ライブスチームの運転


100. 5インチゲージ C56124  (その4)  (H28.9.7掲載)

  (その3の続き)

(非公式側)シリンダ―
(非公式側)シリンダ―
@(左右の↑):シリンダー排水弁(シリンダードレンコック) ・・・ 発車時、 運転室の作用テコ(ドレンコックレバー)を操作し、開閉します。前後共、同時に開閉し、ピストンの前後動により交互に排出します。 長く開けているとボイラー蒸気圧が低下しますので、必要最小限にとどめます。
A(中央の↑):蒸気室排水弁 ・・・ OS製コッペルには付いていません。どんな時に排出されるのでしょうか?
B(↓):シリンダー安全弁 ・・・ シリンダーの前後に付いています。実機同様、動作するそうです。 これもOS製コッペルには付いていません。どれだけの圧力で作用するのでしょうか? ボイラー安全弁の噴出し圧力+αかな???


砂 箱
砂箱
砂箱です。ボイラーの上に配置されています。実機では、ボイラーの上に置くことにより、 砂が熱せられてサラサラ状態になり、 配管(砂まき管)の途中で詰まることなく砂をまくことができ、 そして、ボイラーの真上がゆえに、左右両側に供給できるのだそうです。なるほどと思います。 蒸気機関車は昔の技術の世界ですが、よく考えてあると思います。写真のように砂まき管も作りこんでありますが、 実機同様に砂をまけるのでしょうか? まさかとは思いますが。


蒸気ドームと汽笛
蒸気ドームと汽笛
砂箱といい蒸気ドームといい、どうやったらこんな綺麗に3次元曲線に作れるのでしょうか? それに汽笛。実際に鳴動するのでしょうか?


動 輪
動 輪
動輪の直径はどれくらいでしょうか? 実機は1400mmです。 縮尺1/8.4ですと、1400/8.4=166.666・・・mmとなります。ロッド類の溝は赤く塗られています。 ”走る気満々”のようです!!!


全体
よく見ると、前照灯は2灯あります。実機のC56124が2灯だったのでしょうか?。


前照灯
前照灯
大きい方(主灯)は真ん中に、小さい方(副灯)はその横(非公式側より)に付いています。 中をよく見ると鏡のように綺麗です。夜間、点灯しているところを見たくなります。


上から
C56124を上から見てみました。 テンダーの上には機関士(運転者)が乗りますので、座椅子が搭載されています。


運転室
運転室
運転室の屋根の一部は運転し易いよう、取り外し可能になっています。 「97. 5インチゲージ C56124  (その1)  (H28.8.28掲載)」の6枚目の写真の右下に写っているものが、 取り外したものかと思われます。


ボイラー安全弁
ボイラー安全弁

ボイラー安全弁

ボイラー安全弁
ボイラー安全弁が朝日にあたって輝いています。いい感じです。 まるでお召列車の牽引機のようです。運転する気をそそられます。ちょっとピンボケですが・・・。


(その5に続きます)  


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