1990年(平成2年)紀州路の鉄道の話題は紀勢線の臨時列車の牽引にEF65(関)が入線した事、 野上電鉄が水間電鉄から車両を購入した件、それに南海高野線にVVVFの2000系が投入されました。
野上電鉄が水間電鉄から購入した車両は、501、503、507、509、552で元南海電鉄の1201形1901形の18m車です、深夜に紀伊阪井−沖野々間の阪井踏切から搬入され、日方、重根、北山、登山口の各駅に留置され改造待をしており、従来からの小型車は廃車されると思われたが、何しろ18m車であるため野鉄の鉄橋などの施設が重量に耐えられない事が判明し、結局使用されず1991年11月に解体されました。
和歌山電車区新在家派出所に常駐しているDE10−1157やDD51の所属が6月より亀山機関区から宮原客車区に変更となり「宮」の札を付けるようになりました。
12月には臨時列車のシュプール号が和歌山駅から信州方面に向け設定され、DCの181系7連が阪和線に入線しました。
春の3月28日、重根駅西の踏切にて、通過するのは12号
水間電鉄から譲渡された旧南海電鉄1201形、日方車庫にて
重根駅でのデ11形同士の交換風景
紀勢線に入線したEF65形電機(関)、海南駅にて
伊太祁曽駅に停車中の古豪1201形、これと同型車が野鉄に水間電鉄から譲渡された
1201形の運転席、コントローラーのノブは取り外せるようになっていました
野鉄23号の運転席、大きな手動式ブレーキハンドルが印象的でした
いきいきサロンきのくにを牽引するDD51 1032 和歌山駅南方にて