと、なんだか気持ちが「抜き足差し足忍び足」みたくなってしまって、演奏スピードが勝手に落ちてしまうんですぅ(^^;;

何度弾いても、途中からす〜っと速度が落ちていく。
先生も呆れ顔。^^;

次回のレッスンは3週間後?



2005/09/21(水)

07/18の日記で、北京製二胡の弦軸(ペグ)がまったく回らなくなった、というのを書きました。
その続きのお話。
----------------

片手で力いっぱい回しても、弦軸は2本とも、うんともすんとも言わず。
湿度が高いので、棹と弦軸が湿気を吸って膨張し、弦軸穴で互いにがっちり噛み合っているようだ。
これ以上力をかけると折れそうな気もしたので、調弦は元から弦につけてあった微調金具に頼ることにし、弦軸にはもう触らないようにした。
というよりも、怖くて触れなくなってしまった。

その後弦軸にはノータッチで過ごし、2週間ほど経った個人レッスンの日のこと。
先生に、「調弦がおかしいのでちゃんと合わせて」と言われ、微調金具のネジはもはや限度いっぱい回しきってるし、おそるおそる弦軸を回してみた。
そうすると、あら、普通に回るじゃん。内弦軸も外弦軸も。
湿気を吸って太った弦軸と棹が、湿気を放出して、元の体型に戻ったらしい。
よかったよかった。夏が終わるまでは無理かもと、かなり悲観的になってたのだよ。

先生にこれまでの事情を話し、
どうしてもダメなら、ドライヤーで棹と弦軸を乾かそうって思ってたくらいだったんですよ。
と言うと、
「kanaさんならそれくらいのことやってくれなくちゃ〜♪」
って。
どういう意味なのだろう^^;
先生の頭の中には「kanaはいつもなんか突拍子もないことをしでかすやつ」というのがどうも刷り込まれているらしい。。

【注意!】
ドライヤーで急激に乾かすと、おそらく棹が反ってしまうと思いますので、絶対にやらないでください。


(以下明日の日記に続く。)



2005/09/22(木)

(昨日の日記の続き。)

湿気が取れて、また弦軸(ペグ)が回ってくれるようになったうちの北京二胡。
これでひとまずは落着なんだけど、北京ちゃんはもともと弦軸が回りにくい子だったので、今のうちに対策を考えないと、いつまた同じことが起こるやら。
それで、弦軸の回転調整について、ネットでいろいろ検索してみた。
今までは弦軸の調子が悪ければチョークを塗れと聞いていたのだけど、先日ヴァイオリン系掲示板で「チョークは厳禁」というのを読み(08/17日記参照)、その理由も気になってたし。

そして主にヴァイオリン系サイトを見て回った結果、弦軸の回転調整剤として使用できるものには
「チョーク」「乾かした石けん」「松脂」「3B以上の鉛筆の芯」「ペグコンポジション(専用調整剤)」
があることが分かった。
大まかには、
弦軸が固くて回りにくいので、弦軸の滑りをよくしたい時:
 ⇒石けん、鉛筆の芯、ペグコンポジション
弦軸が回りすぎるので、滑りを止めたい時:
 ⇒チョーク、松脂
こんな感じ?

ただ、書いてあることがサイトによってバラバラ。
あるところでは「お薦め」となっていることでも別のところでは「絶対ダメ」って書いてあったり、あるところでは「これは潤滑剤」となってるものが別のところでは「これは滑り止め用」となってたりして、読めば読むほど、探せば探すほど、もう・・・
どの調整剤を使っても、必ず誰かにダメ出しされそう。
極めつけは
「ペグになにか塗るのは最終手段。何も塗らない方がいい。」
なんて書いてあるところもあったりして・・・

と、ちょうどそのとき、市内の弦楽器専門店がアクセサリー2割引セールをやっているというチラシを入手。
「ペグコンポジション」とやらの実物を見てみたいと思ったので、先日レッスンで街に出たついでに、その店に寄ってみることにした。

(以下明日の日記に続く。)



2005/09/23(金)

(昨日の日記の続き。)

「ペグコンポジション」、これもサイトによっては「ペグソープ」「ペグチョーク」「ペグドープ」「ペグワックス」などと呼び方さまざま。
木製摩擦式ペグの楽器(主にヴァイオリン族)の為に開発された、ペグ潤滑剤だそうだけど、統一呼称がないようで、結局は各メーカーの商品名に頼ってるみたい。だから呼び方がバラバラなのね。
成分もメーカーによって違うので、効果も違ってくる・・・ということは、あるものは潤滑成分が多くて滑りやすくなり、あるものは滑り止め成分が多くてペグが固くなるんだろうか??

「ペグコンポジション」とやらの実物を見てみるべく、先日のレッスンの帰り道、二胡を背負って市内の弦楽器専門店へ。
これまでにも松脂や譜面台、アジャスター(分数ヴァイオリン用)を買うために来たことがあるけど、ここはどうも敷居が高い。
数十万、数百万もするヴァイオリンが何本も並べられているせいもあるけど、ここの男性店員が、、、苦手だなぁ。
女性店員は接客も丁寧で、質問にも親切に答えてくれるんだけど。

女性店員さんに、「ペグが固いので、調整できるものが欲しいのですが」というと、「今はこれしかないのですけど」と、イギリス製のを出してきてくれた。
ラベルに英語で
A COMPOSITION FOR PEGS・・・
と書いてある。

私の背中のケースを見て「二胡にお使いですか?」と聞いてきたので、弦軸のどの部分にどうやって塗るのかも聞いてみた。

店員さん曰く、
弦を一旦外して弦軸を抜き、弦軸と棹の穴が接する部分の弦軸表面にちょんちょんと軽く付ける。(決して付けすぎないこと。)
弦軸を棹の穴に入れて回転させ、薬剤を延ばしながら、滑り具合の様子を見る。
もし滑りすぎるようならふき取ってチョークの粉を付ける。
だいたいこんな感じ。
紙にイラストを描いて丁寧に解説してくれた。おおきに。

「これの代わりに普通の固形石けんでもいいんですか?」と聞いたら、
「うちの職人(ヴァイオリン技師)さんたちは、天日に干してからっからに乾かした石けんを使っています。新しい石けんは水分多すぎるのでだめだそうですよ。」
とのこと。
面倒なので、今目の前にあるこのコンポジションを1個買ってしまうことにする。(セールで2割引だったし。\1260→\1008)

購入して私がカウンターから離れると、若い女の子が店に入ってきて、ヴァイオリンの弦を買い、「あと、ペグに塗るやつください。」と。
これですね、と女性店員さんが出したのは、私が買ったのと同じペグコンポジション。
これです、ってすぐに買って行っちゃった。
ああ、みんな普通に買っていくもんなんだ、とちょっと安心したりして。ネットでは否定的な意見も多かったからさ、買う人は少ないんかなって思ってたの。

そういうわけでゲットしたペグコンポジション。
弦が錆びかけてきたのでちょうど交換し時だし、そのときに弦軸に塗って、試してみよっと。
でも1回につき「軽くちょんちょんと」付ける程度なら、一生なくなりそうもない量だ・・・
うちの教室関係者で使いたい人は言ってね。お貸ししますよ。



こちらのページにペグコンポジションの塗り方の詳しい説明があります。
興味のある方はどうぞ。
「佐々木ヴァイオリン製作工房」
http://www.sasakivn.com/index.htm
「マイスターのQ&A」→「121.コンポジションの使い方を教えてください。」


*  *  *

都合により明日は更新を休みます。



2005/09/25(日)

昨日、土曜は、第5回五線譜セミナーの日でした。(05/07/24日記参照)
参加者は13人。前回の倍だ。

このセミナーはグループレッスン担当の先生が指導されてて、全6回の予定だった。
この日、レッスンの最初に先生から話があって、
「ホール発表会(まだ決まってない)で五線譜部会としてみんなで演奏しましょう。それまでこの会は続けていきましょう。(これまで通り月1のペースで。)」
とのこと。
私としては異論はなく、メンバーが減らないことを祈るだけ^^;

以下明日の日記に続く。



2005/09/26(月)

昨日の日記の続き。
五線譜セミナー。

メニューは
1.「♯」「♯♯」「♯♯♯」のスケール練習の復習。
2.「♭」「♭♭」「♭♭♭」のスケール練習の復習。
3.「♭」「♭♭」「♭♭♭」の練習曲の復習。
4.換把練習(「♭♭」の曲で)。

五線譜で二胡を弾く場合、開放弦は「レ-ラ」で、
ト音記号の横に
」が付くと、  「ファ」が半音上がり、
♯♯」が付くと、 「ファ」「ド」が半音上がり、
♯♯♯」が付くと、「ファ」「ド」「ソ」が半音上がり、
」が付くと、  「シ」が半音下がり、
♭♭」が付くと、 「シ」「ミ」が半音下がり、
♭♭♭」が付くと、「シ」「ラ」が半音下がり、

その結果、数字譜ではあまりやらない指フォームとなり、慣れないと、手の甲の筋が張って痛くなってくる。
(緊張して余計な力も入ってるだろうし。)

でもだいぶ五線譜のおたまじゃくしも読めるようになってきた。
(おたまじゃくしを見た瞬間身体が反応するようになってきた。以前は読んで理解してから身体を動かしてたので時間がかかっていた。)
ただし「ド〜高ミ」の範囲、つまり、
五線の線の内側にある音符であり、
かつて義務教育のリコーダーで習っており、
五線譜の運指で第一把位で弾ける範囲、
の話だけど。

で、この日から換把練習開始。

・・・なんでいきなり練習曲が「Jupiter(のテーマ部分)(G.Holst,「惑星」より)なんですか、先生(^^;;
メロディは単純なのに直してあるけど、高音すぎて音符が五線を遥かに飛び出している。読めねぇ。
換把するだけでもおっかなびっくりなのに、第三、第四把位までそんな簡単に飛べませんて。^^;

全員で弾いても、高音部になるにつれて脱落者続出。もちろん私も(笑)
ピアノ経験のある人は最後まで弾いてた。さすが。

この「Jupiter」は、毎回少しずつ練習し、将来的には中胡も入れた重奏譜にして、いつか発表会で五線譜部会発表曲としてみんなの前で演奏できたらいいな、という曲らしい。
セミナーは月一だしな。長期計画で行こう。

次回の五線譜セミナーは来月下旬。



2005/09/27(火)

先週末の休日に、弦を交換するつもり、ついでに弦軸にペグコンポジションを塗るつもり、だったのに、まだ実行せず。
と言うのも、土曜の五線譜セミナーで北京ちゃんを弾いたとき、音色がとても良くて、弦交換したくなくなってきたから^^;
弦に松脂がこびりついてベタベタして錆びかけているのだけど、ハンカチでこそげ落として、もうしばらく様子をみていよう。
空気が乾燥してくる季節だから、弦軸の回転トラブルも当分は起こらないだろうし。
(音色が良くなったのも、空気が乾燥してきたからだろうけど。 北京製は特に湿度に弱いから。)



2005/09/28(水)

うちの会社は秋から春までが忙しいので、これからの時期は土曜の出勤が増える。
最近はハッピーマンデーという名で祝日を月曜にずらし、前週土曜から3連休にして消費を拡大⇒景気回復、
という政府の作戦があるらしいけど、うちはハッピーマンデー前週の土曜はほぼ出勤になるので、全然3連休にはならない。
というのはただの愚痴で、本題は、土曜出勤が増えると、土曜に個人レッスンを受けている私は、 レッスンに行きにくくなってしまうということ。



2005/09/29(木)

昨日の、水曜日のこと。
会社帰りに2時間、レンタルスタジオで個人練習してきました。

朝から二胡と笛子をかついで自転車で出勤・・・するはずが、予想外の雨のため、バスで出勤。
会社からスタジオまで乗り換え無しで行ける交通機関はなく、歩いて直接行くとなると15分はかかる。
しかも家とは反対方向。
日の暮れるのが早くなって、会社を出るころにはすっかり暗くなってて、でも家とは反対方向に歩いていかなきゃならない、帰りももちろん歩かなくてはならない(しかも夜遅い)というのは、結構気が滅入るよ。

スタジオ着。
他にお客さんは誰もいないようで、受付スタッフ1人きり。
いつもは付けっぱなしのロビーのテレビも消されていて、静かだなぁ。

練習室に入って、まずは二胡から練習開始。あの、第四把位練習曲。
んー。相変わらず第四以上のポジションは、音が割れ割れ。
弾き込んでやってないから仕方ないのだけど、きれいな、澄んだ音になる日は来るのやら?
いつまでも雑音混じりだと、楽器のせいにしたくなっちゃう、責任転嫁型のあたし。

気が付けば30分ぐらいずっと、高音域をぎこぎこやっていた。
仕事終わってからレンタルスタジオに行くのは、億劫なときもあるけど、一人で集中できるのがいいね。
家で練習すると、あと30分でドラマが始まる〜とか、練習が終わったらお風呂にする?それともメールの返事を先に書く?とか、煩悩が多くてさ。

続いて笛子練習。
笛子を吹くのは前回スタジオを借りて(09/15日記参照)以来だから、ほぼ2週間ぶり。
久々に笛子を取り出して見てみると・・・笛膜がべこべこだわ。こんなにゆるゆるだったら音が出ないんじゃない?

膜孔に貼られた笛膜
やっぱりー。
「1・2・3」はかすかに出るものの、それ以外は空気が漏れたり音が裏返ったりして、まともに出ない。
笛膜保護カバーをかぶせてやると音は出るから、吹き方の問題ではなく、あきらかに笛膜が原因だ。

膜の張りを直してやらなきゃ音が出ない。どうしよう。
手持ちのスポイトを持って練習室を出て、洗面所に水を汲みにいく。
練習室に戻ってきて、どきどきしながら笛膜の周囲にスポイトの水を落とし、膜を引っ張って張り具合の調整を・・・・・・
あっ、破れたっ!! あいやー(T-T)号泣

以下明日の日記に続く。


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