秋 田
Akita City


秋田駅前
  東京を夜行列車で発ち、朝、秋田駅頭に立つ。真夏というのに、肌寒い小雨が降っていた。
  そのまま、男鹿半島に遊びに行き、再び秋田に戻ってきて、宿を取ったのが、現在の秋田温泉(旧旭川温泉)であった。郊外の旭川流域にある温泉である。
     本来は、今夜の竿灯を見るために、市街の旅館を探したが、流石に飛び込みでは、空いている旅館は無かった。
秋田温泉
  一風呂を浴びて、食事の後、秋田の街へ、バスで出かけた。当たりは、すっかり薄暗くなっていたが、今回の旅の目標であった竿灯(かんとう)祭が始まっていた。
  最初、お囃子(おはやし)と共に、山車を引いた子供達の後、次々と大きな竿灯が現れた。毎年8月5〜7日に行われる七夕行事である。仙台の七夕と、青森のねぶたと合わせ、東北三大祭りと言われるだけあって、豪壮なものであった。
竿灯祭り
  十数mの竹竿に、9本の横竹を張り、46または48個の高張り提灯をつった重さ60kmほどの竿灯を、バランスを取りながら、手のひら、肩、腰でささえて立て、各町、グループ毎で技を競い、もの凄い熱気に包まれていた。
  1890年ごろ、竿灯と呼ばれる以前は、「眠り流し」と言われ、夏の体のけがれや睡魔を水に流して活力を取り戻そうという習俗から生まれたものとのことであった。
竿灯
  竿灯の形態は、豊年の稲穂の象徴と言われているが、竹飾りと、台額(提灯飾りを沢山付けたもの)と竿の芸の合体したものらしい。文献的には1788年の津村正恭著の「雪の降る道」に紹介されたのが最初とのこと。
  今では、国指定の重要無形民族文化財に指定されている。秋田と言えば、きりたんぽ、しょっつる、そして秋田フキである。これでやる冬の熱燗は何物にも変えられない。
  さらに、秋田といえば、秋田美人である。私の勤めている会社は、秋田から来ている人が多い。女子寮の半数以上は秋田県民と言って良いくらいである。
  古来より秋田美人の典型は、瓜実(うりざね)顔で、鼻筋が通っていて、目が大きく二重瞼で、眉が端で少し垂れた感じで、背が高く、均整が取れていて、肌色が透き通るように白いとの事。ここで、写真で紹介できないのが残念であるが、何となく思い浮かべることができると思う。


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