Cahiers

・スタッフによる雑記帳です。
・不定期更新です。

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遅ればせながら・・前回のクラブ・ジェロ。
2003/11/08

10月26日のクラブ・ジェロは、なんだか盛り上がりました。
ピエモンテ州アスティのダリオ・ラッペリーノさんが来てくれたことと、5月のクラブ・ジェロに参加して頂いたローヌ・ワインのスペシャリスト、ジェームス・ダンスタンさんにも前半来てもらえて、またその日はたまたま外国人のお客様も普段より多く、ちょっと国際的なクラブ・ジェロになりました。シリアスな試飲会で飲むワインよりも楽しい雰囲気の中で飲むワインのほうがやっぱり美味しいですね。
ダリオさん、ジェームスさん、参加して下さった皆さま、本当にありがとうございました。
テーマはソーヴィニヨン・ブラン種とメルロー種を学ぶというもので大好評でした。特にソーヴィニヨンはヨーロッパ系と新大陸系の違いがはっきり感じられ面白かったですね。フランス・ワイン好きのジェームスさんもカリフォルニア産ワインの良さを再認識したとおっしゃっていました。特別出品のナンブロはシナモンの香りが独特なメルローで、パヴィヨン・ブラン1989年は驚異的な生命力とでも言うか・・まだ若さが目立っていました。
品種の違いを学ぶ試飲会は今月23日にも第2回がありますので、皆さまのご参加をお待ちしています。

※ジェームスさんとは、また来年2月に神戸で試飲会を催す計画があります。ジェームスさんが日本の輸入元に紹介しているローヌ、南仏系ワイン40種〜50種ほどの試飲会で、ジェロもお世話になっている今井商店さんとの共同で行います。

クラブ・ジェロ Vol.13
2003/11/08

ご案内が遅れましたが、9日(日曜日)はジェロの試飲会“クラブ・ジェロ”の日です。今回はテーマを決めきれず、ついさっきまで悩んでいました。

今回のテーマは“Best Unknown Part.2”です。聞きなれない葡萄品種を用いたものや地方色の強いワインを集めてみました。
以下、試飲アイテムの一例です。
                 ★ロベール・プラジェオル氏作、モーザック種(ACガイヤック) 
                 ★ロベール・プラジェオル氏作、オンダンク種(ACガイヤック)
                 ★ロベール・プラジェオル氏作、プリュヌラー種(VdTフランセ)
プラジェオル氏はフランス南西部のガイヤックの村に葡萄園を構える醸造家で、古来から伝わる品種と伝統的醸造法の保存に努める、フランスでは最も偉大な醸造家として知られています。
                 ★アンリ・マリオネ氏作、ロモランタン種(VdPジャルダン・ド・ラ・フランス)
ロワール地方トゥーレーヌの有機栽培の先駆者としても有名な醸造家。この超希少品種はフィロキセラ禍以前に植えられた樹齢150年の樹から収穫したもの!
                 ★アンドレア・フランケッティ氏作、ネレッロ・マスカレーゼ種(IGTシチリア)
今回のお宝ワインです。スーパー・トスカーナ“トリノーロ”を生んだフランケッティ氏がシチリアで土地固有品種を用いて2001年に初めて完成させた逸品“パッソピッシャーロ”。当店への割り当て数はわずかでしたが今回特別出品です。

以上、この他にも面白いワインが盛りだくさんです。ちなみに23日(日曜日)の“クラブ・ジェロVol.14”は前回から始まった品種シリーズ第2弾!シャルドネ種とピノ・ノワール種です。 正直言ってかなり面白いですよ〜。日本全国でもこんなアイテムで試飲会するのはジェロくらいでしょう!発泡から甘口までこの2品種が持つ魅力を全部お見せします!乞うご期待!!     

ジェロボアムの珍客
2003/11/03

南京街、元町界隈には細い路地がたくさんあって、たくさんの野良猫たちが暮らしています。
飲食店も多いせいか、猫たちにとってはよい環境なのでしょう。名前までつけられて、すっかり我もの顔に店先に寝そべる猫もいるほどです。
ジェロボアムもそんな路地のひとつに面していますが、最近、子猫が店の中にまでやってきます。
好奇心旺盛な時期らしく、店の看板で遊んだり、店内を散策(?)したり、お向いの飼い猫にちょっかいを出したりとかわいらしさを振りまいています。
この子猫は8月頃生まれで、親猫の名前は誰が決めたか“ぞうきん”、そしてその子供ということで“タオル”と名付けられました。(by Andy)

夕暮れ時、この“タオル”の姿を見るのが、ちょっとした日々の楽しみになっています。
皆さんも“タオル”に会いに来ませんか?

“イル・ド・ボーテ”
2003/10/29

種子島に住む友人にコーナーをもってもらうことになりました。
いつもコーナーのタイトルを考えるのに苦労するのですが、今回は“イル・ド・ボーテ”にしました。これは麗しの島という意味で、南仏のコルシカ島の異名でもあります。僕の友人が住むのは南仏ではなく鹿児島県の種子島なのですが、彼から届く便りや写真は、本土に住む僕にとっていつも新鮮で、彼の島での生活がとても健全に見え、うらやましく思えるのです。(もちろん、島での生活も大変なことが多く、僕が憧れるような理想郷であるはずもないのですが・・。)
このホーム・ページを見て下さっている方にも、“麗しの島”の出来事や風景を御紹介したくて、彼に協力をお願いしました。彼は、自らバロリスタと名乗るほどのバロ−ロ(イタリア・ワイン)好きで、時にはワインのテイスティング・リポートやコラムも書いてくれると思います。このコーナーも不定期更新ですが、みなさんにも楽しみにして頂けたらと思います。
(実は、僕の方の準備不足で、初原稿をもらってアップするまでに2ヶ月近い時差が出来てしまっています。体育祭の話題は9月に頂いたものです。)

クラブ・ジェロ Vol.12
2003/10/24

今週末のご予定はお決まりですか?
特に予定のない方は是非“クラブ・ジェロ”にお越し下さい! 26日(日曜日)の1時から5時まで、ご都合の良い時間にご利用頂けます。
今回のテーマは、“品種を知ろう! メルロー&ソーヴィニヨン・ブラン編”
品種の特徴なんて本を読んでもわかりません。やっぱり飲んでみなきゃ。それぞれの品種が適しているとされる世界中の主な産地から集めた14種類を飲んで、身体でおぼえてもらう試飲会です。
今回の目玉ワインは、お客様からのリクエストもあって・・
ソーヴィニヨンは、ルヴェルディのサンセールと・・あの!パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー! しかも1989年です。これを逃したら飲む機会ないかも!? メルローは、ますます注目のシャトー・デギーユ(コート・ド・カスティヨン/ボルドー)と、スーパー・トスカーナ“ナンブロ1999年”! ナンブロはキャンティの造り手、テヌータ・ディ・ギッツァーノが手掛けたメルローです。
どれも、素晴らしいワインばかりなので、是非、飲みに来てみて下さい。

また、先日お知らせしましたが、ピエモンテのアスティからダリオ・ラッペリーノさんが当日の試飲会に参加してくれますのでお楽しみに!

ル・ビストロ
2003/10/23

テイスティ・ライフでご紹介したお店、“ル・ビストロ”さんの最新情報です!

秋冬の“ル・ビストロ”さんといえば、やはりジビエですが、今年のイチオシをシェフに聞いてみました。
その答えは・・イノシシ!!  11月初旬から本格的なシーズンに入るイノシシは、丹波・篠山のほか、岡山、今治、長野から届くということです。  シェフのお話によると、夏が暑かった年はパサつくことが多く、今年のような冷夏の年は脂がのり美味しいのだそうです。フランスなどのワイン生産地では、今年のような暑い年は偉大なワインが出来るといいますが、植物も動物も同じように気候の影響を大きく受けているんだなぁ・・と思いました。
イノシシは日本国内のものが鮮度もよく美味しいようで、柔らかな背肉や内腿はローストが美味しく、スネ肉やバラ肉は煮込みに適しますが、シェフはスペイン・ワインで煮込むのが美味しいとおっしゃっていました。また、シェフいわく頬肉などはメニューにのることの少ない美味しい部位だそうです。
牛・豚・鶏以外の肉は苦手な方も多いかもしれませんが、“ル・ビストロ”さんのような食材にこだわったお店で是非お試し下さい。新しい味覚に感動するかもしれません。

ワインを合わせるなら・・・
赤身は鉄分の香りがあるので、シラー種やムールヴェードル種等を使用した野趣豊かなワイン。煮込みならば、落ち着いてきたバローロなども良さそうです。

ダリオさん来日!
2003/10/17

8月からジェロボアムでご紹介を始めたバルベーラなどを造っているダリオ・ラッペリーノさんが、今月、来日されます。そして、今月26日(日曜日)のクラブ・ジェロに来て頂くことになりました。
当日は、ダリオさんに色々とお話を伺いながらの試飲もできますので、いつにも増して楽しいイベントになりそうです。
試飲アイテムは、ダリオさんのワインのほか、同一品種をテーマにしてご用意する予定で、白葡萄はソーヴィニヨン・ブラン種、赤はメルロー種です。世界各国の同じ品種のワインをお試し頂けるので、また新しい発見があるかもしれません。
みなさま、お友達を誘って、クラブ・ジェロに是非お越し下さいませ。

12日のクラブ・ジェロ
2003/10/10

12日のクラブ・ジェロ用にご用意したワインの一部をご紹介します。

◆レ・フラール・ルージュ“ゼロ・ド・コンデュイ”2002年(白)¥3,500
有機栽培に徹して酸化防止剤も用いない若き天才醸造家、ジャン・フランソワ・ニック氏が醸したミュスカ。ノン・フィルターで上澄みを瓶詰めしているのですが、はっきり言ってこれは濁り酒!オレンジやバター、個性的な花の香りをもった、やや辛口。
◆アルキエール、フォジェール“レゼルヴ・レ・バスティド”2000年(赤)¥2,800
この地区筆頭の醸造家、ジャン・ミシェル・アルキエール氏が造るトップ・キュヴェ。1ヘクタール当り22ヘクトリットルと超低収量。若いうちはかなり堅いワインなので前日には抜栓しておきます。
◆マ・カル・デムーラ、ラングドック“アンフィドル”1999年 ¥4,900(当日、グラスで500円)
天才肌の息子、オリヴィエ・ジュリアン氏が造る幻のワイン、マ・ジュリアンに負けじと(?)、父親ジャン・ピエール・ジュリアン氏が造りあげた特醸キュヴェが“アンフィドル”。これまた筋骨隆々ワインなので前日抜栓が必須。
◆クロ・マリ、ピク・サン・ループ“キュヴェ・シモン”2000年 ¥6,000(当日、グラスで500円)
これは、まだ現物さえ見たことがありません。輸入をされた業者さんに頼み込んで、試飲分のみ明日届きます。すでに有名なゴービィ、クロ・デ・フェにも増して入手困難な超マボロシ・ワインがクロ・マリ。僕も凄く楽しみな一本です。
◆クロ・デ・フェ、ルーション“ル・クロ・デ・フェ”2001年 ¥7,500(当日、グラスで700円)
前回のクラブ・ジェロでお出ししたクロ・デ・フェの上級キュヴェ。非常にキメが細かく豊かな味わいだった前回のワインは飲んで頂いた方のため息を誘っていましたが、今回のは一体どれほどまでに凄いのか?
ちなみにワイナート誌では96点が与えられ、“南仏のヴァランドロー誕生”と絶賛されていました。

始めの2種類を含む17種類のワインを1000円ですべてお試し頂けます。あとの3種類はエクストラで特別にご用意したワインで単品扱いになります。みなさんのお越しをお待ちしています。

新企画があります。
2003/10/08

ジェロには、国内在庫・海外在庫から入ってきた限定ワインや珍品ワインなどの隠れた在庫があります。1本しかないからとか、高価すぎてとかでご案内しにくいワインたちです。そんなワインを、誰か一人にお譲りするよりも、そんな珍品ならみんなで分ち合える機会を作りたいと思ってきました。 そこで、希望者を募って、そういうワインを開けて飲む会を催したいと考えています。内容は店頭と当ホーム・ページで公開します。場所はジェロでと考えていますが、場合によってはどこかのレストランを借りることもあるかもしれません。

ワインの一例ですが・・
≪入手困難モノ≫マッキオーレのメッソリオ・スクリオなどのイタリア産。マロジャリア、アクセル・ヴァランドローなどのボルドー産。プティ・シベリー、ムンタダなどの南仏ワイン。シン・クァ・ノンなどのカリフォルニアなど・・。
≪手に入るけど高価すぎ≫ラディコン・メルロー、トリノーロなどのイタリア産、オーパス・ワンなどのカリフォルニア産、ボルドーの偉大な2000年。
≪珍品≫憧れの古酒、怪しい(?)古酒など色々。

こんなワインを一人で飲んでニヤリとするのも淋しいし、ここに集まった人たちと明るく飲み干したい!! ・・こんな感じがジェロボアムらしくていいと思っています。1回の企画は先着順で8〜10名様。割り勘で明朗会計がいいですね。また、詳しく内容が決まったらお知らせします。
この企画にご興味のある方、メールで御意見等を聞かせてください。お待ちしています。

10月のクラブ・ジェロ
2003/10/08

今月のクラブ・ジェロ(試飲会)は12日と26日の、第2・第4日曜日です。
12日のテーマは“今こそラングドック!”・・って、ジェロってラングドックばっかり・・という声が聞こえてきますね。でも、気にしません。だってジェロらしい(今のところ)気がするから。しかし、今回は充実してますよ!主要な産地のもののほとんどを揃えています。
26日は、これから毎月、シリーズ化しようと思っている“品種の違いを知ろうよ!”。  ただ、飲むのもいいけど、せっかくだから違いを身体で(?)おぼえよう・・という意図での企画です。今月はメルロー種とソーヴィニヨン・ブラン種。いろんな産地のものを揃える予定ですので、ワインの勉強している方にもためになるはず!! そう、チョットためになる企画をしたくなったのです。
そこで、先月までのコラボ・ジェロ企画も、ちょっと企画の練り直しを考えています。あまりに楽しく飲みすぎて、ちょっと反省しているのです・・。 楽しく飲む企画は、違った形で再開することにさせて頂きたいと思います。

まったく、こんなに試行錯誤しているのがわかりやすい店も珍しいですねぇ。雑記帳を省みてて恥ずかしくなってきます。こんなジェロですが、どうかこれからも、宜しくお願いします。

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