(その3の続き) (非公式側)シリンダ―
@(左右の↑):シリンダー排水弁(シリンダードレンコック) ・・・ 発車時、
運転室の作用テコ(ドレンコックレバー)を操作し、開閉します。前後共、同時に開閉し、ピストンの前後動により交互に排出します。
長く開けているとボイラー蒸気圧が低下しますので、必要最小限にとどめます。 A(中央の↑):蒸気室排水弁 ・・・ OS製コッペルには付いていません。どんな時に排出されるのでしょうか? B(↓):シリンダー安全弁 ・・・ シリンダーの前後に付いています。実機同様、動作するそうです。 これもOS製コッペルには付いていません。どれだけの圧力で作用するのでしょうか? ボイラー安全弁の噴出し圧力+αかな??? 砂 箱
砂箱です。ボイラーの上に配置されています。実機では、ボイラーの上に置くことにより、
砂が熱せられてサラサラ状態になり、
配管(砂まき管)の途中で詰まることなく砂をまくことができ、
そして、ボイラーの真上がゆえに、左右両側に供給できるのだそうです。なるほどと思います。
蒸気機関車は昔の技術の世界ですが、よく考えてあると思います。写真のように砂まき管も作りこんでありますが、
実機同様に砂をまけるのでしょうか? まさかとは思いますが。 蒸気ドームと汽笛
砂箱といい蒸気ドームといい、どうやったらこんな綺麗に3次元曲線に作れるのでしょうか?
それに汽笛。実際に鳴動するのでしょうか? 動 輪
動輪の直径はどれくらいでしょうか? 実機は1400mmです。
縮尺1/8.4ですと、1400/8.4=166.666・・・mmとなります。ロッド類の溝は赤く塗られています。
”走る気満々”のようです!!! よく見ると、前照灯は2灯あります。実機のC56124が2灯だったのでしょうか?。 前照灯
大きい方(主灯)は真ん中に、小さい方(副灯)はその横(非公式側より)に付いています。
中をよく見ると鏡のように綺麗です。夜間、点灯しているところを見たくなります。 C56124を上から見てみました。
テンダーの上には機関士(運転者)が乗りますので、座椅子が搭載されています。 運転室
運転室の屋根の一部は運転し易いよう、取り外し可能になっています。
「97. 5インチゲージ C56124 (その1) (H28.8.28掲載)」の6枚目の写真の右下に写っているものが、
取り外したものかと思われます。 ボイラー安全弁
ボイラー安全弁が朝日にあたって輝いています。いい感じです。
まるでお召列車の牽引機のようです。運転する気をそそられます。ちょっとピンボケですが・・・。 (その5に続きます) |