ライブスチームの運転


1011. OS製 コッペルの修理&全般検査(オーバーホール) (その2)  (R8.6.10掲載)

 (その1の続きです)
令和6年4月28日(日)
 機関車を立てたところで、まず、軸動ポンプを修理します。そのため、機関車の真ん中を後方から前方に伸びている、フロントブレーキロッド(← ←)が支障となるので、外します。


上側のブレーキビームとの接続箇所(前の画像の)を外し、フロントブレーキロッドを手前に倒しました()。


 そして、エキセントリックタンブラー()と軸動ポンプのピストンシャフト()の接続箇所を外しました。画像は外した後で、エキセントリックタンブラー()が、重力でエキセントリックを回転し、垂れ下がっている状態です。


 
 左の画像の内をアップで見たのが、右の画像です。修理のため、ここ()から、このパイプユニオン()を切り離しました。通常時(接続時)は、軸動ポンプから送り出された水は、    の順に通って、フィードバックバルブ/逆止弁に向かいます。


軸動ポンプのグランドナット()をスパナで回して、ゆるめました。


そして、グランドナットと軸動ポンプ本体との隙間()から、圧縮空気を入れてみます。


 コンプレッサーのノズルの先端()をその隙間(前の画像の)に近づけ、中に圧縮空気を入れてみます。何度も入れてみて、3つ前の画像のに指を近づけて、エアーが出てくることを確認しました。これで、軸動ポンプの上側のステンレスボールは弁座に固着していないものと思われます。軸動ポンプから送り出された水の配管を元通りに接続します(3つ前の画像のに、パイプユニオン()を接続する)。


 
 次にドンキーポンプを修理します。左の画像の内をアップで見たのが、右の画像です。水筒の下蓋が3つの六角ネジ(→ ← ←)で留めてあります。ドライバーで締め具合いを確認すると、一つの六角ネジが緩んでいましたので、増し締めしました。


 
 立てた機関車をゆっくりと元に戻しました。そして、修理具合いを確認します。サイドタンク・ボトムタンクの水槽に水を入れます。ドンキーポンプからの水漏れが直ったか確認します。 → 大丈夫です。水は漏れていません。
 次に、フィードバックバルブを全開し、機関車を前後に手で動かし、公式側サイドタンクの水槽に水が戻ってくることを確認します。「ピュ ピュ」とパイプ(左の画像(以前、撮影したもの)の)から水が出てきました。大丈夫そうです。それでは、火を入れて試運転してみます。右の画像はスチームアップ中です。


 ボイラー蒸気圧が上がり、スチームアップが完了しました。機関庫から出庫し、試運転を行います。本線を6周走行しました。
 結果は、軸動ポンプからの給水ができるようになりました。ただ、やや給水量が少ないように感じます。ドンキーポンプについては、走行中・走行後も水漏れはないようです。画像は試運転を終えて、機関庫に戻ってきたところです。ボイラー蒸気圧がまだ充分にありますので、ドンキーポンプの動作をチェックしてみます。グローブバルブをゆっくりと開けていくと、
   ↓
 水ピストンが上下動し、水筒から水が「ピュ ピュ」と外に飛び出てきてしまいます。「う〜〜ん」。水圧がかかると、水が飛び出してきてしまうのです。下蓋の六角ネジを締めただけでは、水圧に耐えられないようです。ボイラーに給水するには、ボイラーの蒸気圧に勝たないと、逆止弁のステンレスボールを押し上げることはできません。よって、水筒も、ボイラーの蒸気圧以上の水圧に耐える必要があるのです。修理不十分です。

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