4月18日に南海電鉄のダイヤ改正があり、難波−和歌山市間の急行が増発されデータイム(10〜15時)の本数が1時間当たり片道2本から3本に増加、これに伴い難波−和歌山市間の普通列車、加太線、多奈川線も3本に増発されました。
しかしこの増発のため難波−多奈川間の急行「淡路号」は廃止となりました。
国からの補助金が打ち切られ廃線の噂のあった野上電鉄ですが、6月15日定期株主総会が開かれ、会社解散が承諾され1994年3月頃に80年の歴史を閉じる事となり、ファンの野鉄詣が始まりました。
藤並駅にて165系普通和歌山行き、遠く信州から転入して7年が経過、すっかり紀州の顔となりました
藤並駅にて発車を待つ有田鉄道のキハ58003、JR湯浅までの乗り入れは廃止されてしまいました
金屋口で休息中の58003、奥の車庫には樽見鉄道から購入したレールバスが顔を出しています
夜の日方駅で発車を待つ27、車内の白熱灯がわびしさを醸し出します
田圃の中にポツンと建っている北山駅に到着した32号
巽の学校前にある阪井変電所横の緩やかなSカーブを通過する27号
道路と貴志川の間の狭い空間をぬって走る野鉄の線路、昔水害で線路を流失し長期間運休となりました
貴志川沿いの線路を夕日の中進む人気者の24号
夕暮れの逆光の中、貴志川沿いの線路を行く27号
皮肉にも線路脇には使われる事のなかったコンクリート電柱が置かれています。
秋の夕暮れ迫る登山口駅を遠望する、畑の菊の花が秋を象徴しています。