2005年10月の日記
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阪神2年ぶりリーグ優勝。
今月のレッスンは22日です。



2005/10/01(土)

先日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

笛膜を破っちゃったので、仕方ない、笛膜保護カバーをかぶせて音出し練習。
5から4までの音は、ほぼ問題なく出るようになった。一月前、「音が出ない!」とあんなに騒いでいたのが嘘のよう。

でも、でも、今日はちょっと、勝手が違うぞ。
今まで笛子練習するときはたいてい、笛子のみ、もしくは、笛子をやってから、二胡の練習をやっていた。
今日は、二胡をやってから、笛子。
二胡の運指に引きずられるぅ〜

解説すると、

二胡の運指(左手のみ)は、
【左一指:1 又は 5】
【左二指:2 又は 6】
【左三指:3 又は 7】
が基本。
(第一把位の運指は調ごとに違うけど、どの調でも高音にポジション移動するとたいていこうなる。しかもこの日私は笛子をやる前に、二胡で高音練習をさんざんやっていた。)

笛子の運指は、
【左一指:3】【右一指:7】
【左二指:2】【右二指:6】
【左三指:1】【右三指:5】
が基本。

ええ、動かす指が、二胡と笛子では、逆なわけですよ。

笛子で「どーれーみー」と吹いたつもりが、出てくる音は「みーれーどー」・・・
うーむ。。

「1」=一指、という刷り込みが思った以上に強く、「1」を吹こうとして左三指で指孔を押さえ、そしてなぜか右一指まで押さえちゃって、「7」の音を吹いちゃったり・・・
ああ、なんて不器用なのでしょう。(-_-;;

以下明日の日記に続く。



2005/10/02(日)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

笛子勉強会(09/12日記参照)で習った練習曲3つ(No.1、No.2、No.4)と、次回習うであろう練習曲No.3を吹いてみる。

でも・・・ つまんない。
笛膜保護カバーをかぶせて吹いてるから、笛子特有の膜の共鳴音がなくなって、篠笛かフルートみたいな音色になってしまっているのよ。
篠笛の音でOKなら、最初から篠笛教室に行ってるって。
膜のびろびろした共鳴音がなけりゃ意味がない。楽しくない。

どうする? どうする??
笛膜、自分で貼ってみる?
どきどきどきどき。^^;

覚悟を決め(←別にそんな大層なことではない^^;)、かばんから膜貼りセット(笛膜、はさみ、スポイト(水)、阿膠)を取り出して、生まれて初めての膜貼り開始。
(ええ、笛子始めてから一月経つのに、まだ自分で笛膜貼ったことがなかったという、保護動物でしたのよ、私。)

極薄の笛膜(ストロー状をぺったんこにしたもの)を、はさみで適当な長さに切り落として開いて手で揉んで・・・
あー作業が細かい。老眼になったらこんなのやだよ〜、できないよ〜

阿膠(アージャオ:糊の役目をする漢方薬)の固まりを水で濡らして笛子の膜孔の周りに擦りつけて・・・
固い阿膠で笛子に傷がつかないのかな、この笛子借りものだから傷がついたらやだな。

膜孔に笛膜を貼り付けて膜孔部分に適度なシワを・・・
膜孔の上にシワが入らないよ〜、逆に膜孔の周囲はぐっちゃぐっちゃのシワシワ(>_<)
膜孔部分の膜も濡らしてしまうし、勢い余って膜孔を指で何度も突いてしまうし。。

ああ、疲れた!
けどなんとか完成!! ぱちぱちぱち〜

吹いてみた。
音が出ない。
膜をたるませすぎたか?
(↑結局シワを入れられなかったのでシワの代わりにゆるめに貼ってみた)
10/02裏日記
デザートの
マンゴーアイス
難波の十三堂楽器
さん開店3周年記念
飲み会に参加して
きました。

膜孔の周囲に水をつけて、膜を引っ張ってみる。
吹いてみた。
篠笛のような音が出た。
引っ張りすぎたか・・・

膜孔にはぁはぁ息を吹きかけ、湿気で自然にたるませる。
吹いてみた。
笛膜のびろびろした共鳴音が出た。いえ〜い!

でも、5分と経たないうちに笛膜は乾いてしまい、また篠笛のような音に戻ってしまった。
膜貼り8年だっけ? 難しい(T-T)

以下明日の日記に続く。長いね・・・^^;



2005/10/03(月)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

笛子との格闘時間が長かったので、気分転換にもう一度二胡の練習。
さっきと同じ換把練習曲。

あれ・・・ 今度は笛子の運指に引きずられるぅ〜(*_*)
二胡で「どーれーみー」と弾いたつもりが、出てくる音は「みーれーどー」(爆)
うーむ。。
長年やってるから二胡の運指は身体に染み付いてるはずって思ってたのに、こうもあっさり覆されるとは。。

その後、
二胡の第四把位高音練習をしばらくぎこぎことやり、
笛子の「1〜5」超音波高音練習をぴーぴーとやり、
疲れたので大阪の某カニ料理店のテーマソングを出鱈目に吹き、
退出時間が来たので終了。

荷物を詰め、椅子を片付け、ロビーに出ようとしたら、ありゃ、入り口の二重扉の外側ドアが開いたままになってる。
スポイトで水を汲みに行ったとき、閉めるのを忘れたの??
今日に限ってロビーは静か。
受付スタッフのお兄ちゃんに、雑音ぎこぎこ、超音波ぴろぴろ、あげく「カニ料理〜♪」を、聞かれてたんだろうか??(恥)
「へったくそやな、こいつ。」って思われてたりして。まぁ事実だけどさ。(-_-;;



2005/10/04(火)

笛子の話ばかりで申し訳ないのですが、先日、ついにmy笛子(D管)を購入しました。
(今までは知り合いからのレンタル品を使っていた。)

十三堂楽器(難波)の笛子担当者さんに事前に連絡を取っておき、約束した日時にお店を訪問。
あらかじめ希望は伝えてあったので、テーブルにはすでに、6、7本の候補品が用意されてありました。
その候補品たちは入荷して間がなく、ピッチや音域を検品するため膜孔にセロファンテープが貼ってあったので、笛子担当者さんが
「ちょっと待ってね、葦の笛膜に貼り替えるから。」
と、順番にさくさく笛膜貼り。
1本貼るのに四苦八苦の私から見れば神技です・・・

「試し吹きどうぞ〜」
と言われたので、1本手に取り、吹こうと構えたら、担当者さんが私のひじをぐっと引っ張って、
「体、固いのん?(笑)」

いや、固いんじゃなくて〜^^;

笛子のフォームは「脇を45度くらい開く」というのは、もちろん(先輩方から)何度も聞いてる。
で、わたし的には「十分開いてるつもり」だったんだけどぉ〜^^;
(担当者さんはひじを掴んで私のフォームを修正してくれたわけね。)

二胡の初心者だったころのことを思い出したわ。
二胡も始めたてのころは、「脇を開いてるつもり」、でも実際は開いてないから、左腕は二胡の棹を胸に引き寄せすぎてしまうし、右腕は運弓が振り子運動になってしまって音色が安定しない。
鏡を見ながらの練習だと納得してフォーム修正できるんだけど、「ちゃんとやってるつもり」でいる間は、なかなか直らないのよね。

二胡も笛子も、誰かが指摘してくれるうちはまだ幸せ。
気をつけようっと。

で、笛子の試し吹き。
もっとも吹いたところで低音域しか出せない私にはあまり違いが分からず。どれも品質はいいし。
結局ビジュアル的^^;に気に入った1本(入門用グレード)を担当者さんに渡して吹いてもらい、高音域までちゃんと出るのを確認してもらって、それをお買い上げ。

新品の笛子は、吹くたびに竹の匂いがする。
で、高音域が出ないのは楽器のせい、という言い訳は、できないぞ、と。^^;



2005/10/05(水)

先週の土日は、二胡の個人レッスンと教室の合奏練習会が、2日続けてあったのだけど。

体調が悪くて2日とも上半身の痺れがかなりひどく、重い荷物(二胡とか譜面台とか)を背負って外出するのは無理な状態で、どちらも休んでしまったのでした。
がんばって行ったところで弓を持って絶えず押し引きするのは辛かったろうし。
いや、私のことだから、会場につくと舞い上がって全力出し切ってしまって、ますます体調悪化させそう。(だから怖い^^;)

右腕の血行が悪く、涼しくなった先々週あたりから、すでに右手の甲が冷えてきています。
無理するとすぐに右腕の肩から下が軽く痺れてくる状態。

今月は個人レッスンがあと1回と五線譜セミナーの予定。



2005/10/06(木)

昨日は退社後、スタジオに寄って、二胡と笛子の練習をしてきました。
で、今朝になってもかばんの中には、出さなきゃ出さなきゃと思いつつ、楽譜と楽器関係小物が入れっぱなし。

今朝、会社に熱いお茶を持っていこうと、お茶を沸かして水筒に詰め、かばんに入れ。
あわただしく身支度を終えてかばんを持ったら、なんか熱い・・・
中を見たらコップ1杯分くらい浸水している。水筒の中蓋が開いていたらしい(T-T)

急いでかばんの中のものを取り出して点検。
楽譜はクリアケースに入れていたので大丈夫。
二胡関係の小物(松脂、チューナー、コンポジション等)はビニールケースに入れていたので大丈夫。
笛子関係の小物は、笛膜は外のポケットに入れていたので大丈夫。
でも布製の小袋に入れていた阿膠、はさみ、スポイト、笛膜保護カバーはびしょ濡れ(泣)

はさみ、スポイト、笛膜保護カバーは自然乾燥で復活したけど、阿膠は、乾かしても全体にべたべたが残ってしまって、まるでキャラメルのよう。
もともと濡らして使うものだから濡れても成分的には平気とは言え、気分的にちょっとやだ。
阿膠が溶けてしまって布製小袋にも茶色い染みがついてしまったし・・・。えーん。



2005/10/07(金)

一昨日の水曜は、スタジオに寄って、二胡と笛子を2時間練習してきました。
天気予報が自信満々に「水曜は雨。」と言ってたのだけど、水曜しか予約が取れず、仕方なく雨降りの中、二胡と、買ったばかりの笛子(10/04日記参照)を抱えて、歩いて行ってきました。

最初の1時間は私一人だけど、後の1時間は同僚のレンタル時間に居候させてもらうことになっていたので、前半は二胡、後半は笛子練習に充てることにする。
(二胡は確実に同僚のアルトサックスの音に消されてしまうから。)

まずは二胡。
いつもの第四把位換把練習曲。
やっぱり第四把位以上はまだまだ雑音だらけ。滑らかな音色になる日はくるのだろうか?^^;
それに、第三以上になると、音が細い。
二胡の特性だからある程度は仕方ないんだけど、たっぷりした音量の第一把位に比べて、第三以上は音が小さく、一つの曲の中で音量のバランスが悪すぎる。
高音って曲の中である意味盛り上がる部分じゃないの? なのに音は小さくなるなんて聞いてておかしくね?
第一から第四まで行ったり来たりする曲の場合、プロはどうやって弾いているのだろう。低音域は意図的に少し音量押さえ気味にしてバランス取っているのだろうか?

次に、五線譜セミナーでもらった「Jupiter」。(09/26日記参照)
五線譜で、前半は第一〜第二把位、後半は同じフレーズをオクターブ上げて弾くので第三〜第四把位。
まだ、「弾く」というより、譜読み段階。
どの部分で換把するか、換把はせずに不換で指1本だけ伸ばすか、内弦と外弦を織り交ぜるか、五線譜の運指表を見ながら自分の弾きやすいようにメモしていく。(運指は自由でいいですと言われているので。)
私は「Jupiter」を前から♭B調の数字譜で弾いてたから、五線譜だと「弾きにくい」という思い込みが先に出てきてしまって、なかなか馴染めない。
♭B調数字譜でも五線譜でも、実音だと同じなんだけど。
(♭B調数字譜だと「356−」、五線譜だと「レファソー」)

以下明日の日記に続く。



2005/10/08(土)

昨日の日記の続き。
水曜の、スタジオ練習の話。

同僚のサックス男が来たので、笛子練習に変更。
同僚がサックスを組み立てている間、先週やってたバラエティ番組の高校吹奏楽部特集(掲示板参照)の話をする。
「ロングローンが基本中の基本って、言ってたよなぁ・・・」
うん、言ってたなぁ・・・^^;
(二胡なら差し詰め、長弓練習が基本中の基本ってことだ。)

笛子勉強会で宿題に出されている、オクターブ練習。
5・6・7・1・2・3・4・5・6・7・1・2・3・4・5」 の音域の、練習曲No.4。(09/12日記参照)
「前回より音が太く大きくなったねぇ。」
そりゃ前回一緒に練習したとき(09/04日記参照)はまだ、「1・2・3」の音出しが精一杯の状態だったしさ(笑)
あれから一月。週1ペースだけど私もがんばったのだよ。^-^
今日は笛膜の状態がいいせいもあるけど。
笛膜は先週笛子を購入したときにお店で貼ってもらったので、シワの入り方が芸術的にきれい。
よく鳴るので「5〜2」まで音も出やすい。
3」以上は・・・まだまだ要修行^^;

しかしやはり、アルトサックスの音はでかいわ。
二胡に比べて笛子の音は大きいからまぁ大丈夫だろうと思ってたけど、それでも負ける。
自分の音が聞こえないのでは練習にならないので、大きく息を吸い、お腹から精一杯吐き出して高音練習。
そうしてるうちに。
思い切り腹式呼吸でやってたのがよかったのか、「3」「4」「5」が出るようになった。
今までだって音は出てたけど、瞬間的だったり、雑音が混ざってたり、悲鳴みたいな割れた音だったり、それはただの「音」だった。
でも今日は、「音楽的な音」が出ている。しかもロングトーンで。しかもまだ習ってない「6」までも。
サックスが響き渡るスタジオ内で、一人小さくガッツポーズ(笑)

でも喜びはここまで。
暑かったのでエアコンを付け、室内の温度と湿度が変化すると、高音どころか、低音域まで出にくくなってしまった。
吹いても吹いても、低く広がるぼーっとした空気音。とってもハスキー。まるで尺八みたい。
笛膜いじろうかな、どうしようかな、と考えている間にレンタル時間切れ。

次回も高音域出るかな?
どうだろう。
新品の笛子による、「初めまして、どうぞよろしく」のプレゼントだったのかも。



2005/10/09(日)

昨日は、趙寒陽・趙元春父娘 初来日公演に行ってきました。
と言っても、「趙寒陽・趙元春父娘のコンサート」ではなく、関西の某日中友好事業団体が主催する日中友好コンサートに一奏者として出演する、という形だったようです。
事前にあまり宣伝されておらず、会場キャパも300人という小さなホール。
友情出演としてその団体の主催する二胡教室の生徒さんや、地元の合唱団も出演のため、客席はその父兄の方々(つまりあまり二胡に詳しくない)が大勢来られていたようでした。

趙寒陽(Zhao Hanyang)さんは北京の中央音楽院の現役教授で、二胡教育者として名高く、日本でも最近教則DVD(「日本語教材・楽譜」のページ参照)が発売されています。
教室の先生からもらった練習曲のプリント、よく見れば作曲者は「趙寒陽」だった、という人は、とってもとっても多いのではないでしょうか。
(ちなみに03/03/17の日記で書いた練習曲の作曲者も「趙寒陽」・・・。まさか日本でお姿を拝見できようとはこのとき夢にも思ってませんでしたわ^^;)
そんな偉い肩書きの人ですが、実物の趙寒陽さんは元気いっぱいの少年という感じ。
舞台の上を歩くときは胸を張ってはつらつと、演奏するときはそれは楽しそうに伸び伸びと。

趙元春(Zhao Yuanchun)さんは趙寒陽さんのお嬢さんで、現在はまだ中央音楽院の学生さんですが、これまで数々の主要なコンテストで優勝。
本年度の中国全国二胡コンテストでも優勝されたそうです。

で、期待の演奏ですが・・・
私には、演出の意図が分かりませんでした。^^;
趙寒陽さん趙元春さんは、お互いのソロ演奏以外はすべて出ずっぱりでしたが、すべて他の二胡奏者との斉奏。ずっと斉奏。重奏ではなく、壇上に上がった全二胡奏者と一緒に同じメロディを演奏。
例えば『紅蜻蜒』は趙さん父娘を含め4人の二胡奏者+揚琴伴奏の演奏だったのですが、揚琴の伴奏に合わせ、4人の二胡が全員主旋律を演奏。同じメロディを演奏。
せっかくすばらしい奏者を4人も揃えたのだから、二重奏や四重奏アンサンブルで、弦の音がもつれ合い絡み合い、お互いの個性がぶつかり合ったり認め合ったりしながら、美しいハーモニーを作り上げられていくのを、期待していたのですが・・・(^-^;;;;

ソロ演奏は、趙元春さんはピアノ伴奏付きで「桜花縁」「カルメン主題幻想曲」、絶品のテクニックに、演奏が終わると客席からは感動のため息が起こりました。あふれる若いエネルギーが感じられる演奏でした。
趙寒陽さんは揚琴伴奏付きで「一枝花」「空山鳥語」、年輪の感じられる味わい深い演奏でした。
ただ、惜しむべくは、音響スタッフさんが中国音楽にはあまり詳しくなかったのか、二胡よりも揚琴のマイク音量が大き過ぎて、揚琴に二胡の音がかき消されてしまったことがしばしば・・・

全体的な感想を言うなら、せっかくの初来日だったのだからもっと趙寒陽さんと趙元春さんのソロ演奏を聴きたかった、「父娘世紀の共演」と銘打つなら父娘の息のあった「二重奏」(斉奏ではなく)を聴きたかった、です。

*  *  *

都合により明日は更新を休みます。



2005/10/11(火)

笛、笛、と言ってるわりに、笛子勉強会にはまだ2回しか参加していないかな坊です。8月からだし、月1回だけだし。
(いわゆる「笛子教室」には通ってません。私の行ってる「笛子勉強会」は、二胡教室の有志の会ですよん。)

先日、次回の笛子勉強会のお知らせが来たのですが、困ったことに、二胡教室の五線譜セミナーと日時が重なっていました。
笛子勉強会と五線譜セミナー、どちらにも顔を出しているのは私だけだったかしら? 弱ったなぁ。
しかもこれまでのスケジュールを調べてみると、笛子も五線譜も、第四日曜の開催が多い。

8月は五線譜が休会で、9月は笛子が会場の都合で上旬になったから、たまたまうまくいってただけ。
今後、笛子と五線譜は、日程重なってくる可能性非常に高し。
笛子を買ったばかりというのに、私の笛子ライフは早くも暗礁に乗り上げました。 (p_q)えーん



2005/10/12(水)

第○次マンション内騒音問題勃発?!

どこの階のどこの部屋か分からないのだけど、方向的には斜め下からのような気がする。
毎日だいたい夜中0時頃から、ギターの音や笑い声、話し声が響いてくるの。連休からずっと。
どうもベランダのサッシを開けっ放しにしているようで、余計に音がでかい。
おまけに昨日は焼き鳥か焼き肉のにおいまで。(うちのサッシを閉めてても、エアコンの通気口からにおいが入り込んでくるんだよね。)

おかげで私は最近耳栓して就寝。
でも寝返り打つたびに耳の中がざわつくから、熟睡できないの。



2005/10/13(木)

昨日は、会社帰りにレンタルスタジオに寄って、二胡と笛子を2時間練習してきました。

最初は二胡。
個人レッスンで使っているクリアファイルを開く。
いつもは後ろから開くのだけど(今習ってるのは一番後ろに入ってるから)、たまたま最初のページを開けてみると、きゃー、そこにはでかでかとお茶染みが。(10/06日記参照)

いつものG調第四把位練習曲。
相変わらず高音域がでない(怒)
第三把位の四指(4)あたりから音がきしんで、雑音が混ざってくる。
第四把位(5〜高高1)になると全体的にガラガラ音になり、第五把位(高高1以上)になるとこの音は何かの嫌がらせですか?状態。
使い込まれてない二胡は、高音域になるほど出にくくなるものだけど、いつになったら出るようになるのか、お先真っ暗。
先週二胡友のおうちに遊びに行ってそこの二胡を弾かせてもらったのだけど、その二胡は第四把位の音もちゃんときれいに出たんだよね・・・
次の個人レッスンまでまだ日があるけど、前回のレッスンからは一月近く経っている。
このままでは次回のレッスンで先生に、「全然進歩がありませんねぇ」 って言われてしまうわ(汗)

次に笛子。
宿題の、練習曲No.4。(09/12日記参照)
5−5−|6−6−|(中略)|1−1−|(中略)|5−5−|
という、息の吹き替えでオクターブ上げる練習。
最初は「3」以上の音はさっぱり出ず。
1〜5」だけの高音練習を繰り返して息を思い切り吹き込む感覚を掴んでから再度トライすると、
|5−5−|
の息の切り替えもだんだんできるようになってきた。
次回の笛子勉強会は11月下旬だから、それまでにはもうちょっとレベル上げられるかしら。
もっとも私は次の笛子勉強会には(二胡五線譜セミナーと重なったから)出られないのだけど。



2005/10/14(金)

二胡やインターネットは無関係方面の、知り合いがいる。
ある事情で会わないわけにはいかない、義理だけの関係。

最初に会ったとき、何気なく「二胡習ってる」と言ってしまったのが間違いだった。
それ以降、会うとしばしば私に
「kanaさんはそのうち二胡の先生になるんでしょ。将来はいっぱい儲けられるね。」
って。

もちろん私には講師になるような技量は全然ないし、
それをよく自覚してるからそんな気もないし、
それにお金儲け目的で二胡を習っていると思われているのが心外。

最初は聞き流してたけど、
最近は言われるとキレそうになる。
(せめて他の人の前では言うなっちゅーねん。)

他人が習い事をしているというのを聞いて、
「それは将来それでお金を稼ぐため」
と考える人の、その気持ちが私にはわからない。

*  *  *

都合により明日は更新を休みます。



2005/10/16(日)

今日はいいお天気でしたね。
昨日も仕事だったので、起きたら昼過ぎ(汗)
起きて、洗濯して、買い物行って、ちょっと練習して。

二胡MLに、エレクトリック二胡の宣伝が流れてました。
http://www.ybcn.jp/seiko101.htm



2005/10/17(月)

ようやく秋らしくなってきた京の町。
今週末は時代祭です。

今週末は、個人レッスンなんですが。

祭りルートと行列の通過時間を調べておかないと、先生宅にたどり着けないかもしれない(汗)



2005/10/18(火)

今週末は一月ぶりの個人レッスン。
換把練習曲、そろそろ仕上げに入ってなきゃいけないころなんだけど・・・
どうもこう、ぱっとしないというか。
弾いててそれなりに楽しい曲なんだけど、ああ楽しい、終わり。みたいな。
運指も運弓もあやふやなままだし・・・
高音部は音が汚いままだし・・・



2005/10/20(木)

昨日は、会社帰りにレンタルスタジオに寄って、2時間二胡と笛子の練習をしてきました。

最初の1時間は二胡。
いつものG調第四把位練習曲。

もうかなり弾いてると思うんだけど、高音域の雑音に全然変化がないのはなぜ?
第三把位の四指、つまり「4」から上の音は、ぎこぎこ割れ割れののこぎり音。
4」から下の音はきれいに出るから、弾き方が悪いとは思えないんだけど・・・
実は低音域と高音域では、弾き方(弓使いや弦を押える力加減)を変えるものなんだろうか?
でも先日お友達の二胡を弾かせてもらったときは、高音域も普通に出せたんだけどなぁ。。

原因も対処方法もまったく分からない。
弾き方が悪いのか、楽器が悪いのか、それも分からない。
昨日今日二胡を始めたばかりような心理状態。二胡のことが分からない。
全ての自信がなくなっていきそう。(-_-;;

明日の日記に続く。



2005/10/21(金)

昨日の日記の続き。
レンタルスタジオにて。

1時間経ったので、二胡は片付けて、次は笛子練習。
1週間ぶりに笛子を笛袋から出したら、笛膜がたるたるになってる。あらー。
吹いてみたけど、やっぱり音が出ない。(特に低音域)

たるたるを直すため、笛膜の周囲に水をつけて、少し引っ張って・・・少しのつもりが一気に引っ張ってしまって、笛膜のシワが全部取れてしまった。^^;
音は出るけど、これじゃあセロファンテープ貼ってるのと変わんない。
再度水をつけて笛膜を動かしても、周囲はぐちゃぐちゃしわしわになるのに、肝心の膜孔の上はぱつんぱつんに張ってるし。
仕方ない、自分で新しいのに貼り直すか・・・

人生2度目の笛膜貼り。
前回に比べればだいぶマシ。手順もさくさく。
シワの入りもまぁまぁいいし、音も出るし、やるじゃん、自分(^^)
でも、微調整しようと少し膜を引っ張った瞬間、ざっくり破れてしまった(T-T)

そんなつもりはなかったのに、人生3度目の笛膜貼り。
さくさく、プラス、やや投げやり。
初めての膜貼りのときは、あんなにわくわくどきどき大興奮だったのになぁ(^_^;;

で、いつもの笛子練習曲No.4。
1」以上の高音域の息の吹き方がだいぶ分かってきたので、最初から「5」まで音が出せた。
でも、高音域の息の強さが標準になってしまって、今度は低音域が出せない。
7・6・5」を吹いたら、息が強すぎてオクターブ上の「7・6・5」の音も一緒に鳴ってしまう。
以前は息が強く吹けなくて、「7・6・5」を吹いたらオクターブ下の「7・6・5」の音が混ざってしまってたのに。

練習曲No.4、最初から最後まで通しで吹けるようになったし、宿題はひとまず達成。
週に1回1時間だけの自主練習だから、前回の勉強会で宿題に出されてから、5週間もかかってしまった。

次回の笛子勉強会は未定。
11月は欠席者多数で休会になりそう。



2005/10/22(土)

昨日は姜建華さん(二胡)と楊宝元さん(中国琵琶)のコンサートに行って来ました。
金剛能楽堂という能舞台での演奏会です。

金剛能楽堂は烏丸通りを挟んで京都御所の向いにあり、初めて中に入ったのですが、とても風情のある建物でした。
http://www.kongou-net.com/
客席キャパは、補助席も出てほぼ500席。
客席後方は天蓋が付いてました。私は一番後ろの席でしたが、それでも10列目。最後列なのに、ステージからとても近い。
チケットは主に主催の京都新聞社や能楽堂の友の会関係で販売されたらしく、観客の年齢層は高め。若い世代はほとんど見かけませんでした。

能舞台は土足禁止。
だから、姜さんは白足袋、楊さんも靴下履きでの登場でした。
姜さんは、日中融合を意識して着物の反物から仕立てたというチャイナドレス。私はこれまで、腰から下がたっぷりとしたドレス姿でしか拝見したことがなかったので、足下の足袋と合わせて、とてもしっとりとした印象を受けました。
司会は置かず、自分たちのMCですべて進行する、アットホームな雰囲気でコンサートは始まりました。

小さな能楽堂、マイクなしの、生音ライブ。
二人の合奏は、さすが夫婦デュオ、息がぴったり。

姜さんの二胡の演奏は、さまざまなテクニックをこれでもかというほど散りばめた、ゴージャスなものでした。
音色はつやつやしており、なんであんな音が出るのだろうかと不思議です。
特に私は現在、高音部の雑音で悩んでいるので、よけいに姜さんの音色をまぶしく思いました。

楊さんの琵琶ソロは、『十面埋伏』。
長い曲なのでコンサートでは短縮演奏されることが多いというこの曲を、フルバージョンで演奏されました。
フル演奏だと10分くらいかかるからがまんして聞いて下さいとMCで言われたのですが、食い入るように見ていたら(私は琵琶の生演奏が大好き)、あっと言う間に終わってしまったように感じました。

年齢層高めの観客席は、二胡や琵琶の演奏を聴くのは初めてという人が多かったようでした。
『彩雲追月』や『花』では客席から歌声が聞こえ、アンコールでは「日本の曲がいいなぁ」というリクエストの声も客席から上がりました。(びっくりしたわ^^;)

能楽堂での演奏をとても楽しみにしていたという姜さん。
気のせいか京都でのコンサートが多いようですが、京都がお好きなのでしょうか?

終了後は能楽堂中庭の池をながめ、御所の横の道を駅までゆっくり歩きながら帰りました。
いい夜でした。



2005/10/23(日)

昨日は二胡個人レッスン日でした。
レッスン121日目。
5週間ぶり。

まずは先生に、12月の親睦演奏会の案内&申し込みプリントをもらう。
(昨年の親睦演奏会は04/11/14日記参照。)
「演奏曲は何にしますか?」
いや・・・今年はもう練習期間も少ないし・・・
手の具合も悪いし・・・
「じゃあ笛子で出ます?」
何をおっしゃいますやら^^;
「最近は笛しか練習してないんじゃないですか?」
そ、そんなことないですよぉ。
二胡もやってますよぉ(^-^;;

今やってる第四把位換把練習曲。
まずは先生の前で一人で通して弾いてみる。
「だいぶ安定してきましたねぇ。」
そ、そうですか?
この一月の努力を、分かってもらえました?(T-T)
「でも第三把位からの音を、もっと太くしてほしいですねぇ。」
それは・・・私も気にしてるところなんですが・・・(-_-;;

後半は、十六分音符で
「内弦第一→内弦第二→外弦第一→外弦第二」
と移動するフレーズの練習。
早いから左手の運指も大変だけど、接弦をきちっとするのも大変。
特に内弦から外弦に弓を移動させるときは、焦るあまり接弦が強くなって、そこだけきつい音が出てしまう。

次回のレッスンは3週間後。



2005/10/24(月)

先日妹が、「書道教室に行きたい」と言い出した。
そりゃ子供のころにずっとお習字教室に行ってて、子供の部ではかなり上段まで行ってたのは知ってるけど、なんで今ごろまた?
はがきや熨斗書きが上手く書けるようになりたいの? それとも昔の書体のアートみたいなやつがやりたいの?
「ちゃうねん、字が上手くなりたいからとかやなくて、昔みたいに墨すって筆持って、半紙に向かって精神統一したいねん。」
ほえー。
あんた、そんな子供のころから精神統一とかやってたの? おねーちゃんはびっくりだよ。

精神統一かぁ・・・
二胡弾くとき、やってるような、やってないような・・・
弾く直前は一応精神集中はするんだけど、
いざ弾き始めると、「あっ、音はずしたぁ(>_<)」 ってすぐにおろおろ。

ちなみに書道繋がりで、滋賀県にこんな施設もあります。
観峰館 http://www.nihon-shuji.or.jp/kampo/
中国の四合院に倣った造りの書院や、清朝皇帝の離宮「避暑山荘」(世界文化遺産)の 復元展示があるそうですよ。



2005/10/25(火)

このごろは、毎週水曜はスタジオで練習するのが恒例となっている。
スタッフさんともそこそこ顔見知りになり、一番予約が空いてるのは水曜日、という情報をもらったからだ。
明日もスタジオに行くつもりで、いそいそと練習したい楽譜の準備をし、荷物を整え、スタジオに予約の電話を入れると・・・
「明日と明後日はすでに予約が満杯です。」
あちゃー。(/_;)

今週末の五線譜部会の案内メールが来た。
・・・なんか、宿題多くない?(汗)



2005/10/26(水)

今週末は五線譜部会なので、宿題の「Jupiter」(by G.Holst)の練習をそろそろ真剣にやってみる。(09/26日記参照)
けど・・・
五本の線から飛び出た高音の音符(「ソ」以上)が読めない、
五線譜での換把にまだ慣れていない、
」を半音下げなければならないのにそこまで気が回らなくて正しい音程が取れない、
の三重苦。
そんないっぺんに何もかもできんて。^^;



2005/10/27(木)

今日は、お風呂上がり直後に練習したので、手のひらの汗で換把がめちゃくちゃ。

汗が引くのを待てばよかったかな。でも忙しかったし。
めちゃくちゃでもなんでも「とりあえず今日も練習したぞ」という満足感が欲しかっただけ。



2005/10/28(金)

二胡を持って外出するときはセミハードケースをずっと使用していたけど、最近は ソフトケースもよく使っている。
ソフトケースだと二胡も笛子も入るから。

今朝も、会社帰りにスタジオに行くのに、ソフトケースを背負って出勤。
そうしたら、門のところで会った別の部署の人が
「それ、スカッシュ??」
って。
形的にはスカッシュよりラクロスのほうが近いんじゃないかなと思うんだけど。^^;
別の人はクラリネットだと思ったらしい・・・

ちなみに今まで尋ねられたことがあるのは
 ハードケースの時: 三味線、バイオリン
 ソフトケースの時 : パターゴルフ、ゲートボール、アーチェリー
等々。
ソフトケースだと体育会系に見られるのね。

*  *  *

都合により明日は更新を休みます。



2005/10/30(日)

ふぅ。

この週末は、

金曜日:会社帰りにスタジオによって、二胡と笛子の練習。
土曜日:十三堂楽器さんの合奏練習会に参加。
日曜日:教室の五線譜部会練習会。

でした。

結構疲れましたなぁ。


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